オマーン航空は、中東オマーン(UEAの隣国)の首都マスカットを拠点とする航空会社ですが、バンコク・スワンナプーム空港にも就航していて、そこに自社ラウンジを持っています。
今回は、スワンナプーム空港のラウンジ巡りの最後、出発直前の朝に訪れてみましたが、他の航空会社には無い独特のデザインの内装や中東料理のビュッフェがあって、なかなかテンションの上がるラウンジでした!
プライオリティパスで入室
スワンナプーム空港のオマーン航空ラウンジがあるのはコンコースEですが、West SideのコンコースDEFGが交わる交差点からすぐの所にあるので、Eだけでなくどのコンコースへも比較的アクセス良好です。
営業時間は24時間。オマーン航空のファースト・ビジネスクラス利用者や上級会員の他、プライオリティパスの指定ラウンジにもなっているのは有り難い所!
受付を済ませると、Wifiパスワードが書かれたプレートを渡されます。この表示によると、このラウンジにはシャワールームもある様です。
手狭ながらハイセンスなインテリア!
中へ入ってみると、青紫の照明が照らすスタイリッシュな内装のラウンジ。中東らしさは影を潜め、何だか都会的な印象を受けますね。Smooth JazzのBGMも素敵!
黒とグレーを基調としたシックなカラーの家具や、高級感のある置物など、ハイセンスながら独特の雰囲気もあって、なかなか洒落たインテリアです。
窓際には、PCが設置されたカウンター席を配置。この時はまだ朝の6時で外が暗い為、窓にはカーテンが引かれていました。
尚、このラウンジはビュッフェカウンターのあるメインフロアと、その隣にあるソファー中心のリビングスペースの2フロアのみ。利用対象者が少ない為か、小じんまりとしたラウンジです。
中東料理が揃うビュッフェ
続いてビュッフェをチェック!ビュッフェカウンターはメインフロアの一角にありますが、ラウンジスペースの都合もあってか手狭なビュッフェコーナー。
しかし料理はかなり充実していて、「ベジタブル・ラタトゥーユ」や「ベイクド・ビーン」などのホットミールに加え、サンドイッチやチーズ、各種パンも揃っています。
オマーン航空という事で、中東料理のメニューもあって、「フムス」や「タブール」など伝統的なアラビア料理のメゼの他、ちょっと変わった中東のお菓子の姿も。
アラビア料理を中心に少し頂いてみましたが、フムス(白いヒヨコマメのペースト)はなかなか美味!タブール(緑の葉物野菜)はカタール航空の機内食の方が美味しかったですが、まさかバンコクのラウンジで中東料理が食べられるとは!
アラビックコーヒーにポートワインも
一方ドリンクメニューですが、こちらもワインからハードリカー、ビールまで一通り揃っていて、泡はイタリアのプロセッコ「Follador – Prosecco Treviso D.O.C.」、ビールはタイのSinghaやハイネケン等。
また、TAYLOR’Sのポートワインも置かれているのは嬉しい限り!
ソフトドリンクは各種コーヒー紅茶の他、アラビックコーヒーが飲めるのは中東の航空会社ならでは!
こうやってタイに居ながらにして中東の味を楽しめるのは嬉しいですね!この後ビジネスクラスの機内食が待っているので、あまり食べられないのが残念です。これだけ食事が充実しているなら、昨夜の内に訪れておけば良かったなぁと少し後悔…。
空いている時間に是非訪れたい!
なかなかテンションの上がったオマーン航空ラウンジ!利用者はそれほど多くない様ですが、オマーン航空の出発時刻前は混雑が予想されるので、その時間帯は避けた方が無難かもしれません。
と言う訳で、スワンナプーム空港のラウンジ巡りはこれにて終了!次回はタイ国際航空ビジネスクラスで成田へ向かいます!→タイ国際航空A380ビジネスクラス搭乗レポ!シート&フルフラットベッド
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