4月のケロシン平均値は5,413円。右肩上がりの原油価格と右肩下がりのドル円

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海外旅行の航空券代を左右する燃油サーチャージ。ここ最近の原油価格下落に伴い先月より遂に“廃止”となりながらも、JALをはじめ各社とも「運賃」事体の値上げによって、その恩恵は限定的となっていますね。

ただ、運賃値上げの影響を受けない「特典航空券」に関しては、またとない発券のチャンスです。マイルを保有している方にとっては、この時期に少しでも多く発券をしたい所かと思いますが、燃油サーチャージの価格を決める「シンガポールケロシン」の価格が、今年1月下旬に34.7ドルの底値をつけた後は上昇に転じ、今日まで右肩上がりの相場が続いています。

シンガポールケロシン価格201604

4月のシンガポールケロシン平均は49.6ドル。これに米ドル円の平均値(109.5円)を掛けると、5,413円になります。一ヶ月間でおよそ10ドル上昇し、4/29は55.5ドル。この日の米ドル円を掛け合わせると5,904円になり、いよいよサーチャージ発生基準となる6,000円に迫ってきてしまいました。

唯一の救いは、現在やや円高傾向にある事。以前の様な1ドル=120円水準であれば、とっくにサーチャージが復活していたところです。

ドル円の更なる下落は期待できるか?

原油、基いシンガポールケロシン価格が上昇しても、米ドル円が下がればサーチャージ無料は継続します。

ドル円4月

去る4/27、日銀政策決定会合の結果が発表されましたが、追加緩和を期待する市場を裏切り、結果は「現状維持」。その結果を受けて「円」が急騰、外貨は軒並み年初来安値の水準にまで下落し、GWを海外で過ごされる方にとっては嬉しいサプライズになった事と思います。加えて4/29、アメリカ財務省が日本を「為替監視リスト」に含めた事が伝えられ、日銀の円安傾倒政策に水を差した事から、更なる円高が予想されました。

しかし週が開けてみると、全く水準は変わらず。日曜日に麻生財務相が円高是正の為の為替介入を行う事を示唆した事により、結局の所ロングとショートが拮抗してしまった様です。この様に為替介入の可能性が改めて浮き彫りになった事で、更なる円高方向へ売り込み難くなっていると考えられます。

ドル円200週

またテクニカル的に見ても、ドル円は「200週線」という移動平均線が105円の前半にまで迫ってきており、これが明確なサポートとなって同水準で下げ渋る展開が予想されます。中期的に見ると、今の水準が底値なのかもしれませんね。

為替から旅行先を考える (1)

外貨に関して、私は先の海外旅行を見据えて2ヶ月程前から少しづつ買っています。GWが空けたら相場がどうなるか分かりませんので、この数日中にももう少し買い足すつもりです。シンガポールケロシンと同様、今後も注視していきたいと思います。

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