コスパ最高!JAL Sky-Suiteの【格安】ビジネスクラス(成田~ハノイ搭乗記)

今回搭乗したハノイ行きJALビジネスクラスは、B787-8のSky-Suiteでした!この機材はヨーロッパ等の長距離路線に宛がわれる事が多いのですが、現在はベトナム・ハノイ線にも就航しており、個室感の高いプライベートな空間は快適そのもの!

格安パックにも関わらず、快適な移動となった今回のフライト。そんな東南アジア行き格安ビジネスクラスの模様と、長距離路線やエコノミークラスとの違いについて、見ていこうと思います。

ハノイ行きJL751便Sky-Suite 787

JAL成田発ハノイ行き

今回のベトナム・ハノイ行きビジネスクラスは、先日お伝えした通りJALダイナミックパッケージのセールを利用しました。沖縄発4泊で実質114,000円という破格の安さ!詳しくは「ハノイ行きビジネスクラスが激安!JALダイナミックPのキャンペーン」の記事でご紹介しています。※セール価格は開催年によって異なります。

JALスカイスイート787ビジネスクラス

現在、ハノイ行きに就航しているのはB787-8ですが、9月に搭乗したバンコク行きとは違い、長距離路線でも使用されるSky-SuiteⅠです(参考→JALビジネスクラスNRT~BKKシェルフラットネオ搭乗記!

Ⅰ~Ⅲまで3種類あるJALビジネスクラスのSky-Suiteですが、その内初代のⅠはJAL随一の占有面積を誇る快適シート!特に窓側の席は、ファーストクラスをも上回る程の個室感があって、絶大な人気を博していますよね。

jal-businessclass-skysuite1窓側

今回はおよそ2ヶ月前の予約でしたが、運良く窓側の席が空いていました!ほぼ完璧な程の個室感と広い占有面積で、快適性は文句ナシ!シートは包み込む様なフォルムではないものの、クッション性が良く長時間座っても疲れ難いです。

長距離路線との違い

快適なSky-SuiteⅠですが、これまでにパリ等の長距離路線で乗った時とは、サービスの面で異なる点が幾つかありました。

JALのSky-Suiteのベッドポジション

先ず、マットレス「エアウィーヴ」が無い事。専用の枕も無く、エコノミークラスでも配布されるクッションがあるのみです。シートだけだと、寝そべった時に座面と背もたれの境目の段差が気になる事もあり、出来れば全路線で提供してもらいたいところ。

JALビジネスクラス東南アジアのアメニティ

また、バンコク行きの記事でもお伝えしたとおり、アメニティグッズは巾着袋の簡易的なもの。ノイズキャンセリングヘッドフォンやスリッパは遜色無いですが、これだけを見ても長距離路線とのサービスの違いは大きいですよね。

jal-businessclassの靴べら

因みに、私が重宝しているのはスリッパに付属しているこの靴べら。コンパクトですが使いやすく、また丈夫で何度使っても割れたりしないので、色々な所へ持ち出して使っています。このコンパクトな靴べらは、国内線ファーストクラスでも手に入るので、搭乗の機会のある方は要チェック!

jal-businessclass機内食のメニュー

その他、機内食の選択肢の少なさもバンコク線と同じ。まぁフライト時間が短いので別に構わないのですが、せめてシャンパンの銘柄くらい差別しないで欲しいですよね…。機内食レポートは次の記事でご紹介します。

意外と混雑したエコノミークラス

さて、意外だったのは搭乗率。今回の様に格安パック料金が出回る時期は、閑散期で搭乗率も低くなるものですが、今回のフライトではクラス別によってその率に差がありました。

jal-businessclass搭乗率

先ずは私の乗ったビジネスクラス。当然ながらガラガラで、埋席率は3~4割ほど。運悪く、私の隣は人が来てしまいましたが、特に後方は殆ど窓側にしか人が入っていない状況でした。

jal-プレミアムエコノミーの搭乗率

続いてプレミアムエコノミー、こちらも席は半分以上で空いている模様。JALはANAの様に上級会員に無料開放したりしないので、プレエコは大概空いている事が多い様です。

jal-エコノミークラスの搭乗率

しかし意外だったのは、エコノミークラスの搭乗率。ざっと数えたところ、およそ8割5分の座席が埋まっていました。やはり88席しか無い787-8では、少ない人数でも空席が少なくなるのは致し方ないのかもしれませんね。

B787のエコノミークラスは48cmの広々シートとは言え、満席の可能性が高いのはちょっと懸念材料です。

エコノミーとビジネスの差額は僅か!

今回、4泊のホテル込みで実質114,000円だったハノイ行きビジネスクラス。仮に、ここからホテル代と羽田⇔那覇の往復分を差し引くと、成田⇔ハノイのビジネスクラス運賃は実質80,000円くらいでしょうか。

成田⇔ハノイのエコノミークラスを最安値のSever Sで購入すると、およそ55,000円(サーチャージZone Aの場合)ですから、片道およそ12,500円程でビジネスクラスにUP出来た事になりますね。

jal-businessclass-skysuite1

上記の通り、満席に近いエコノミークラスとガラ空きのビジネスクラスとでは、快適性は天と地の差!秋~冬の閑散期、ベトナム・ハノイへ行くならコスパ最高のSky-Suiteビジネスクラスがおススメです!次回は機内食レポートをお伝えします→山田チカラシェフ監修JALビジネスクラス機内食の味は?2017年秋の洋食メニュー

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