バンコクでは、本格的なタイカレーが食べたいと思っていましたが、最初に訪れたのはSavoey Restaurant(サヴォイ・レストラン)。ここは主にシーフードを使ったタイ料理が食べられるレストランで、バンコクに幾つも店舗を持つチェーン店です。口コミによると、タイのご当地カレー「プーパッポンカリー」が食べられるらしい。
BTS駅前のSCに入っていてアクセスも良好、そんなチェーン店の味はどういうものか、レポートしたいと思います。
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サヴォイ・レストランMercury Ville店
今回私が訪れたSavoey Restaurantは、バンコク市内に8店舗を持つチェーン店です。どの店も大概どこかの駅前のSCに入っていて、利便性は文句ナシ。
今回向かったのは、BTSのChid Lom(チット・ロム)駅前にあるmercury villeというSC内にある店舗。駅からデッキで直結しているので、雨にも濡れずに行く事が出来ます。
Savoeyがあるのは2階(Floor 2)、あまり広いフロアではないので、すぐに分かりました。店頭にメニューが置かれているので、物色してから入店できるのは嬉しいところ。(SavoeyのHP)
この時は午後2時前、店内はざっと数えて30名ほど入れる広さですが、客はほとんどおらずガラガラ…。ちょっと味が心配になる程ですが、まぁ平日のSCだしこんなものかと。
プーパッポンカリーは?
メニュー表は、写真と英語の併記。日本のファミレスの様な仕様で、いかにもチェーン店という感じがしますね。
価格は、メイン料理が大体250バーツ~350バーツ、サイドメニューは150バーツ前後。ランチの予算は、1,000円~1,500円といったところです。タイらしく、野菜とシーフードを使った料理が目立ちます。※価格は社会情勢により随時変動します。
事前にリサーチした口コミによると、このレストランではPoo Pad Pong Curry(プーパッポンカリー)というタイのご当地カレーが食べられるとの事でしたが、メニュー表にその様な表記のメニューは載っておらず…。しかしこのカニが入ったカレーが正にソレという感じなので、コチラのメニューをオーダーする事に。
なぜかデザートが先に来た…
カレーの他にデザートも注文したのですが、何がどう伝わったのかカレーよりも先に出てきてしまいました!今更「後でお願い」と言うのも気が引けますし、アイスが溶けるのでこのまま先に頂く事に…。
でもこちらのココナッツアイスクリーム、80バーツながらミルキーで濃厚!なかなか美味しいアイスクリームです。黒いブロック状のものは何かの寒天かと思いますが、東南アジア特有の変な甘さなどは無くほぼ無味無臭。コリコリ言うくらい、しっかりとした歯応えがあります。
アイスと一緒に運ばれて来たこちらのカップ、中身は黒蜜かと思いきやコーヒーでした。これをアイスに掛けて食べろという事だと思いますが、美味しいココナッツアイスなので何も掛けずにそのまま頂くのがベターです。
意外にマイルドなカニ入りカレー
アイスが来てから2分後、メインのカレーが運ばれてきました。「Stir-fried crabmeat in yellow curry sauce」というコチラのメニュー、お値段は320バーツ。味はまぁまぁ中の上。白いカニに肉がゴロゴロ入っていますが、何だかチキンの様な食感です。汗をかくほどの辛さを予想していましたが、意外にマイルドな口当たり。
赤いのは唐辛子かと思いましたが、ただのパプリカでした!緑色は春菊かな?私の苦手な野菜の一つですが、それほど多くは入っていないので気になる程ではありません。
チェーン店の味はこんなもの?
はじめレシートを渡されなかったので、「レシート・プリーズ」と言って貰いました。今回のお会計は440バーツ(≠1,400円)。ランチタイムで一品料理とデザートの価格としては、日本と遜色ありませんね。美味しいアイスクリームも出てきましたが、物価の安い国でかけた金額にしては、ちょっと満足度は低いかなと…。
バンコクでは、つい最近まで“綺麗なチェーン店ほど味が落ちる”と言われていたそうですが、近年はかなり改善されてきているとの事。でもこれが“旨い!”と感じるまでには、もう少し時間がかかるのかもしれませんね。
決して悪くはないですが、わざわざ目星を付けて訪れる程ではない、というのが正直な感想です。バンコクのチェーン店、今度他でも試してみようと思います。
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