今回はエールフランスのビジネスクラスを使ってジュネーブからパリ経由でロンドンへ向かいますが、ジュネーブ国際空港で利用したのはAir France KLMラウンジ。
昼を跨いでの利用だった為、朝食とランチ両方のメニューを試す事ができました!その料理の味や、ワインの銘柄等をチェックしていきたいと思います。
かなり手狭なラウンジ
今回利用したAri France KLMラウンジ。ここはスカイチーム所属の航空会社指定のラウンジです。入るとすぐにレセプション、アジア系の親切な係員が対応してくれました。
ラウンジは一続きのワンフロアになっていて、中央はダイニングスペース。ここにはダイニングテーブルとビュッフェカウンターがあります。席数はあまり多く無いので、出発便が重なると途端に混雑して座れなくなります…。
入口付近には、ファーストクラス専用のスペース(La Premiere)があります。大きなソファーがあって他のエリアと差別化されていますが、この中にビュッフェ等は無し。
ラウンジ奥の方へ行くと、パーティションで区切られた向かい合わせのシートがあります。シートピッチが狭いので、混雑時にはかなり圧迫感を感じました…。
またサイドテーブルが無い席もあって、テーブルを確保できないとドリンクやビュッフェの置き場に困ります。
ラウンジの一部には、この様な開放的な席もありますが、こういう所は人気なのでなかなか確保できないのが現状。全体的にもうちょっとシート配置を工夫する事はできなかったのかなぁと…。
朝食メニュー、ハムとチーズは美味!
それではここで、ビュッフェのメニューをチェック!ラウンジへ入室したのは午前11時頃だったので、この時間帯は朝食メニューとなっています。
メニューは2種類のハムとチーズ、それにレンズ豆(?)のサラダとヨーグルト、フルーツが少し。ビスケット等の乾物もあります。
パンはクロワッサンとバゲットの2種類のみ。まぁ朝食時間帯なので期待はしていませんでしたが、予想通り腹に溜まるものは無いです。
でもこちらのハムとチーズ、これがなかなかの美味しさ!特にハムは柔らかくて風味豊か。日本のスーパーじゃなかなか手に入らない味だと思います。
ランチメニューはホットミールも
その後、12時前になるとビュッフェのメニューがランチに切り替わりました!美味しいハムとチーズはそのままに、ホットミールのプレートも置かれています。
ホットミールはスープと煮物の2種類。食べてみましたが、まぁどちらもフツーの味。このグニャグニャしたポテト、何という名前だったか忘れましたが、ヨーロッパではよく出てくる料理です。
その他、トルティーヤの様なサラダ巻きとサンドイッチ。サンドイッチは人気なのか、すぐに売り切れます。
料理の種類としては朝食にくらべて格段に増えましたが、味はまぁ可も無く不可も無くと言ったところ。
なかなか高価なワイン!
一方ドリンクですが、冷蔵庫の中には瓶のジュースとコカコーラ、ペリエ等。ビールはハイネケンが置かれています。
その他、アルコールはワインが数種類。残念ながら泡はありませんが、この時は赤と白が2種類ずつあって、銘柄は以下のとおり。
- Château l’Hospitalet La Réserve La Clape 2016
- CHÂTEAU HAUT-MAURAC, CRU BOURGEOIS
- CHABLIS La Cuvee Depaquit Albert Bichot
- Domaine de Nalys
これらの市場価格を調べてみたら、いずれもビジネスラウンジとは思えない程の高値でビックリ!この中で特に一番高価なのはドメーヌ・ド・ナリスで、ボトルの市場価格は4,000円もします。
少し頂いてみましたが、しっかりとした主張でとても充実した味わい!ビジネスクラスの機内でも、なかなかこれだけのワインは出てこないですから、これは是非飲んでおきたい所。
と言う訳で、ジュネーブ国際空港にあるスカイチームのラウンジ(Air France KLM Lounge)。短距離路線向けのラウンジとは言え、美味しいおつまみや高価なワインが置かれている点はGood!あとは貧弱な内装と混雑さえ緩和してくれれば…。
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