サクララウンジに続き、成田空港ではアメリカン航空のラウンジ「ADMIRALS Club」に潜入しました。今回搭乗するのはマレーシア航空ですが、ワンワールド・サファイアのステータスがあれば入る事が出来ます。
日本人でごったがえすサクララウンジとは違い、便数が限られているアメリカン航空のラウンジは利用客も限定的。且つ広くて明るい空間と所々にある和のテイストが心を和ませ、快適に過ごす事が出来るのでGood!食事は少なめですが、ゆったり寛ぐには最適のラウンジです。
※このラウンジは2020年3月をもって閉鎖となりました。
場所がちょっと分かり難い…
成田空港第2ターミナルにあるアメリカン航空。サクララウンジ等と比べると、その場所がちょっと分かり難いです。
館内MAPを見ると、アメリカン航空ラウンジは「M5」。出国審査を出た所(3F)から一つ下の階へ降りる必要があります。
しかしこの下の階へ降りるエスカレーターの場所がちょっと分かり難い…。場所としては出国審査場を背にして斜め左前に進むとあるのですが、少し隔離された奥まった所にあるので、パッと見通り過ぎてしまいそうになります。
エスカレーターを降りると、目の前がラウンジ入口。隣にはチャイナエアラインのラウンジもありますが、そちらはスカイチームなので入れず今回はパス。尚、このアメリカン航空ラウンジはJAL指定のラウンジでもあります。営業時間は朝7時半から夜9時まで。
開放感と和のテイスト
ラウンジ内は、自然光が射す明るい造り。ソファー式の席が主ですが、ダイニングやPCデスクもあります。
各フロアを隔てているのは木のパーティション。完全な“壁”にしない事で、窓からの自然光がラウンジ奥にまで入りこむ様な造りになっています。館内の照明は少なめですが、人工的ではなく自然に明るくてGood!
そして、このパーティションには“和”を感じる絵画がズラリ!江戸の街をテーマにしたものが多い様ですが、こんな日本画は我々日本人でも普段滅多に見る機会は無いですよね。
大きな屏風も飾られています。アメリカン航空のラウンジなのに、サクララウンジよりも日本らしさを感じる、なんとも不思議なラウンジです。
ラウンジ奥のリビングスペース
ラウンジの奥へ行くと、パーティションの無い広い空間があります。天井が高く窓が大きいので開放感は抜群!
このエリアは特にゆったりと座れるソファー席が多く、足を延ばしてリラックスできるシートもあります。
窓際の席は、コンセント完備。この上無い開放感ですが、直射日光がバンバン入ってくるので真夏は不人気かも…?サクララウンジと比べると人も少ないですし、なかなかゆっくり出来る空間だと思います。
尚、新聞・雑誌は殆どが英語版です。
食事は少なめ
続いて食事のメニューを少し見てみましょう。ビュッフェコーナーはダイニングの一角にありますが、規模は小さめな印象。
JAL指定のラウンジという事もあって、サクララウンジで出される食事も用意されているとの情報を得ていたのですが、ビーフカレーなど主力メニューは確認できず…。
でもサラダは確かにサクララウンジと同じ野菜が並んでいました。明太子もあります。
アルコールはワインが主。しかしその中に混じって日本酒もありました。銘柄は成田の地酒「長命泉」。
ビールはキリン一番絞り。どうせなら、アメリカらしくバドワイザーか何かを置いてもらえると嬉しいのですが。
静かに過ごすには最適かも
JAL指定ともなっているアメリカン航空ラウンジADMIRALS Club。アメリカンな感じとは程遠く、日本よりも“和”を感じる落ち着いた雰囲気のステキなラウンジでした。少し分かり難い所にある事も、人が少なくゆったり過ごせる要因の一つになっているのかもしれませんね。
食事が少ないので、ガッツリ朝食を食べたい人には不向きですが、開放感抜群の明るいラウンジでゆったりと過ごしたい人にはおススメです。
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