円安・原油高・物価高のトリプルパンチの今、少しでもお得に旅行できるヨーロッパの国はどこか無いか…?色々と模索していたところ、ありました!それはズバリ、私が2019年のヨーロッパ周遊旅行で訪れた「ハンガリー」。
この国は元々ドイツやフランス等と比べると物価水準が格段に安く、それでいて首都ブダペストの街は美しい景観で、治安良好、交通至便の3拍子揃っているという、まさに天国の様な所です!
パリやロンドンの半額、或いはそれ以下の出費で存分に楽しめる、そんなハンガリー・ブダペストがどの様な所か、私の旅行記を元にお伝えしようと思います!
ハンガリー「フォリント」の円安は限定的
先ず初めに、今ハンガリーへの旅行が何故お得なのか?それはズバリ、為替レートの円安が限定的だから。
ハンガリーはEU加盟国でありながら独自の通貨「フォリント」を使っているのですが、なんと対円のレートはコロナ騒動前とほぼ変わらず!ここ直近では2割ほど円安に傾いているものの、依然として2018年~2019年と同じ価格を維持しているという奇跡の様な通貨です!
青天井に上がっていくユーロやポンドと比べたら、いかにお得かが分かりますね。
ハンガリーは物価もホテルも安い!
為替レートに加え、ハンガリーは西欧に比べて物価が比較的安い事でも知られていて、例えば私が以前訪れたこちらのカジュアルレストラン。
ここは味も良く口コミ評価の高い人気店なのですが、ランチタイムにワイン1杯とセットメニュー(スープ+メイン)の注文で1,000円を切るという超お得なプライスです!
コロナ騒動後の現在は全てのメニューが1.5倍~2倍の価格に値上がりしていますが(涙)、それでもパリやロンドンと比べたら半額あるいはそれ以下の水準です。
また首都でありながらブダペストはホテルが安くて、例えば私が宿泊したアパートメントホテルは、地下鉄の駅出口から徒歩3分という超好立地にも関わらず1泊およそ10,000円~というお得なプライス!
現在は同時期の宿泊比で2~3割ほど値上がりしていますが、ブダペストにはお得に泊まれる綺麗な4つ星ホテルが沢山あるので、節約旅行の強い味方です!
美しい首都の街「ブダペスト」
“物価の安いヨーロッパの国”というと廃れた東欧の街を想像する方もいると思いますが、ハンガリーのブダペストへ実際に行ってみると、そんなネガティブなイメージは一瞬で吹き飛びます!
地下鉄やトラムが発達したブダペスト市内は交通の便も良く、またハプスブルク家が支配していたオーストリア・ハンガリー帝国時代の面影もあって、街並みは隣国の街ウィーンにも引けを取らない美しさ!
観光スポットも豊富にあって、改修工事が完了したオペラ座や煌びやかな内装のカフェ、世界一美しいとされるマクドナルドなど、優雅な気分に浸れるスポットが盛りだくさんです!
物乞いも殆ど見かけず治安も良好なので、夜でも安心して出かけられます。
ねらい目は“閑散期"
そんなハンガリー・ブダペストへの旅行ですが、ホテル代を見ている限り、2019年以前と比べると夏のピーク時と閑散期との価格差が拡大したという印象です。
秋から冬にかけてはお得に旅行出来ますが、夏の繁忙期ともなると平常時の2倍かそれ以上の価格になる場合もある様なので、行くなら是非とも閑散期を狙いたい所。
燃油サーチャージ爆上がりの昨今、美しいヨーロッパの街へ少しでもお得に旅行がしたいという方は、是非ハンガリーのブダペストを検討してみては如何でしょうか?但し、昨今はインフレ率が特に半端無いので、行くなら早めが吉です!
ブダペストに関する記事一覧はコチラ→「ブダペスト」