パリからロンドンへのフライトは、再びエールフランスのビジネスクラス!A320のシートや機内食をレポートしていきたいと思います。
今回は18時発の便という事で豪華なディナーを期待しましたが、まさかの軽食…。でも美味しいパンや極上のスイーツは健在です!
上級会員よりも最優先で搭乗
今回の搭乗ゲートは、CDG空港ターミナル2EのK33。ロンドンまでは僅か1時間のショートフライトですが、シェンゲン国外という事もあってか長距離路線と同じターミナルからの出発となっています。
搭乗レーンがZONE 1からZONE 5まであるのも、長距離路線のターミナルならでは。実際に今回の搭乗では、これら全てのレーンが使用される事は無かったです。
ビジネスクラスおよびスカイチームの上級会員は、最優先のZONE 1。しかし何故か搭乗開始の時刻になって突然ビジネスクラスの客だけお呼びがかかり、上級会員に先立って搭乗開始となりました!
ビジネスの客が上級会員よりも優先されるなんて、スターアライアンスとは大違い!お陰で先頭を切っての搭乗となりました!まだ誰も居ないボーディングブリッジを渡るのは、これが初めてかも?
A320のシートMAP
さて、今回のロンドン行きの機材はA320。これまでに搭乗したA318よりも若干胴長で、収容人数が増えています。
シート配列は3+3と変わりませんが、これまでとは異なる革張り仕様。まだ導入されて間も無いのか、シートも肘掛もピカピカです!
ビジネスクラスは前3列。エコノミーとの間はパーティションがあって、上空へ行くとカーテンが引かれます。
ヘッドカバーも革張り仕様!でもこれ、布製じゃないと返って洗濯が大変になるんじゃないかと…。まさか使い回しだったり…?
シート幅、ピッチ、座席周りの設備
シート幅はかなり余裕があって、肘掛け間が47cm程。ボーイングじゃなかなか実現できないサイズです。
しかし前後のシートピッチはかなり狭く、普通に座っても膝周りに余裕が殆どありません。それこそJALの国内線エコノミーより狭いかも…。
一方で、座席周りの設備はなかなかの充実振り!大型のテーブルにカップホルダー付き。また肘掛にはUSB電源が付いていますが、エコノミーの方にも付いているかは不明です。
丁寧なサービスは然り!
毎回、気持ちの良いサービスをしてくれるエールフランスですが、親切丁寧なサービスは今回も然り!CAは皆笑顔でフレンドリーで、気さくに対応してくれます。
搭乗して暫くすると、お絞りと水のサービス。お絞りはティッシュの様なものではなく、丈夫な布製です。
尚、今回はロンドン行きという事でイギリスの入国カードが手渡されます。書くのに意外と時間がかかるので、貰ったらすぐに書いておくのがベター!ホテルの住所を書く欄があるので、予め調べておくのが良いと思います。
機内食はまさかの“軽食”
さてさて、今回も1時間余りしか無いフライトの為、ベルトサインが消えると即座にサービス開始!ドリンク、機内食、パンが同時にサーブされます。
機内食メニューはコチラ。メニューカードは手渡される事は無く、機内食のプレートに乗っています。今回もコールドプレートとデザートの2種類。
今回のフライトは18:05発という事でディナーが出るかと思いきや、まさかの軽食…。CDG空港ラウンジのディナータイムが19時~なので、もしかすると機内食も19時以前発はAfternoon Snackになってしまうのかも…?
この中で一番のメイン料理は、レモン風味のチキン?ブラックキヌア入り、及び地中海風野菜ケーキ。ちょっと意味の分からない料理名ですが、食べてみると味の方も何が言いたいのか分からない味…。舌触りは良く、上品で質の高い料理である事は分かりますが、もうちょっと白黒ハッキリさせて欲しいと思うところ。
パンとスイーツの美味しさは健在!
ただ、バスケットから選べるパンは美味!パンプキンパンとクルミパン、どちらも香ばしくて風味豊かです。こんな時に限ってバターが無いのはどうかと思いますが、バターが無くても十分美味しいのでまぁ良いかと。
そしてお決まりのデザートですが、これがムチャクチャ美味い!左はピーナッツと塩キャラメル、右は濃厚なチョコレート風味のケーキ。どちらも口に入れると、様々な風味が次々にやってきます。
こんな一口サイズの小さなスイーツの中にこれほど大きな世界が広がっているなんて、本当に感動!
流石はパリ発のエールフランス!スイーツだけはいつ乗っても抜かりはありませんね。極上のスイーツが食べられるだけでも、乗る価値はあるというものです。
と言う訳で、パリ~ロンドンのエールフランス ビジネスクラスの模様をお伝えしました!これまでに搭乗した他の路線については、「エールフランス航空ビジネスクラス」をご覧下さい。
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