オーストリア航空ビジネスクラス搭乗レポ!B777 シート&アメニティ/ウィーン~成田

ウィーン国際空港から成田までのフライトは、オーストリア航空のビジネスクラス!一時期、日本発着路線が運休となってしまったオーストリア航空ですが、2018年5月15日より夏ダイヤに限って復活しました!

そんな悲願の運行再開を果たしたオーストリア航空がどの様なサービスなのか、体験してきましたのでお伝えしたいと思います。

プライオリティ専用の待合席

ウィーン国際空港ゲート

今回のフライトは、ウィーン17:45発の成田行きOS051便。出発ゲートはG01、運良くラウンジから一番近いゲートで助かりました!

オーストリア航空の日本人

待合室を見た所、乗客の9割は日本人。何年も前に搭乗した時にも感じましたが、ほんとオーストリア航空は日本人多いですよね。特に団体のツアー客が多く、この時も添乗員らしき人を何人も見かけました。

ウィーン国際空港優先搭乗

ゲート手前の座席周りにはパーティションが引かれていて、SenatorおよびBusiness用のプライオリティ席になっています。

この様に、待合室の段階から区別するやり方は最近色々な国の空港で見かける様になりましたが、一般の席が少ないのか座れない人が沢山いたので、何だか申し訳ない気持ち…。

B777-200erビジネスクラスシート

オーストリア航空B777-200

出発の30分前に搭乗開始!今回の機材はB777-200er、JAL等では国内線に使用されている機材ですが、オーストリア航空の中では最大の機材となります。

オーストリア航空B777-200erシートマップ

シートマップはコチラ。変則的スタッガード仕様で、マレーシア航空のビジネスクラスと似ていますね。

オーストリア航空ビジネスクラス

ビジネスクラスは38席、元々は48席あったビジネスクラスですが、その内10席分がプレミアムエコノミーに改良されました。黒と赤のコントラストが特徴的なシートは、オーストリア航空のシンボルカラーでもありますよね。

僅か6席のキングシート!

3Aの席/オーストリア航空ビジネスクラス

私が指定した席がコチラ!窓側3Aの席、シートの両側にサイドテーブルを備える、通称“玉座”です。マレーシア航空の時もそうでしたが、この仕様の席はビジネスクラス全体でも6席しか無く、なかなか競合が激しい席となっています。

座席の占有面積/オーストリア航空ビジネスクラス

何と言っても、占有面積が広いのが良いですね!前の座席とのパーティションの高さがやや低く、個室感という観点ではマレーシア航空に軍配が上がります。(参考マレーシア航空A330ビジネスクラス搭乗記!成田~KL

2人掛けシート/オーストリア航空ビジネスクラス

因みに、私の前後の席はこの様な2人掛けシート。私の席と比べて、一人分の面積がそのまま半分になってしまいます。家族やカップルでの搭乗なら構いませんが、流石に他人同士では乗りたくない…。

大型のサイドテーブル/シート周りの設備

サイドテーブル/オーストリア航空ビジネスクラス

続いて、座席周りの設備を見てみましょう!この大型のサイドテーブルは本当に使い易く、スマホやカメラをちょっと置いたりするのに便利ですし、機内食の時にスプーンやフォーク、グラスをちょっと置きたい時にも重宝します。

シートコントローラー/オーストリア航空ビジネスクラス

ただ、このシートコントローラーがタッチパネル式で、意図しない時にすぐ触れてしまう位置にあるので、ふとした時に突然シートが動いてびっくりします。

読書灯とコンセント/オーストリア航空ビジネスクラス

右側のテーブルには読書灯にコンセント、およびUSB電源。スマホ等を立てかけておけるホルダーがついているのは便利!

シートポケット/オーストリア航空ビジネスクラス

シートポケットは両サイドに計2つ。ヘッドフォンとアメニティが最初から入っていました。

ノイズキャンセリングヘッドフォン/オーストリア航空ビジネスクラス

ヘッドフォンはノイズキャンセリング機能つき。交換用のイヤーパッドが付いているのは有り難いところ。

足元の収納/オーストリア航空ビジネスクラス

足元にも収納はありますが、靴を入れられるかと思ったら浅くて全然入らなかった…。

アメニティはオーストリアのメーカー

アメニティのケース/オーストリア航空ビジネスクラス

アメニティは、グレーのソフトケース。なかなか使い易いサイズなんじゃないかと。生地も分厚く、しっかりと縫い込んであるので、使いこんでも早々にへたれる事は無いと思います。

アメニティの中身/オーストリア航空ビジネスクラス

中身はアイマスク、ソックス、耳栓、歯ブラシ、リップクリーム、フェイスクリームの6点。アイマスクがケースと同じ素材で作られているので、とても丈夫でGood!

2種類のクリームは「Siin EDITION EDEL WEISS」というオーストリアの化粧品メーカーです。

スリッパ/オーストリア航空ビジネスクラス

スリッパは日本語のロゴが入ったキャリングケース付。スリッパ自体も厚底で良いですが、靴べらは付いていません。

くつべら/オーストリア航空ビジネスクラス

革靴などを狭い機内で脱ぎ着する時に、これがあるととても便利なんですけどね。JALやANAのビジネスクラスには必ずこの靴べらが付いているので、その点は評価に値します。

ちょっと珍しい?ウェルカムドリンク

ウェルカムドリンク/オーストリア航空ビジネスクラス

さて、出発直前になってウェルカムドリンクが提供されましたが、選べるアルコールは2種類。一つは普通のスパークリングワインで、もう一つはこちらの青いドリンク。きっちり名前は聞き取れませんでしたが、これはオーストリアオリジナルのスパークリングワインなんだとか。

飲んでみると、ブルーハワイに似ていなくも無い味ですが、甘み・苦味ともにどっちつかずの味…、これなら普通のスパークリングの方が美味しいかも?

新聞のサービス/オーストリア航空ビジネスクラス

尚、新聞のサービスは英語とドイツ語の新聞のみで、日本語の新聞は無いのだそう。まぁウィーン発なので仕方ない部分もありますが、他のエアラインではデータからプリントアウトされたものを配布している所もありますし、これはちょっとマイナス点かなと…。

メニューの配布/オーストリア航空ビジネスクラス

と言う訳で、オーストリア航空ビジネスクラス、次回は機内食をレポートします!→機内食レポ!オーストリア航空ビジネスクラスVIE~NRT/味は良くも悪くもウィーン風?

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