ウィーン旅行のラストフライト!中継点のドーハから、カタール航空ビジネスクラスで羽田を目指します!機材はエアバス350、今回の旅では、これまでB777-200とB787-8を利用してきましたが、カタール航空のエアバスに乗るのはこれが初めてです。
ドーハ・ハマド国際空港の搭乗口はE20。往路に続き、これまたターミナルの一番端で辿り着くのに一苦労…。おまけに今度は沖止めで、バスによる移動も余儀なくされました。
ファイナルコールでの搭乗だった為か、ビジネスクラス専用のバス等は無し。残りの客が皆来るまでなかなか出発しなかったので、結局ラウンジを出てから搭乗まで30分もの時間を要してしまいました…。こんな時にこそ、優先搭乗でさっさと機内へ入ってしまうのがベストですね。
エアバス350のシート配列
今回の羽田行きはA350-900という機材。2015年より運行が開始された中型ワイドボディの飛行機で、他に-800も合わせて「A350 XWB」という正式名称になっています。
ワンワールド・アライアンスでは、他にフィンエアーやキャセイパシフィック航空が既に導入していますが、日本でもJALが2019年度に導入を予定していますよね。
ビジネスクラスは1-2-1配列のヘリンボーン式シート。これはB787と全く同じですが、座席数は6割ほど多い全36席。
シートの仕様や設備も全く同じ…と思いきや、シートのカラーやテーブルの縁のデザイン等、細部が若干異なっています。目視では判りませんが、もしかすると座席の角度も違っているのかも?
席は今回も2Aを選択。座席番号がモニターに表示されているので、搭乗時に分かり易くて良いです。
窓には二重のブラインド!
このA350のシート周りで一番驚いたのは、この窓に付いたブラインド機能。日光を完全に遮る事の出来ないB787の電子カーテンとは違い、完全遮光のブラインドが付いています。
しかもスゴイのが、このブラインドは2重になっており、半遮光の状態にする事も可能!日光は遮りたいけど、明るさも欲しい時に重宝しますよね。
操作は単純で、矢印の↓を押し続けると初めに半射光、それが下り切ったら続けて完全遮光のブラインドが下りてくる様になっています。ブラインドの動きもスムーズですし、これは是非ボーイングにも取り入れてもらいたい機能ですね!
アメニティ&日本語の新聞
さて、席に着いて暫くすると、CAさんの丁寧な挨拶。そしてアメニティとパジャマが配布されました。アメニティは往路の成田発でもらったものと色違いのハードケース。
パジャマについては希望のサイズを聞かれたので「ミディアムサイズが欲しい」と答えたところ、“S/M”と書かれたなんとも微妙なサイズの物が渡されました。前回は“L/XL”だったので2段階くらい小さいのだと思いますが、家に帰ってから着てみると案の定少し小さめ・・・。これの中間“M/L”は存在するのか…?。その他、日本行きの路線という事で日本語の新聞も用意されています。恐らくこっち(ドーハ)でプリントアウトされたものなのか、ホチキス留めされた毎日新聞。でも紙質は丈夫で、日本で刷られたものよりも読みやすい!
エアバスは本当に静か!
定時から少し遅れて離陸しましたが、エアバスの飛行機って本当に静かですよね!以前、マレーシア航空のA330に乗った時にも感じましたが、離陸直後でもボーイングの様な「ゴォ~」という音が殆ど聞こえず、本当にスムーズな飛行です。
ボーイングだと、ビジネスやファーストの様な先頭の位置に乗っていても聞こえてきますし、B787は特有の電子音が常に聞こえて耳障り…。
ベルトサインの表示もフルカラーですし、これぞ次世代の飛行機という感じがしますね。快適なA350のビジネスクラス、次回は機内食レポートをお伝えします→アラビア風の朝食に舌鼓!カタール航空ビジネスクラス(ドーハ~羽田)
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