シドニー国際空港でチェックイン後、イミグレーションを抜けて向かったのがカンタス航空シドニー・インターナショナル・ビジネスラウンジ。今回搭乗するのはマレーシア航空ですが、シドニーでのワンワールドアライアンス指定ラウンジは、このカンタスラウンジ択一となります。
成田やシンガポールで入ったカンタス航空ラウンジも充実していましたが、ここ本場シドニーのカンタスラウンジも本格的なビュッフェとオシャレな空間、とても居心地の良いラウンジでしたので、レポートしたいと思います。
目次
2階の奥がビジネスラウンジ
シドニー国際空港のイミグレーションを通過し、これからラウンジへ向かいます。昨日もお伝えしましたが、イミグレーションは超ガラ空きで5分もかからずに通過!折角もらった“エクスプレスパス”の実力を発揮する間もありませんでした(参考→マレーシア航空シドニー国際空港ビジネスチェックインの待ち時間は?)イミグレを抜けると、免税店がズラリと並んだエリア。出発ロビーはそれ程でもなかったですが、このショッピングエリアが意外に広く、搭乗口までも結構歩かされます。
ラウンジエリアは2F。エスカレーターを上がって進みます。エレベーターはエスカレーターの背後にある様です。
エスカレーターを降りたすぐの所にあるのはファーストクラスラウンジ。今回入るのはその先のビジネスクラスラウンジです。ファーストラウンジの前には常に係員がいてボーディングパスをチェックしていたので、迂闊に近づく事も出来ません~。
入口付近のオシャレなエリア
入口を入るとレセプション。重厚な大理石で、ホテルの様な佇まいですね。「Welcome~!」と気持ちの良い対応でした。
レセプションを抜けると、早速ソファーエリア。ラウンジはここを中心に左右に広がる構造になっている様です。
窓際にはオシャレなカウンターが設置されています。夜になるとかなりステキな空間になりそう~。
まだ午前中だからか、このカウンターで食事をしている人はいませんでした。メニュー表が見当たりませんでしたが、時間帯によってはオーダー式メニューもあるのかな?
カウンターの側にはアイスクリームまであります。こんな“サーティーワン”の様な本格的なものは初めて見ました!このエリアだけ、なんだかパーティー会場の様ですね。
左右に続くラウンジエリア
続いて、ラウンジ奥の方へ行ってみましょう!窓に添って回廊の様に長く続くラウンジエリア。リビングやダイニング等と明確に分かれている訳ではなく、どこでも窓際にソファー、壁際にビュッフェやドリンクサーバー等が設置されている様な構造です。
ターミナル内は空いていましたが、ラウンジ内は結構な混雑ぶり!でも座席数が多いので、空席が無くなる事はありませんでした。
窓際の席が空いていたので、ここを確保します。サンバイザーが無いので直射日光が眩しい~、だから空いていたのか…。
ビュッフェの朝食メニュー
それではここで、ビュッフェのメニューをチェックしていきたいと思います。
ビュッフェコーナーにあったのは朝食メニュー。この時の時刻は午前11時前、まだランチには切り替わっていない様です。
先ずはベーコンとポークソーセージ。朝食の定番ですね。
続いてハッシュブラウンとベイクドビーンズ。“Hash brown”とはジャガイモを焼いた料理で、オーストラリアでは朝食の定番になっているのだとか。
パンはクロワッサンとアップルパイ。こちらも朝食と定番と言えますね。
デザートは瓶詰めの創作スイーツが3種。その他にもヨーグルトやフルーツもあって、なかなか充実していました。
尚、11時過ぎになるとビュッフェエリアにパーティションが置かれ、All Day Diningメニューへ切替が行われました。この間ビュッフェエリアには入れなくなりますが、2箇所ある内の片方ずつ切替が行われている様なので、別の方へ行けば問題ありません。
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ALL DAY DININGも充実のメニュー
続いてAll Day Diningのメニューも見てみましょう。スリランカ風チキンカレーやズッキーニのパスタ、マッシュルームスープなどもあって、こちらもなかなか充実しています。
サラダは5種類。彩りも豊かですね~。
チーズや乾物も然り!ワインのお供に良いかと思います。
ケーキはチョコレートとブルーベリーチーズの2種類。やはり朝はあまり売れ行き良く無いですね。
このブルーベリーチーズケーキを試してみましたが、ブルーベリーの部分はややしつこい甘さながら、チーズの部分はなかなか美味しいです。これで皮の部分がサクッとしていれば尚良いのですが、まぁ合格点でしょうか。
ちょっと残念なワインの銘柄
ワインは結構種類が豊富で、また場所によって置いてある銘柄も違っていました。しかし中身は格安ワインばかり…。写真はYalumba Organic Chardonnay 2016、日本円で千円台前半です。
続いてTruvee Rose 2016、こちらも1,500円くらいで手に入るロゼワイン。
Squealing Pig Marlborough Sauvignon Blanc 2016、日本のディスカウントストアでよく見かける銘柄ですが、こちらもほぼ同額レベル。
“泡”はシャンドンを期待していたのですが、The Drives NV Chardonnay Pinot Noirがあるのみ。こちらも上記と同額で買える銘柄です。
試してみましたが、味わいも浅く、ジュースに炭酸を入れただけの様な味わい。やはり千円台で買えるスパークリングで美味しいものは無いですよね…。成田空港のカンタスラウンジでもシャンドンが置いてあったのに、本場シドニーに無いなんて…(もっと探せばあったかも?)
ビールサーバーは3種類
ワインの他にも、アルコールの種類自体はまずまずの品揃え。ハードリカーはブランデーとウイスキーが多種。しかしシーバスリーガル12年やジャックダニエルなど、こちらも日本円で千円台で買える銘柄ばかりです。
その傍らにはソフトドリンクが7種類。どれも甘いジュースばかりです。
その他、冷蔵庫には瓶ビールが各種。栓抜きもこの中に入っています。
瓶ビールの他に、サーバーから注ぐビールもあって、種類は3種類。ハイネケンがあるのは嬉しいところ!
初め、私がビールを注いでいたらグラスが間違っていたらしく、係りの人が飛んで来てすぐ正規のグラスに注いでくれました。羽田空港の様に泡まで自動で注いでくれるマシンではないので、係りの人にやってもらった方が美味しく飲めるのかもしれません。
このビュッフェの充実したラウンジで食事を堪能したい所ですが、この後ビジネスクラスの機内食が待っているので、ドリンクとケーキ1つに留めておきました。それにしても、ビュッフェはなかなかの充実ぶりです。
居心地の良いシドニーのラウンジ
カンタス航空ビジネスラウンジの総評としては、広くて明るいラウンジエリアと充実したビュッフェのある、居心地の良いラウンジだと感じました。ワインの銘柄が格安な点が唯一の欠点と言えそうですが、それを補うほどのビールの種類、そしてアイスクリームの本格的なフリーザーまであるオシャレなダイニングカウンターと、これまで訪れたビジネスクラスラウンジの中でもトップクラスの満足度です。
カンタス航空のラウンジはシンガポールも充実していましたし、成田のラウンジも良し。自国・他国に関わらず、カンタス航空のラウンジへの拘りが強く感じられます。
以上、シドニー国際空港カンタス航空ビジネスラウンジのレポートでした!次回はマレーシア航空ビジネスクラスでクアラルンプールを目指します→マレーシア航空ビジネスクラスA330の「A席」を「K席」と比較
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