フランクフルト空港からは「タイ国際航空」のビジネスクラスを利用しますが、指定されたのがルフトハンザ航空のビジネスラウンジ。以前シェンゲン加盟国行きエリアのラウンジは利用した事があるのですが、シェンゲン外エリアはこれが初!
ラウンジ内のインテリアや食事の内容など、詳しく見ていきたいと思います。
B44ゲート付近のラウンジ
フランクフルト国際空港のターミナル1にはルフトハンザ航空のラウンジが幾つもありますが、今回は搭乗ゲートに近いB44ゲート付近にあるラウンジを利用します。
ルフトハンザ航空ラウンジには「Senetor」と「Business」の2種類あって、Senetorはファーストクラス利用者等が使える格上のラウンジなので、ビジネスクラスの私は利用出来ません。
同時にSenetorはANAのSFCを含むスターアライアンスのゴールド会員が利用出来るのですが、JALで言うサファイアレベルの会員が上級ラウンジを利用出来るなんて、JGCの私からしたら羨ましい話…。Senetorラウンジの少し先、ゲート44の目の前にあるのがBusinessラウンジへの入口。受付を経て階段を上がって行きますが、ルフトハンザにしては珍しくまともに挨拶をする係員だったのでホっと一息www。
広いラウンジ!混雑も無し
階段を上がって入口を入ると、またもやラウンジのレセプション。しかしここに係員はおらず、チケット提示は必要無し。
ラウンジは結構広く、長い孤を描く様に配置されたビュッフェカウンターを囲む様にソファーエリア、窓際にはカウンター席も用意されています。
椅子は2種類のカラーの個人用ソファーや、スタイリッシュな椅子を配したダイニングテーブル。ラウンジ奥にはビジネスエリアもあります。
広さは十分ですが、天井が低い為か開放感に欠けるのは否めない所。それでも私が入室した時はガラガラで、この後ANA利用者を中心に人が増えてきましたが混雑した様子は全く無く、終始ゆっくりと寛げました!
シェンゲン国内線のラウンジは激混みだったのに、ここはまるで別世界です(参考:【Lufthansa Business Lounge】フランクフルト国際空港 Gate-A26)
ビュッフェ…品数は少なめ
続いてビュッフェをチェック!この時間は夕食の時間帯ですが、置かれているメニューは数種類のパンにスープ、サラダ、ホットミールにデザートと、一応フルコース揃っていますが、種類は多くありません。
ホットミールは5種類ありますが、いずれもポテトを使ったメニューばかり。まぁスタアラゴールドのエコノミークラス利用者は皆セネターラウンジへ行ってしまうので、この程度で十分なのかもしれません。
スイーツはプリン?とムース、それにマフィンやチョコケーキが用意されています。
適当に取って幾つか試してみましたが、スイーツはどれも独特の甘さがあって、悪い味では無いですが、パリから来た身にとってはあまり食べる価値が見出せないかなと…。
ドイツのパン「プレッツェル」もありますが、変にチーズが乗っていたりして何だか腑に落ちない味に…。これはチーズが無い方が断然おいしいでしょう。
ドリンクは10種類のワインを用意
ドリンクのカウンターをチェックしてみると、アルコールはビール、ワイン、ハードリカーなど各種揃っていて、種類もなかなか豊富!
ワインは赤、白、スパークリング合わせて10種類ほど。ボトルの市場価格が1000円程度の格安ワインばかりですが、ドイツだけではなくイタリア産ワインなども見かけました。
スパークリングはロゼも含めて4種類あって、その内の一つ「Bouvet Saphir Brut」は夏らしい柑橘系の甘さを感じる味わい。日本でもボトルが2千円台で買えるので、コスパの良いスパークリングだと思います。
ドイツのビールとドイツの紅茶
一方、ビールは全てドイツ製で、サーバーから注ぐタイプの2種類のビール「Beck’s」「Franziskaner Weissbier」の他、瓶ビールが4種類もあって充実!
ただ、ベックスもフランチスカーナーも飲んでみましたが、サーバービールの割にどちらも風味の広がりに乏しく、ちょっと期待はずれ。ICEの車内で飲んだ「Bitburger Premium Pils」はあんなに美味しかったのに…。
ノンアルコールにおいては、ドイツの紅茶メーカー「Eilles」のフレーバーティーが8種類。今回は試していませんが、ミュンヘンで創業した老舗の味は定評があって、ドイツ土産にも喜ばれるのだとか。
シャワーもある落ち着いたラウンジ
その他、このラウンジにはシャワールームもあって、場所はレセプションの左奥。トイレと同じ所にあります。ここには個別の受付があって、利用には申し出る必要があります。
と言う訳で、フランクフルト空港のシェンゲン国外エリアにあるルフトハンザ航空ビジネスラウンジ。恐らくセネターラウンジと比べるとビュッフェの内容等に見劣りする部分はあるかと思いますが、その分混雑が少ないので快適でした!
次回はタイ航空のビジネスクラスをレポート!→タイ国際航空ビジネスクラス搭乗記!A350-900シート&アメニティ
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