今回は、次の旅行に向けて発券した「ANA特典航空券」の発券報告です。何もかもがバカ高いヨーロッパへの渡航は諦めて、東南アジア(ASEAN)諸国を巡る周遊ルートを計画しました!
死ぬほど高い燃油サーチャージでお得感がダダ下がりのマイルフライトですが、サーチャージが無料になる航空会社を上手く取り入れて、なんとか平常時に近い価格で発券する事に成功!そのルートや費用についてお伝えします。
計6区間の東南アジア周遊ルート
今回私が発券したANA特典航空券のルートがコチラ!成田から出発してベトナム、シンガポール、マレーシア、ブルネイの計4カ国をおよそ1ヶ月掛けて巡るルートです(一部別途手配、地上移動を含む)。
訪問都市はハノイ、KLの首都に加え、世界遺産の街ホイアン、ペナン、マラッカ、そして謎の小国ブルネイにも訪れるという充実のプラン!
フライトは国際線が計6区間、全てビジネスクラスで航空会社はANAとシンガポール航空の2社で揃えました。
シンガポール航空のビジネスクラスは、長距離路線を中心に席が殆ど開放されない事で有名ですが、3時間程度の短距離路線であれば普通に開放されていて、比較的簡単に予約可能です。
シンガポール航空では、最近になってB737の新型シートが導入されたそうですが、座席指定をしてみた所、私が利用するフライトにもしっかり反映されていました!
“短距離でも長距離と同じ体験を”をコンセプトに作られたという特別なシート、今からとても楽しみです!
およそ半額に抑えた燃油サーチャージ
今回の発券に掛かった費用ですが、ビジネスクラスの必要マイル数は63,000で諸税が4.3万円。この内、燃油サーチャージは25,000円です。※これは先月に発券したものですが、今月に入ってサーチャージが値下がりした為、追って還付を受ける予定。よって諸税は3.9万円(内サーチャージは21,000円)となります。
この原油価格暴騰の時代、計6区間のフライトにも関わらず費用をかなり安く抑える事が出来ました!
何故ここまで安く抑えられたかと言うと、それはサーチャージ無料で発券出来る「シンガポール航空」を沢山入れたから。6区間中4区間がサーチャージ無料となり、ANAの「成田→ハノイ」の8,000円と「KL→羽田」の13,000円のみ実費が掛かっているという計算になります。
飛行距離を鑑みると、燃油サーチャージはおよそ半額に抑える事が出来ました!
尚、ANAマイルを使った特典航空券では、この他にも「ニュージーランド航空」や「スカンジナビア航空」もサーチャージ無料になりますが、最近こういった特例制度は縮小傾向にあり、この優遇措置もいつか終了してしまうかもしれません…。
欧州はホテル代が2倍!今は東南アジアが吉
それにしても、昨今の原油高・物価高・超円安のトリプルパンチは本当に辛いものがありますね…。特にヨーロッパは時期にもよるとは思いますが、イタリア等の観光地では2019年比でホテル代が2倍に高騰している地域もあるのだとか。
試しに、私が2019年に宿泊したフランス・パリのホテル代を検索してみると、1泊1.2万円程度だった宿泊費が同じ時期でほぼ2倍に高騰!
このパリにあるHôtel du Prince Eugèneというホテルは、隣の部屋の日常会話が聞こえてしまうほど壁の薄い格安3つ星ホテルなのですが、それが今や1泊2.6万円(しかも閑散期)という信じられない価格…。
それに引き替え、東南アジア諸国(シンガポールを除く)は、欧州と比べると物価上昇も限定的ですし、ホテル代はこの1年で1~2割程上がっている様ですが、タイやベトナム、マレーシア等は元々物価が安い国なので、それほど気にならないレベル。
食事もローカルフードを中心に攻めれば、安くて美味しい食事も十分に楽しめますし、今は無理をして欧州へ行くよりも、安くて近い東南アジアが賢い選択なのではないかと。
渡航はまだ少し先になるので、それまでに昨今の円安が少しでも緩和されれば良いですけどね…。