クアラルンプール国際空港から、マレーシア航空の深夜便に乗ってシドニーを目指します!搭乗を待つ間に利用した「マレーシア航空ゴールデンラウンジ」は、同航空会社が本拠地KLに構えるビジネスクラスラウンジで、質・サービス共に最も力の入ったラウンジとされていますが、そのクオリティはどれ程のものか?詳しくレポートしていきたいと思います。
※この記事はラウンジ改装前に執筆したものです。現在の最新ラウンジの様子はコチラ→メチャクチャ綺麗になったゴールデンラウンジ!ANA指定で混雑は?クアラルンプール国際空港。ファーストクラスラウンジについてはコチラ→KL国際空港ゴールデンラウンジ/ファーストクラスの世界とは?
メインのラウンジはサテライトにある
KL国際空港にあるワンワールド・アライアンス向けラウンジは幾つかありますが、マレーシア航空の運営する「ゴールデン・ラウンジ」はDomestic、Regional、Satelliteの3つ。この内、国際線のラウンジは本館にある「リージョナル」とサテライトターミナルにある「サテライト」の2つですが、何故か本館のメインターミナルにあるラウンジが“Regionla”という補欠的な名前になっています。今回のシドニー行きはサテライトターミナルからの出発。また日本の成田行きを初め、JALの成田行き等もこのサテライトターミナルから出発するので、恐らくKL国際空港ではサテライトの方を長距離路線のメインターミナルとして使用しているのだと思います。
サテライトへはモノレールで移動。KL国際空港は巨大で、両ターミナル間はおよそ1kmも離れているので、結構スピードも速いです。
Googleマップで見てみると、その巨大さが分かりますね。現在のサテライトターミナルとは反対側に大きな空き地がありますが、モノレールの基礎が既に敷かれているので、将来的にはここにもサテライトターミナルが建設される計画なのかもしれません。
ゴールデンラウンジはWEST ZONEにある様です。ちょうどモノレールが到着したエリアですね。
ラウンジ入口は2F。白く艶やかな外壁がステキな入口ですね。飛行機出発までまだ5時間あるので(笑)、夕食にシャワーと、ゆっくり寛ぎたいと思います!
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エントランスとBarカウンター
入るとすぐにレセプション。この受付のあるエリアも、黒光りの床と光る階段があって、なかなかステキな空間です。
そこを抜けるとラウンジエリア。奥まで続くだだっ広いワンフロアの空間です!時刻は19時頃ですが、空席が目立つほど空いています。
座席は多いですが、その殆どが4席グループの相席仕様。窓側を向いて座る一人席などは見当たりません。
入口を入って左側にはBarスペース。マレーシアはイスラム国家という事で基本的にお酒はNGですが、このBarエリアに限ってはアルコールが提供されています。でも自由に注いで飲む事が出来ないのは辛いところ…。
入口横のカフェスペース
Barエリアの反対側には、ちょっと小じんまりしたスペースがありました。ダイニング用の椅子とテーブルがあって、カフェスペースになっている様です。
スペースの奥には、簡単な軽食コーナーがあります。パンにデザート、野菜サラダが少しだけの小さなビュッフェです。
サラダのコーナーには、チーズとサーモンも置かれています。野菜の種類は少なめ。
その他、フルーツも有り。スイカが提供されている空港ラウンジは初めて見ました!
なかなか座れない窓側の席
ラウンジの窓側は、一段低くなった寛ぎのエリアになっています。所々、透明のパーティションで仕切られていて、ラウンジの中でも一際特別な空間です。
フッカフカのソファー席もありました!しかし数が物凄く少ないので、この写真が撮れたのは人が少なくなった23時頃。
出来れば、窓を向いて座るソロシートなんかがあると嬉しいのですが、残念ながらこのエリアも殆どが4席グループなので、一人が座ると残り3席には座り難くなってしまいます。19時頃の時点でラウンジ内は空いていましたが、このエリアに限ってはそういう意味で空席がありませんでした…。
尚、コンセントは床に配置。数が少ないので、これも混雑時には期待しない方が良いでしょう。
マレーシア航空ゴールデンラウンジ・サテライト、次回はビュッフェの料理およびオーダー式メニューを食レポします!→マレーシア航空KLゴールデンラウンジでオーダー式メニューを食レポ!
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