今回は、オーストリア連邦鉄道ÖBBレイルジェットの車内で軽食が食べられる食堂車（レストラン）についてお伝えします（2等車のシートについては昨日の記事へ→レイルジェット2等車シートなど詳しく！ウィーン～グラーツ乗車記！）
レイルジェットのレストランは、豊富な軽食メニューにソフトドリンク、カフェやアルコールも有るなど品揃えはなかなかの充実振り！試しにカプチーノを注文してみましたが、安いのに意外な美味しさで驚きました！
食堂車“Restaurant”へ！
レイルジェット車内で食事ができる場所は、1st classの車両にあります。車両の半分がレストランエリアになっていて、ÖBBの車内案内には“Restaurant”と表示されています。
欧州鉄道のラウンジカーにありがちな、扇形のカウンターとソファーシートが幾つかある構造。ここも照明が間引きされていますが、シートの背もたれが低い分、開放感があって明るいですね。
軽食のメニュー
どの様な料理が食べられるのか、メニューを見てみましょう。レイルジェットは国際列車にも使われるという事もあって、メニュー表はヨーロッパの6カ国の言語に対応しています。
軽食は、サラダやサンドイッチの他、スープやカレー、そしてウィーン料理のシュニッツエルまで用意されていて、価格は概ね€5～€11。街中のカフェよりも、幾分安い感じがしますね。※価格は為替レート等により常に変化します。
デザートは、数種類のケーキがあるのみですが、ドリンク類はコーヒー、紅茶、ソフトドリンクやスムージー、それにビールやワインも数種類あってなかなか豊富な品揃え！でも運行区間によっては提供されていないメニューもある様なので、その点は要確認です。
注文の仕方
ここでの注文方法は、基本的に街中のカフェと同じ。席についたら店員さんがやって来て、注文を取ってくれます。でもメチャクチャ忙しそうなネーチャンが一人で切り盛りしているので、待っていたら何時になるか分からず、私の方からカウンターへ行って注文しました。
決済はクレジットカードOK！明細もきちんともらえるので、安心です。
尚、1st classなら自分の座席まで料理を持ってきてもらう事も可能な様で、また復路で乗ったBusiness classでは、別の担当者が席まで注文を取りに来てくれました。
コーヒーは美味！デザートは…
今回注文したのは「カプチーノ」と「チョコブラウニータルト」。カプチーノは良しとして、タルトの方は皿に盛り付けられて出てくるのかと思いきや、まさかの袋のママ！
でもこのカプチーノ、すごくクリーミーで深いコクと甘みもあり、なかなかの美味！長い余韻も楽しめて、これほどレベルの高いコーヒーが僅か€2.8で楽しめるとは驚きです！
凄く濃厚なチョコレートで、ガツンと来る甘さ！しつこい甘さでは無いので私は好きな味ですが、体重が一気に増えそう…。
快適な空間で至福のティータイム！
明るく開放的なエリアに、広いソファーシートのあるレイルジェットの食堂車は、なかなか快適な空間でした！グループでの旅行の際は、ちょっとしたTeaタイムでも積極的に利用するのもアリかと思います。
ただし、接客サービスの質は期待しない方が良いかもしれません。と言うのも、この時の担当のネーチャンは、忙しい為か凄くセカセカして、終始ちょっと乱暴な対応に見えました。もちろん接客は丁寧ですし仕事はキッチリなのですが、“神様”扱いの日本の接客を期待して行ったらガッカリしますので、その点はお含み置きを！
以上、レイルジェットのレストラン（食堂車）のレポートでした！このRJチケット手配、および2等車シートに関しては、以下の記事をご覧下さい。
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