昨日に引き続き、ドーハ・ハマド国際空港のビジネスクラスラウンジ「Al Mourjan Business Lounge」の訪問記です。今回は、ランチタイムに訪れた時のビュッフェメニューをレポートしたいと思います。
レストラン以外のラウンジエリアについては、昨日の記事へ→ドーハ・ハマド国際空港Al Mourjanビジネスラウンジの凄さ!
階段の上にあるレストラン
Al Mourjanビジネスラウンジのビュッフェエリアは、螺旋階段を上がった上階。1階のグランドフロアにはドリンクサーバーしか置かれていないので、食事がしたい場合は上階へ行く必要があります。
階段を上がるとビュッフェエリア、これまた広々!座席は2人掛けテーブル席が多数と、窓側にはソファー席。2箇所のビュッフェコーナーの他に、Barカウンターもあります。JALサクララウンジにみたいに、牛丼屋のカウンターの様なものは置かれていません。
このエリア、ラウンジ内の案内板には“restaurant”と書かれているのですが、実際のレストランの様にオーダー式のサービスがある訳ではなく、他のラウンジ同様ビュッフェスタイルです。以前はオーダー式のメニューもあったという口コミを見たのですが、残念ながらこの時は無くなっていました。入るとすぐにギャルソンが寄って来る
このレストランへ足を踏み入れると、どこの席へ座ろうか迷う間も無くすぐにギャルソンがやって来て、空いている席まで案内をしてくれます。各テーブルには、ナイフやフォーク、ナプキンが予めセットされて、すぐにでも食事が始められる様になっています。
下世話な話ですが、このテーブルクロスは紙製ながら、陶器の皿がピタッと止まるスグレもの!使い捨てながら、こんな滑り止めのついた上質なものは初めて見ました。
席の案内と同時に、ギャルソンがドリンクの希望を聞いてきたので、シャンパンを頂きました。味はフツー、ここへ来るのに乗ってきたビジネスクラスで出されたシャンパンと、全く同じ味…。
Barを見てみると、確かに全く同じ銘柄「Lanson Black Label」とそのロゼが並んでいました。ここはもう少し特別な味を期待したい所ですが、それはファーストクラスラウンジへ行かないと難しいかもしれませんね。このシャンパンの味については「カタール航空ビジネスクラス/アラビア風の機内食と残念なシャンパン(成田~ドーハ)」をご覧下さい。
ランチタイムのビュッフェメニュー
ビュッフェのカウンターは2箇所、この他にソフトドリンクとデザート専用のカウンターが一つあります。2箇所のビュッフェカウンターは、いずれも置かれているメニューは全く同じです。
メニューの数は意外にも多くはなく、ホットミールは「アスパラ・ほうれん草とコーンのグラタン」と「ミーゴレン(東南アジア風やきそば)」、この他に白米があって、あとは2種類のスープ「地中海式魚スープ」「リークソースのポテトスープ」があるくらいです。
その他、パン等がある他は小さな器に小分けされたコールドミールが多数。多くはサラダで、「キノア・レンズマメの地中海風サラダ」や「ローストチキン・ポテトとトマトのサラダ」など。
この他、“MOUTABBLE”や“TABBOULEH”などアラビア風ベジタリアフードも用意されていました。この“タッブーレ”はカタール航空ビジネスクラスの機内食でも出てきましたが、恐らく見た感じ全く同じものだと思います(参考→カタール航空ビジネスクラス/アラビア風の機内食と残念なシャンパン(成田~ドーハ))。
今回はコールドミールを幾つか頂きましたが、上品ながらどれも薄い味付けで、前菜や酒の肴にはピッタリです。ホットミールが少ないのはやや残念ですが、ランチタイムならこんなものか…?
種類豊富なデザート、その味は?
続いて、デザート類を見てみましょう!デザートはレストラン中央のビュッフェカウンターではなく、コーヒーサーバーが置いてあるカウンターにあります。この時はケーキが8種類とババロアが2種類、この他にもフルーツが少しある等、種類は豊富!
ただ、ケーキの味はどれも今一つ…。小洒落た装飾が施されて見た目は美しいですが、カスタードに生クリームが乗っているだけで腑に落ちない味ばかり。
でも、コチラのババロアは美味!すごく濃厚でクリーミー、後に引く程よい甘さでGood!一口サイズなので、2つほど頂いてしまいました。
また、このチョコレートババロアも美味!濃厚でしっかりとしたビターチョコレートの風味、甘さも丁度良くて好きな味です。この後にビジネスクラスの機内食が控えているので、あまり沢山食べられないのが残念なところ~。
安らぎを感じる巨大な空間
と言う訳で、2回に渡ってレポートしたドーハ・ハマド国際空港のAl Mourjanビジネスラウンジ。広大な空間に広がる上質なラウンジは、他の国の空港ラウンジとは比較にならない、圧倒的な存在感を誇っていました。しかし決して豪華さを前面に出したラウンジではなく、シンプルで機能的。その為、とてつもなく豪勢な空間に居るはずなのに、不思議と部屋で寛いでいる様な落ち着きを感じる程です。
今回のラウンジ滞在はここまで。今度、復路で訪れた際は朝食のメニューをレポートしたいと思います。次回は、B787-8のヘリンボーンシートに乗って、ウィーンを目指します!→カタール航空ビジネスクラスB787-8座席図とアメニティ/ドーハ~ウィーン搭乗記!
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