モスクワへ来て最初のディナーに訪れたのが、キエフ駅のすぐ近くにあるウクライナ料理店「Одесса-Мама（オデッサ･ママ）」。駅から少し離れていますが、公園に面した雰囲気の良いテラス席があって、料理の味も良し！値段もお手頃で、なかなかおススメのレストランです。
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モスクワ市内に3店舗
ウクライナ料理店「オデッサ･ママ」はモスクワに3店舗あって、今回私が訪れたのはキエフ駅近くにある店舗。ちょうど滞在中のホテルがキエフ駅前にあるので、フラッと徒歩で訪れました。
この辺りは住宅街になっていて、広い公園を中心にマンションが林立しています。キエフ駅前はちょっと雰囲気良く無いですが、この辺りは子連れで散歩している人も多く見かけますし、のんびりしていて良い雰囲気です。
公園の一角にあるオデッサ･ママ。昼は11時～、夜は23時まで営業しています（定休日なし）。
この日は気候が良かったのでテラス席へ。仕事帰りと思われるサラリーマンの一人客も何名か見かけました。
店員はやや無愛想な対応ですが、英語はしっかり通じますし仕事はキッチリこなしてくれるので問題なし。
豊富な料理、ワインメニュー
この店のメニューですが、観光客には嬉しい写真付き！分厚いフォトアルバムに料理の写真が英語併記で載っています。
このレストランはウクライナ料理店という事ですが、確かにロシア料理店とはかなり異なるラインナップです。
ドリンクはアルコールのメニューが豊富。ワインはヨーロッパ各国のワインがグラスで注文出来て、テーブルワインは280RUB～。
今回は喉が渇いていたのでビールをチョイス！Beerが欲しいと言ったら「ロシアンビール？」と聞かれたのでYesと答えた所、運ばれてきたのがコチラのビール。
「Zhiguli（ジグリ）」という銘柄のロシアビールですが、琥珀色をしたなかなか綺麗なビールです。風味はあまり立ちませんが、ややねっとりとした口当たりがGood！
ナスのキャビアと美味しいパン
さて、注文したのは3品。先ずは前菜ですが、こちらはPeeled Eggplant Caviarというメニュー。
写真を見て適当に頼んだ料理ですが、恐らくこれはフランス等でもよく食べられている“ナスのキャビア”の一種ではないかと。焼きナスのペーストをベースにした料理で、玉ねぎ、そしてトマトの風味が引き立ちます。
やや油っこい料理ですが、つけ合わせのパンにつけて食べると丁度良い具合に。このパンは温められていて、外はサクッと中はモチっと、これはとても美味しいパンです！
ロシア軍の戦闘食「トゥションカ」
メインはBeef Tushonka-Stewed Meat。Tushonka（トゥションカ）というちょっと聞き慣れない料理ですが、これは缶詰に肉と玉ねぎを入れ、塩コショウを加えてじっくり煮込んだ料理なんだとか。
元々はロシア軍が戦場で食べていた戦闘食の一つですが、缶詰と言えども化学調味料や保存料は一切加えられていないのだそう。
恐らくこれはそのトゥションカを再現した料理かと思いますが、食べてみると玉ねぎの甘みとオニオン風味が少し。肉は多少パサつくものもありますが、味は良いです。
デザートはKiev Cake。多層になったミルフィーユ状のメレンゲケーキですが、これはウクライナでよく食べられているブランドケーキの一つなんだとか。
くどくない甘さのチョコレートに、くるみの風味がしっかり。サクッとした食感が楽しめて、これもなかなか私好みです！
納得のお手頃プライス！
今回の会計は1,380RUB（≠2,350円）。首都モスクワにしては、まずまずのお手頃価格ではないでしょうか？特に500mlのロシアンビールが190RUB（≠320円）で飲めるというのは嬉しい限り！
モスクワ市内に3店舗あるオデッサ･ママ、機会のある方は是非お近くの店舗をご利用下さい！
Odessa-mama（Kievskaya subway st.）
- 住所：Ukrainskiy Bul’var, 7, Moscow
- 営業時間：11:00～23:00
- ホームページはコチラ
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