米津玄師「感電・パプリカ」ピアノ・ソロ楽譜配信スタート!

今回は、最近人気急上昇中のアーティスト“米津玄師”さんが歌う2曲の人気ナンバー「感電」「パプリカ」のピアノ・ソロ アレンジのご紹介です!

YouTubeにおける最新シングルのPV再生数が軒並み1億回を突破するなど、今日本で最も売れているJ-Popアーティストとしても名高い米津玄師氏、今回はオリコン週間デジタルアルバムランキングで初登場1位を記録した最新アルバム『STRAY SHEEP』から厳選した2曲を編曲、楽譜のダウンロード配信も行っていますので是非ご利用下さい!


異色のリズム感が心地良い「感電」

先ずは、2020年7月6日に配信が開始された「感電」。まだリリースされて間もない曲ですが、米津作品の中でもこれまでにあまり感じたことの無い独特の世界観を持つナンバーで、公式PVの再生回数は既に6千万回超え(9月6日現在)!

そんな「感電」のピアノ・ソロアレンジは、原音重視の上級者向けの編曲で、バスドラムとベースの強拍がずれるという米津作品ならではのリズムの再現に特にこだわりを持って書きました。

この手のピアノアレンジの場合、よくメロディーラインを弾き易くする為に1オクターブ高い所でメロティーを弾くものも多いですが、私の編曲ではヴォーカルの音域をオリジナルに踏襲して、曲が持つ世界観を壊さない様に工夫しています。

この曲の楽譜はMUCOMEおよびPiascoreで配信(予定です。現在、著作権管理が未確定の為、確定次第配信、このページでお知らせします!)。

演奏のポイント

この曲を演奏する上での一番のポイントは“リズム”。公式PVを聴いているとそれ程複雑なリズムの様には聴こえてきませんが、実際にはベース、バスドラム、スネア、そして内声のエレキギターが複雑に絡み合って曲を形成しており、この曲の“らしさ”を出すにはリズム感が重要です。

演奏上の注意としては、付点のリズムを曖昧にせず鋭く弾く事。「付点8分+16分」を3連符として扱う旨の表示が書かれていますが、所によっては実際の付点あるいはそれ以上に鋭く(後の音符を短く)弾いても良いですし、そうする事でキレが出てよりカッコ良く聴こえるでしょう。

また、演奏上で特に難しいのは1番のAメロ部分(19~33小節目)。ここは裏打ちの音が主旋律よりも高い位置にある為、手をクロスさせて弾く必要がある事に加え、1拍目の右手は主旋律に重ねる様に和声を弾かなければならない為、演奏にはかなりのテクニックを要します。

これらラインで結ばれた2つの和音はエレキギターの内声の音を再現したもので、このテヌートから16分音符に掛かるリズムを歯切れ良く弾く事が出来れば、とても様になると思います。

コーダの部分(109~140小節目)も少々難しい所で、ここはオクターブの主旋律と全音符の和声、それに高い位置で鳴る装飾音の3声帯ですが、音域が広いため運指や腕の運び方を工夫しないと弾き難いでしょう。

主旋律のオクターブは上の音と下の音を左右の手で分けて弾いたり、或いは片手で弾いたりと、音型によって使い分けると良いかと思います。

NHKでもお馴染み「パプリカ」

続いては、2019年にリリースされた「パプリカ」。これは2018年に“東京2020応援ソング”としてFoorinというダンスユニットが歌うパプリカではなく、その翌年にリリースされた米津氏本人が歌うセルフカバーのパプリカです。

公式PVの再生回数は既に1億回を軽く超える等、米津玄師の定番曲として定着しつつある作品で、夏の回想シーンの様な素敵な世界観がなかなか素敵!

こちらのピアノ・ソロ編曲も、米津氏の声域に合わせたメロディーラインで原曲を忠実に再現しました。楽譜はMUCOMEおよびPiascoreで配信していますので、是非ご利用下さい!

※配信にあたってはNHK出版様より許諾を頂いており、楽譜の売上金の一部が著作権料としてJASRACに支払われます。

演奏のポイント

先述の「感電」と比べると、メロディーラインが素直な分リズムの複雑さは限定的ですが、米津作品らしいリズムのズレは健在で、演奏には付点等のリズムの正確性が求められます。

演奏する上でやや難しい所はBメロの途中20~23小節目。ここは裏打ちの部分が主旋律の上に来ており、左手をクロスさせて弾く必要がありますが、ベースから高音までの長い距離をごく短い時間で移動させなければなりません。

楽譜には“L.H.”という表記がありますが、手の形や大きさによってはその指示のある音でも右手で取った方が弾き易い場合もあるので、色々試してみて頂ければと思います。

コーダの後半(52~58小節目)に関しても、中音域で展開するメロディーは右手or左手のどちらか取り易い方で弾いて頂いて構いません。メロディをスラーで繋げる為にペダルを補助として用いるのもアリですが、古楽器を使った民族的な曲想を出す為には、極力ペダルを使わないで弾くのが得策です。

以上、米津玄師作品のピアノ・ソロ編曲を2曲ご紹介しました!多くの方のご利用をお待ちしています。

  • →「パプリカ」DLページMUCOMEPiascore
  • →「感電」DLページ…準備中

他の作品の楽譜ダウンロード配信も是非チェックしてみて下さい!→「楽譜DL作品一覧」