ファーストクラスラウンジを巡っているドバイ国際空港ですが、一つだけビジネスクラスラウンジにも訪れました。それは何故かと言うと、「モエシャンバー」に行きたかったから!
コンコースBのビジネスラウンジには、シャンパーニュ「モエ・エ・シャンドン」に特化したお洒落なBarがあるという事で、話題になっているのだそう。どの様なBarなのか、早速行ってみたいと思います!
目次
コンコースBのビジネスクラスラウンジ
今回お目当ての「モエシャンバー」があるのは、ドバイ国際空港T3コンコースBのビジネスクラスラウンジ。先日お伝えしたファーストラウンジとは、エレベーターを挟んだ向かい側にあります。
木目調の衝立を超えると、これまた斬新な形をしたレセプション!卵型をした有人改札が一直線に並んでいます。ここでファーストクラスのボーディングパスを提示した所、「君の対象はファーストラウンジの方だよ」と言われて追い返されそうになりましたが、モエシャンバーへ行きたい!と告げた所、難無くOK!
ファーストにも匹敵の広々ラウンジ
ラウンジ内へ入ると、こちらもファースト同様に超広々!拭き抜けの空間に設けられたラウンジは、手元の資料によると広さは930㎡もあって、1500名収容可能なんだとか。
構造もファーストと似ていて、出発階コンコースの上階の回廊がそのままラウンジになっています。内装もソックリで、一見すると見分けがつかない程。
しかし置かれているソファーは、ファーストと比べると若干安目の革張りシートです。ファーストの様に男の尻が4つも入る様なキングサイズのソファーは無く、スタンダードなサイズのものが殆ど。
その他、ビュッフェが食べられる大きなカウンターが至る所にあるのもファーストと一緒!メニューも結構豊富で、本当にここが“ビジネスクラス”ランクのラウンジなのかと疑うほどです。
「Moët & Chandon」シャンパンラウンジへ!
さて、本題のモエシャンバーですが、場所はラウンジ内の奥の方、“MOET”の案内表示に従って進んで行きます。
行ってみると、広いダイニングエリアの一角に設けられた黄金のBarカウンターを発見!金色のバーチェアーもあって、何だかここだけ異様に光っていました!ここが噂のモエシャン・シャンパンラウンジ。
勝手に飲めるのかと思いきや、ここにはバーテンダーがいるのでそれは無理(笑)!希望のシャンパンを告げて、グラスに注いでもらいます。
ここで飲めるモエシャンは、イエロー、ロゼ、ネクター、グランヴィンテージの4種類。これだけモエシャンが一堂に会するのは、世界でも類を見ないのだとか。
とは言え、モエシャンはシャンパンの中でも格安の部類に入る大衆シャンパンなので、イエローのボトルならドンキホーテで4千円弱で売っていますし、この中で一番高級なグランヴィンテージでも6,000円程度で買えます。
まぁ味の飲み比べが出来るのは嬉しいところ!シャンパン好きにはたまらない空間ですね!
おつまみに最適?4つの小鉢
一方、カウンターには4種類の小鉢があって、シャンパンに合わせた肴として選べる様になっています。
イチゴの姿が見えたので全部デザートかと思いきや、私の選んだ2品は全然甘くない野菜の小鉢。白い方はポテトと大根おろし、緑の方はフォアグラが入っています。
どちらもちょっと慣れない味ですが、まぁ酒の肴には良いかなと。
VOSSがいっぱいの「Health hub」
モエシャンバーの他、もう一つ気になったのが“VOSS Health Hub”。VOSSと言えばノルウェー産の高級ミネラルウォーターですが、話によるとこのヘルスハブもモエシャンバーと同じく、2016年のラウンジ大改装によって誕生した新しいスポットなんだとか。
行ってみると、白くて明るい一際目立つ照明の下、これまた流線型のお洒落なカウンターを発見!場所は、ラウンジエントランスの近くにあります。
奥の棚にはVOSSのボトルがズラリ!カウンターにはヘルシーな食材で作られたサラダやサンドイッチが並べられています。
VOSSはガス入りとノンガスの2種類。ここには係員が居ないので、好きなだけ持って行って飲む事も可能(笑)。でもこのVOSSのボトルは重量のある瓶で出来ているので、何本も掻っ攫って行く人間はあまり居ないのではないかと。
健康食材のサラダ、ドリンクも多数
一方、カウンターにはパルミット(ヤシの芯を使った食材)やレンズマメなど、ベジタリアン、ビーガンに向けたサラダやサンドイッチが沢山、また野菜は果物を使ったナチュラルドリンクも多数あります。
この“リンゴとセロリのジュース”を試してみましたが、緑野菜の味が引き立つもセロリの嫌な臭みは一切なく、なかなか飲み易い健康ドリンクです!セロリ嫌いの私でもゴクゴク飲めるのは凄い事!なるほど、確かにこのヘルス・ハブは健康的な食品ばかり。毎日こういう所で食事が取れれば良いですけどね~。
ファーストに見劣りしない上質なラウンジ!
と言う訳で、モエシャンバーを目当てに訪れたエミレーツ航空ビジネスクラスラウンジですが、ほんと世界広しと言えど、こんな充実したビジネスクラスラウンジが他にあるだろうかと、ただただ感心するばかり!
ビュッフェで食事をした後、モエシャンバーでシャンパングラスを傾け、最後にヘルスハブで体をリセットする、そんな理想的な使い方が出来るのも魅力だと思います。
超充実のビジネスクラスラウンジ、機会のある方は是非!比較対象として、ドバイ国際空港のファーストクラスラウンジについては、以下の記事をご覧下さい。
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