今回は“修行”という事で、先ずは定番の沖縄・那覇へJALのファーストクラスで向かいます!数年振りに乗るJAL国内線ファーストクラスですが、距離の長い沖縄線はコスパ最高!シートやサービス、機内食など、以前からの変更点も含めて詳しくレポートしていきたいと思います。
※この記事は2019年当時のもので、リニューアルされる前のファーストクラスシートをレポートしています。
目次
更新されたB777のファーストクラスシート
今回搭乗するのは、羽田14:45発の沖縄・那覇行き。言わずもがな、国内線ファーストクラス就航路線の中で最長の区間です。沖縄線で乗るのは自身数年ぶりのファーストクラスなので、ちょっと胸が高鳴ります!
ファーストクラスは2-2-2シート配列の計14席レイアウト。このファーストクラスが付いている機材は2種類(B777-200及びB767)ありますが、現在のところ沖縄線は全てB777-200となっています。
真っ白な革張りシート。2007年に導入されてから早10年以上が経ちますが、シートが更新されているのか真新しささえ感じます。2014年になって、センターパーティションが大型化された新型ファーストクラスシートがB767に導入されましたが、それに伴ってこのB777のシートも新型仕様へ交換されたのでしょう。
ただこのセンターパーティション、大型化されたとは言え、それでもまだまだ中途半端なサイズ…。椅子に深く腰掛けると、隣の席の人と簡単に目が合ってしまうほどの低さです。
かと言って仲間同士で座るには高すぎるし、他人同士だと低すぎる…。“帯に短し襷に長し”とはこういう事!
手動のシートコントローラーとテーブル
座席周りの設備については、基本的には以前と変わらず。テーブルは艶のある木目調のデザインで安定感もまずまずですが、奥行きがかなり狭いので、あまり使いやすいサイズじゃないです。
その他、シートコントローラーが手動である点も以前と変わりなし。中のバネが緩んでいるせいか、レッグレストのボタンを押しても何も反応せず、毎回ボタンを押しながら手を使って跳ね上げないといけないのは不便…。国際線の様に、そろそろ電動式してもらいたいと願うばかり。
ビジネスクラスと同じアメニティ
アメニティですが、ノイズキャンセリングヘッドフォンとスリッパは国際線ビジネスクラスと全く同じものが採用されています。このスリッパに付いている靴べらは旅先で重宝するので、必ずGetしておきたいところ!
モバイルバッテリーがあるのも、ファーストクラスならでは。でも恐らく次回のシート更新時には、座席のコンセントに取って代わるのではないかと思います。
ラウンジと同じ匂いのするおしぼりを貰ってサービス開始!この時、CA各位が自らのネームプレートを見せながら丁寧に挨拶しに来てくれます。国際線ビジネスクラスよりも丁寧な挨拶、流石はファーストですね!
機内食&ドリンクメニュー
さて、今回の機内食メニューは以下のとおり。JAL国内線ファーストの機内食は月替わりで全国各地のご当地料理や有名店とのコラボメニューが提供されていて、羽田発・着および朝・昼・夕で異なるメニューになっています。
【前菜】
カリフラワームース
生ハムとパストラミダックのサラダ仕立て
ベーコンポテトサラダ 蟹
【メイン】
フライドポーク スイートチリソース
チャイニーズ春雨炒め
プチパン・デザート
機内食メニューはJALのHPに詳細が載っているので、事前に予習が可能。ランチやディナーは比較的豪華な食事が提供されますが、稀に洋食メニューで超貧弱な軽食(朝食は特に多い)になる事も…。
アルコールはシャンパンに赤白ワイン、日本酒、焼酎が1種類ずつに加え、4種類のビールと角ハイボール。
焼酎は言わずもがな、不動の人気酒「森伊蔵」。定価の数倍で取引されているプレミアム酒なだけに、これを目当てに乗る人も多い様で、毎回いろんな席から森伊蔵の注文が聞こえてきます!
ほんと、いつ飲んでも美味しい森伊蔵!JALでは国際線の機内販売でたまに定価で買う事が出来ます(詳しくはこちら→JALの機内販売でGetした「森伊蔵」を開封して飲んでみた!)
その他、シャンパンやワインなど各々の味はまた別の記事でご紹介したいと思います。
機内食は洋食、パンが美味しい!
そして今回の機内食がコチラ!国際線の様にコースで出てくるのではなく、全てのメニューがトレーに乗せられて運ばれてきます。今回の洋食は、前菜とメイン、パンに洋菓子のラインナップ。
見た目の豪華さにはやや欠けますが、味の方はなかなかGood!特にこの前菜の生ハムとパストラミダックが風味豊かで美味しく、また付け合わせのポテトも美味!
メインの「フライドポーク スイートチリソース」も味は悪くないですが、ちょっとニンニクがきき過ぎかなと…。ポークの固さも気になるところ。
そんな中、こちらの「プチパン」がとても美味!外はカリッと中は弾力性のある生地で、程よい甘みと塩加減。
こんな美味しいパン、国際線ビジネスクラスでもなかなか出てきませんよ!空港ラウンジ等でも、いつもこのくらい美味しいパンを出してくれたら文句無いですけどね~。
コスパ最高!沖縄線のファーストクラス
と言う訳で久々に乗ったJAL国内線のファーストクラスですが、いつもは長い3時間のフライトがあっという間!数万円~数十万円もする国際線ビジネスクラスと比べても、+8000円でこれだけのサービスを受けられるのは大変貴重です!
特に今回の様な所要時間の長い沖縄線では、CA各位のサービスにも余裕が感じられます。食事時間が10分しか無い大阪・伊丹線だと、殺気立ってまるで戦場の様…。そういう点でも、沖縄線のファーストクラスはコスパ最高です!
今回の修行では、あと数回このファーストクラスに搭乗するので、また色々とレポートしていきたいと思います!詳しくはコチラ→JAL国内線ファーストクラス
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