マレーシア航空A350ビジネスクラス搭乗レポ&Business Suiteシート(成田~KL)

今回は、コロナ後初のシンガポール行きで利用したマレーシア航空ビジネスクラスの搭乗レポートです!

私自身、この成田~クアラルンプール間のマレーシア航空は実に6年振り!サービス内容や機内食、アメニティなど、コロナ騒動を経て何か変わったものはあるのか?詳しくレポートしていきたいと思います。

燃油サーチャージ無料の特典チケット

今回利用するのは、成田10:05発のクアラルンプール行き(MH89)。第2ターミナル本館75番搭乗口からの出発です。

コロナ騒動の終息に伴って空港や機内が大変混雑するとの情報を得ていたのですが、朝8時台のチェックインにも関わらず空港はガラガラ。この便の搭乗率も6割ほどでした。

尚、今回のチケットはJAL提携会社特典航空券で発券したものですが、通常往復5万円以上(発券当時)掛かる燃油サーチャージが無料!この超原油高の今、数少ないとても貴重なプレミアムチケットです!

このチケットについては「燃油サーチャージ無料!JALマイルでお得に特典航空券をGetする方法」の記事で詳しく解説しています。

Business Suite付きA350-900

今回のKL行きはA350-900という機材。Business Suite(ビジネススイート)付きの機材で、ビジネスクラスは35席。祈祷室まで付いている長距離対応の大型機材です。

最前列のBusiness Suiteは4席。元ファーストクラスというだけあって贅沢な配置ですが、窓が2つしか無いので薄暗いですし、あくまで“ビジネスクラス”の延長なのでサービス内容はそれと一緒。

これに追加料金を出すのはちょっと躊躇いますね…。ファーストクラスをまた復活して欲しいと願うばかり。

僅か4席だけの“王様”ビジネスクラスシート

私の搭乗するビジネスクラスは全35席。変則スタッガード式で、サイドテーブルの有無も含めて様々なシートタイプがあり、座る席によって快適性が大きく異なります。

今回はかなり直前の予約(1ヶ月前)だったのですが、この通称「王様シート(キングシート)」が運良く1席だけ空いていました!両脇にサイドテーブルがある独立シートで、一人旅にはこの上無い極上の席!

読書灯やコンセント、サイドテーブル上には小物入れも完備。ベッドにした際の足元のスペースは若干狭いですが、その分手元が広いので十分許容範囲。

ただ、かなり年季の入ったシートの為、所々かなり汚れが目立ちます。コロナ騒動も終わった事だし、そろそろマレーシア航空も新型シートが発表されても良い頃なのではないかと…。

尚、この最後尾の11KはシートMAPで見ると翼の上に当たる席ですが、眺望は思ったほど悪くは無く、翼やエンジンの干渉は限定的。エンジンの音も特に気になりませんでした。

ソフトケースになったアメニティ

出発直前に配られたアメニティがコチラ。“ASPINAL of LONDONというイギリスの高級皮革メーカーとのコラボ品です。

前回乗った時は非常に使い難いハードケースタイプだったのですが、これは使いやすいソフトケースで手触りも良く、高級感もあってなかなかGood!ファスナーもしっかりしていますし、これなら普段使いにも大いに活用出来そうです。

中身は2017年当時と殆ど変わり無く、2種類のクリームに歯磨きセット、耳栓、クシ、アイマスク、靴下のセット。

6時間程度の中距離路線でこれだけ充実したアメニティが提供されるというのは本当に凄い!巾着袋で大した物も入っていないJALとは大違いです(笑)

と言う訳で、続きは次回へ。機内食を中心にレポートしてまいります→美味しい機内食は健在!マレーシア航空ビジネスクラス成田~KL

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