バンコクのタクシーはメーターで走らない!ボラれない為の交渉術は?

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世界で2番目に安いとされるタイ・バンコクのタクシー。メーターで走れば最高の移動手段となるのですが、なかなかそうはいかないのが東南アジアのタクシー事情。特にバンコクでは、他のアジア諸国に比べてもメーターで走ってくれる率が低い様に思えます。

そんなバンコクのタクシー事情と、お得な値段交渉の方法などについて見ていきたいと思います。

メータータクシーなのに交渉制!

タクシーと言えば、走行距離に応じて料金を支払うメーター制。これは万国共通のはずですが、物価の安い東南アジアを中心にメーターを作動させずに高額な料金をふっかけてくるボッタクリタクシーが横行していますよね。

bangkok-taxi-TAXI-METER

タイ・バンコクでは“基本的にメータータクシーのみ”というガイドブックの記載を信じて安心しきっていたのですが、それが甘かった!確かに街中を走る流しのタクシーは全て“TAXI-METER”と書かれていて、あたかも必ずやメーターで走るかの様な表示がされているのですが、実際にメーターで走るのは少数派…。

バンコク交渉制タクシー

特に「ワット・ポー」など主要な観光地へ向かう場合は、ほぼ100%メーターを使ってくれません。メーターがあっても、観光地の名前を聞いた瞬間そのスイッチを切って○○○と値段を提示されてしまいます。

今回のバンコク旅行では、合計で何十台ものタクシーと交渉しましたが、観光地名を言ってメーターで走った回数はゼロ!これじゃぁ何の為のメータータクシーか分かりませんよね。

 “歩み寄り”を前提に交渉する

メーターで走ってくれないとなると、値段交渉をするしかありません。値段交渉の場合は、歩み寄りを前提に交渉を進めていくのが基本。

スワンナプーム空港からタクシー

例えば私の体験した一例を言うと、スワンナプーム国際空港から市内のホテルへ向かう際に利用したタクシーでは、初めに500バーツを提示されました。それでは高すぎるので300バーツを提示すると、その間の400を提示されて最終合意。

スワンナプーム空港の交渉制タクシー

一方、日本へ帰る際にBTSのNana駅前からスワンナプーム国際空港へ向かう時に交渉したタクシーでは、同じ様に初めは空港まで500バーツを提示されたので、来る時と同じ400を提示すると、その間の450で合意となりました。この時は少し急いでいたのでこれで折れましたが、もし私が来る時と同じく300を提示していたら400バーツで空港まで行く事が出来たと思います。

最小単位は50バーツ

この様に、値段交渉では初めから希望額を言わず、それよりも安い額からスタートさせるのが基本。多少安すぎるかなと思っても気負わず、強気の姿勢が吉でしょう。中には「ハイウェイを使うから」などの理由をつけて値下げに応じないドライバーもいますが、その場合はキッパリと断ってさっさと次のタクシーを捜した方が良いです。

但し、交渉は50バーツが最小単位だと思った方が良いと思います。私も70とか120とか色々と提示しましたが、いずれも即却下、100や150に切り上げされてしまいます。またどんなに近い距離でも、100バーツより下は望めないかもしれません。

お釣りは出ない

そして何より困るのが“お釣り”。私は300バーツや400バーツで交渉がまとまった時に、精算で500バーツ札を出しましたが、いずれもお釣りは無いと言われてしまいました。細かいコインならともかく、彼らが100バーツ札を1枚も持っていない訳ありませんよね。

タイの100バーツ札

彼らからすれば、例えお釣りを持っていたとしても「持っていない」と言えばその差額を搾取できると思っているのでしょう。確かに、旅行者にとってみれば50バーツや100バーツくらい諦めがつく人も多いのでしょうが、しかしそれでは折角の値段交渉も意味が無くなってしまいますよね。

バンコク両替1000バーツ札

特に旅行者は、両替所で500バーツ札や1000バーツ札などの高額紙幣を掴まされるケースも多く、彼らもそれを知っているのでしょう。高額紙幣はBTSの駅窓口で“切符を買いたい”と言えば簡単に崩してもらえるので、積極的に100バーツ札や50バーツ札を多く持つ様に心がけた方が良いと思います。

メーターで乗る方法は?

交渉制ばかりで辟易するバンコクのタクシーですが、メーターで乗る事が出来た事例もありました。ズバリそれは、観光スポットから離れた場所を行き来する場合。

バンコクにある背の高い鳥居The-Giant-Swing

私のケースでは、背の高い鳥居(The Giant Swing)を見た後にSiam駅まで向かう際、鳥居のある所から5分ほど東の方へ歩いて行き、そこでタクシーを拾ったのですが、「Siam駅まで」と聞いて何も言わずにメーターを作動!Siamまでおよそ3kmほどですが、わずか53バーツで済みました。

ワットポーで客待ちタクシー

また「ワット・ポー」から同じくSiam駅へ向かったケースでは、ワット・ポーの周辺で客待ちしているタクシーだと全て交渉制だったのでパス。こちらも同じ様にワット・ポーから徒歩5分ほど離れた所で流しのタクシーを捕まえたところ、何も言わずにメーター作動!

バンコクのメータータクシー

この時は少し渋滞もあって93バーツかかりましたが、それでも安心の明朗会計!ただ、この時は100バーツ渡してお釣りが貰えなかったので、少しでも節約したい場合は細かいコインも必須です。

バンコクタクシー運賃表

因みにバンコクのタクシー料金は、初乗り35バーツで以後およそ0.36kmおきに2バーツずつ加算。5kmで57バーツ(≠190円)、10km走っても85バーツ(≠280円)と破格なのですが、街中は渋滞するので、これの1.5倍は見ておいた方が良いと思います。

それでも安いタイのタクシー

バンコクのタクシーは安い

それにしても、タクシーでの値段交渉は気が張るし面倒…とても疲れますよね。出来ればこんなタクシーは使いたくないのですが、バンコクの主要観光地は鉄道の通っていない不便な所ばかりなので、どうしてもタクシー中心の移動になりがちです。

とは言え、市内の移動なら500円以下でどこへでも行けますから、特に複数人で利用する場合はコスパ最強でしょう。ある意味、東京のバカ高いタクシーよりも良心的だったり…?

※因みに、同じく東南アジアにあるクアラルンプールでも、メーターなら破格です→マレーシアでお得なメータータクシーに乗る方法!交渉制との差を検証


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