JALファーストクラスの高級シャンパン「SALON」を詳しくレポート!羽田~ロンドン搭乗記‐その②

その①に引き続き、JALファーストクラス搭乗記をお伝えしています。機内食では、念願のシャンパーニュ「サロン」をはじめ、普段ではなかなか飲めない高級ワインを試しています。

2Kの座席は升席?

ところで、私の座った2Kという座席は、すぐ後ろがビジネスクラスの最前列に当たる為、そこでのやり取りの声がよく聞こえて来ます。カーテンで仕切られているので人の往来は全く無いのですが、CAさんの挨拶や料理が運ばれてくるタイミングも8席の中で一番最後ですし、ファーストクラスの中では一番“下座”に該当する席の様です。

JALファーストクラス ロンドン (12)

ただ、欧州行き上空で眩しくない右側である点や、写真をパシャパシャ(勿論無音カメラで!)やっても後ろから見られる事が無いので、個人的にはお気に入りの場所となりました。まぁ細かい事は気にしない様にと…。

独立したワインリスト

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さて、ファーストクラスでは、ビジネスと違って「ワインリスト」が食事のメニューと独立して渡されました。

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勿論まずは「サロン」、そしてチェイサー代わりに「ロイヤルブルーティー」を選びました。この高級茶、ボトルで数千円~数万円まで幾つか種類があるそうですが、ここで出されるのは4,000円程度のものです。

テーブルクロスは埃だらけ…

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テーブルクロスが引かれます。尚、このテーブルは無断階で位置の調節が可能なものの、完全に固定出来ない仕様の為ちょっと不安定…。手がぶつかっただけで動いてしまう恐れがあるので注意を払っていました。

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また引かれたテーブルクロスを良く見ると、白いホコリが沢山…。こういう仕様(?)かなと思いましたが、この後2回目の食事の時には殆ど付いていなかったので…。もちろんこのまま使い続けましたが。

シャンパーニュSALONを頂く!

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さぁ気を取り直して、いよいよお待ちかねシャンパーニュ「サロン」が注がれます。これまで色々な方のブログを拝見してきましたが、遂に私もその味をテイストする時がやって参りました!

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一口頂いた第一印象は……ん?ウェルカムドリンクで飲んだ「ドゥラモット・ブラン・ド・ブラン」と殆ど変わらない?若干“余韻”の長さが上回る程度か?そりゃぁ確かに「サロン」と「ドゥラモット」は姉妹メゾンですから似てて当然なのですが、幻という程なのかと…。

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しかし二口三口、そして二杯三杯と飲んでゆくに従って、徐々にサロンへの理解が深まり、何かに取り付かれた様にグラスに手が延びて行きます。内に秘めたエネルギーを感じるというか、爆発寸前の火山に溜まるマグマの様なイメージを持ちました。

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勿論「高価」と聞かされているからこそ、こういう感想を持つのだとは思いますが、ただ単純に“甘み”とか“酸味”という言葉では表せない、奥深い味わいである事は確かです。

2018年は「ルイ・ロデレール・クリスタル」に変更されていた!

そんな高級シャンパン「サロン」ですが、2018年に限ってはLOUIS ROEDERER CRISTAL 2009(ルイ・ロデレール・クリスタル)に変更されていました。まだ味を確かめていないので何とも言い難い部分はありますが、そのボトルの価格はサロンの実に3分の1!

高級シャンパンには変わりないですが、随分とお安いものに変わってしまいましたよね。最近何かと改悪続きのJALですが、遂に一番の看板商品であるシャンパーニュ・サロンにまでメスを入れるとは…。

↑2019年より再び「SALON」に戻ったのでホっとひと安心!

高級茶をチェイサーに

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そしてチェイサーとして注文した「ロイヤルブルーティー」。まず香りからしてちょっと特殊。香りに“苦味”を感じ、そして味にも苦味があるのですが、恐ろしいほどまろやか!“水”よりも混じり気を感じず、滑らかな舌触りでスッと溶けて行きます。

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ただ、この香りを“ドブ川の臭み”の様に感じる瞬間もあって、好みが分かれるかもしれません。しかしそれと反して飲み易く、私はこれとサロンを計5杯ほど頂いてしまいました。

またロイヤルブルーティーにはカフェインが入っているそうで、この5杯の摂取によってロンドン到着までの間全く眠気を感じませんでした(出来れば少し寝たかったのですが・・・)

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ドリンクと一緒に“乾きもの”が提供され、複数からセレクトさせてくれます。私はコチラを頂きましたが、この後の食事を考えると、これをここで食べてはいけませんね。結局自宅まで持ち帰って、未だ食べずに残っています…。

この後は食事(アミューズ)へと続きますが、思いのほか長くなってしまったので次回(その③)に続きます。

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