モスクワで迷ったらココ！日本語メニュー有りのウクライナ料理店 Korchma Taras Bulba

モスクワ音楽院でコンクール鑑賞の合間に訪れたのが、Корчма Тарас Бульба（コルチマ・タラス・ブリバ）というウクライナ料理店。

ここは36カ国もの翻訳メニューを取り揃える観光客向けレストランなのですが、行ってみると驚くほどリーズナブルな価格で味も良し！日本語メニューもあって安心、モスクワでお勧めのレストランです！

ウクライナ料理のチェーン店

ウクライナ料理店Korchma Taras Bulbaですが、モスクワ市内には幾つも店舗があります。今回訪れたのは、その中で最も中心部にあるこちらの店舗。クレムリンのすぐ側にあるので、立地条件としては文句ナシ！

幹線道路の歩道沿いにある平屋建ての小さな店ですが、軒先が植物で覆われていたので初め分かりませんでした(笑)！

店頭には“MENU in 36 Languages”と書かれた看板があって、観光客相手に特化したレストランである事は確かです。

中へ入ると店員から希望の言語を聞かれ、その言語に対応したメニューを持って席まで案内されます。何だか物凄く凝ったインテリアの店内ですが、余りにもごちゃごちゃし過ぎてちょっと目がクラクラ…。

この店はウクライナ料理店という事で、内装は同国の田舎にある居酒屋をイメージしたものになっているのだとか。まぁ確かに、木製の家具に手織りのシートカバーやテーブルクロス等、家庭的で暖かみのある空間が演出されている感じがします。

そしてビックリしたのは、突然始ったダンスショー！私が店内へ入って暫くすると、突然金の音と共に店員が一斉に集まり、音楽に合わせてダンスショーが繰り広げられました。

この時18:00ピッタリだったので、恐らく毎正時に行われているパフォーマンスなんだと思いますが、立地条件もあってか観光客に向けた演出は相当力が入っている様ですね。

メニューはもちろん日本語メニュー！項目も“前菜”とか“メイン”とかではなく、料理の種類ごとに分かれているのでとても分かり易いです！（若干怪しい日本語ではあるが…）

ドリンクはクランベリーやラズベリー等を使ったソフトドリンクが豊富ですが、ケチってスティルウォーターを頼んだところ、予めテーブルに置かれた水を飲む様に言われました。

“お通し”として提供されたのが、自家製マスタードとブレッドのセット。なかなかマイルドなマスタードで、パンに付けて食べるとよく合います！

さて、今回注文したのは3品。「キエフ風チキンカツレツ」「揚げ蕎麦の実」「焼きチーズ」です。多少揚げ物ばかりになってしまいましたが、蕎麦の実があるからまぁ良いかと…。

カツレツはズッシリとした卵型の形をしていて、切ると中からハート型の空洞が出現！ここからタップリと肉汁が出てきました。

チーズ風味の味で肉の柔らかさはまずまず、外はサクッと中はプルンとした食感で、カツレツとしてはなかなか美味！

蕎麦の実も素朴な味わいながら、香ばしい風味があってGood！軽そうに見えて、これでも結構腹が膨れてきます。

焼きチーズは、まぁふつうの揚げチーズといったところ。もう少しチーズがトロっとしていれば良いですが、まぁビールには合うかもしれません。

今回の会計は960RUB。ドリンクを頼まなかったとは言え、モスクワのど真ん中のレストランにディナーで訪れて1,000RUBを切るなんてビックリ！感顧客プライスを全く感じさせない良心的な価格、これは恐れ入りました！

但し、支払いは現金のみなので注意が必要です。

店員は皆親切丁寧ですし、味もなかなか良くて価格もリーズナブル！凝った内装に日本語メニューもあって、何ひとつ不満の無い食事が出来ました！

18:00頃は空いていましたが、19:00前にはかなり席が埋まって来たので、ディナーで来店の際は是非お早めに！

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