ジュメイラモスクと言えば、ドバイで最も大きく美しい外観とされるイスラム教のモスク。夕刻時に訪れてみた所、丁度タイミング良く礼拝の時刻と重なって、アザーンが鳴り響く中をムスリムの人達が集まって来る光景を目にする事ができました!
日本では見られない、ちょっと不思議な世界を味わうには良いかもしれません。
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アクセスにはバスを利用
ジュメイラモスクへのアクセスですが、これがちょっと不便…。と言うのも、ドバイメトロから少し離れた海岸の方にあるので、バスかタクシーでないとアクセス出来ません。
今回は、ドバイメトロ・レッドラインのAl Jaliya駅からX28番のバスを利用、夕方で少し渋滞しましたが、それでも20分程度で到着しました。Jumeira, Grand Masijdで降りると、ジュメイラモスクの目の前に着きます。
ドバイ一、美しいと言われる外観
ジュメイラモスクは1979年完成、クリーム色の外壁と細長いミナレットが特徴です。今回は、外観が最も美しいとされる夕刻時を狙って訪れてみました!
ドバイにあるモスクの中では最も大きいとされるジュメイラモスクですが、見た感じそこまで大きくは無く、それこそアブダビのシェイクザイードモスクに比べたら数分の一(参考→入場無料!「シェイク・ザイード・モスク」のライトアップが美しい!)でもフォルムの美しさは確かにあって、ミナレットの細かい装飾等なかなか洗練されたデザインです!
建物の周りは、立派なタイルが敷き詰められた中庭。更にモスク正面の方へ行くと、鏡の様にツヤツヤ!モスクの中は裸足ですが、中庭は土足OK、にも関わらずこれだけキレイに保たれているとは流石ですね!
夕刻の「アザーン」が鳴り響く!
私がモスクへ到着したのは18:25頃、ちょうど夕刻の祈りの時間と重なった為か、モスクのスピーカーから「アザーン」の怪しげな歌声が鳴り始め、大音量で響き渡ります。
間もなくして、周辺から一斉にムスリムの人達が集まって来ます。特に白装束に身をまとった人だけではなく、普通の私服の人も多数いますが、やって来るのは男性のみ。女性の姿は一切見かけませんでした。
最後の方になると、急ぎ足で駆けつけて来る人もチラホラ。
ところで、私がモスクの前の道路上でスマホをいじっていると一人の男が声を掛けてきて、指差しジェスチャーと共にあっちへ行けと言われました。どうやら礼拝中において、異教徒はモスクへ近づく事すら許されないらしい…。
モスク内部の見学はツアーのみ
そんなジュメイラモスクですが、観光客への公開も行われていて、ツアーに参加すれば内部の見学が可能です。
HPによると、内部見学ツアーは金曜日を除く毎日開催で1日2回(10:00、14:00)、それぞれ30分前に現地集合で、事前予約は不要との事。女性のヒジャブ等の貸し出しも行っているそうですが、予め服装には気をつけて訪れる様にしたい所。
シンガポールにあるモスクなんかだと、プラっと訪れても問題なく入れましたが、やはりUAEの様な厳粛なイスラムの国となるとそうはゆきませんね。
今回は外から眺めるだけになってしまいましたが、それでもサンセットのライトアップは幻想的で見る価値アリ!外観を見学するなら、夕暮れ~夜がおススメです!
ジュメイラモスク(Jumeirah Mosque)HPはコチラ
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