海外旅行のガイドブックといえば「地球の歩き方」シリーズが定番となっていますが、行く場所によっては「わがまま歩き」など、内容によって良く吟味して購入する様にしています。今度フランス・パリへ行く為のガイドブックを探していたのですが、何やかんや言っても結局は「地球の歩き方」を選んでしまいました。
新品より中古を買う理由
私は旅行ガイドブックを購入する時、必ず“発行日”を確認します。発行日から月日が経っていると、掲載されているレストランやショップ等が既に閉店してしまっているケースも多く、特に店舗の入れ替わりが激しい大都市のガイドブックを購入する際には留意しておくべき点だと思います。
「地球の歩き方」シリーズは、主に1年ごとに改訂版が出されているので、出来れば発行されてから半年以内のものを購入したかったのですが、「パリ&近郊の町」の発行日をダイヤモンド社のHPで確認した所…
なんと5月の末っ!私が旅行へ行くのは来月ですよ…。地球の歩き方は、最新版が出されると途端に前年発行版がおよそ半額で中古市場に出回る為、今買うと1年前の古本を定価で買わされてしまう事になります。かと言って来月の発売日まで待つ事は出来ませんので、どうせ古い情報ならば安い方が良いと思い、仕方なく過去の中古本を探す事にしました。Amazonで購入した中古本の“良い”状態とは?
「地球の歩き方“パリ&近郊の町”」の中古本をAmazonで探していたところ、「2013~2014」の中古本が¥261で売られていました。
しかも送料無料!最近Amazonでは¥2,000以上買わないと別途送料がかかる様になってしまいましたが、書籍に関しては今だに無料になるケースもあるみたいですね。状態は「良い」と表示されていました。「可」の一歩手前という事で過度な期待はしませんでしたが、どの程度のものなのでしょうか?
実際に届いた現物がこちら。一目で“中古”と分かる程、表紙に折り目がついていましたが、大きな汚れなどは無く、清潔感は問題無い様です。
ただ、四隅の角を見てみると、やはり使い込んだ感が否めませんね。表紙の汚れは拭くことが出来ても、こういう所は直しようが無いのでしょう。
でも、折曲がったページを戻す事くらいはして欲しかったな…。今回の販売元は、東京三田にある個人経営に近い様な古本屋でした。ブックオフ等の大手の方が、こういった細かなサービスが行き届いていますね。
加えて、裏表紙に貼られていた商品のラベルは、綺麗に剥がせないタイプのもでした。簡単に剥がせるタイプはコストがかかるのかな…
更に、得体の知れない“毛”が…!これはいただけないですね。
さんざん悪口を言ってしまいましたが、肝心の中身はと言うと、特に大きく折られたページも無く綺麗な状態を保っているので、全くストレスを感じる事無く読む事が出来ます。これをもって“良い”という事なんでしょうね。この内容で送料込み¥261ですから、タダ同然で手に入れたとすればかなりお買い得だと思います。
今回の状態が中古本における“良い”の基準の一つとして、参考になればと思います。
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