Chocolate Origin(チョコレートオリジン)という名のチョコレート・スイーツ店をご存知ですか?シンガポール発の高級チョコレートとして知られ、2022年から日本でも各地でオープンが相次いでいますが、果たしてその味はどれ程のものか?
今回は、チョコレートオリジンの本拠地であるシンガポールの店舗へ行って、味や価格を調査してみたいと思います。
目次
日本でもチェーン拡大中の高級チョコレート店
日本でもチェーン絶賛拡大中のChocolate Origin。2022年にオープンした白金台を皮切りに、名古屋や広島、サッポロ、最近では北九州の小倉や大阪の枚方にも出店しています。
「℃」のマークをもじったロゴが特徴のチョコレートオリジン(どこかのアパレルブランドにもあった様な…)。
“白金台・高級”といういかにも日本人が飛びつきそうなキャッチコピーですが、シンガポールでは割と大衆向けのブランドの様で、ティーンズの女の子達にもよく利用されているのだとか。
Chocolate Origin Suntec City
シンガポールにあるChocolate Originは、現在のところ12店舗。今回はサンテックシティSC内にある店舗を利用しました。
ここは国際展示場のすぐ側にあるSCで、MRTのPromenade駅からもすぐの好立地。チョコレートオリジンはレベル2の階にあります。
このSuntec City店はCACAOCAT(カカオキャット)とのコラボショップになって、店の一角にはチョコレート色の大きな猫の像がお出迎え!
カカオキャットは株式会社DADACAという日本の企業が展開するチョコレートショップで、2021年に北海道でオープンした日本発のNEWブランド。
今回はノーチェックでしたが、こちらも東京の白金台に基幹店があるので、気になる方はチェックしてみると良いかもしれません。
日本よりも安い?価格をチェック!
本題のチョコレートオリジンは店舗正面にディスプレイを構え、ケーキやタルト、ジェラートに至るまで、あらゆる商品が揃っています。
価格をチェックしてみると、人気のカップラバーケーキは$6.9(≒690円)、レギュラーサイズのホールケーキは$44.8(≒4,480円)、同カットケーキは$8.5(≒850円)。
それぞれ日本での価格(2023年5月現在)は759円、4,104円、726円なので、日本より割安か否かは商品によってかなりバラつきがある様です。
為替がもう少し落ち着けば割安になると思いますが、元々ハーゲンダッツアイスクリームが600円以上もするシンガポールですから、こういった嗜好品の値が張るのは仕方ないのかもしれません…。
濃厚であま~いチョコレート!
このSuntec City店はカフェスペースも設置されていて、カウンター席の一部にはコンセントも完備。カウンターで注文・決済し、店内で食べたい旨を伝えると席まで持ってきてもらえます。
折角なので、今回は人気のカップラバーケーキ($6.9)を試食してみました!チョコと抹茶から選べる他、下部のアイスクリーム無し($6.5)を選択する事も可能。
Withアイスクリームという事で冷たいスイーツかと思いきや、上部のチョコレートは熱っつあつ!それが中央から徐々に溶けていって、良い具合にトロっトロになります。
仄かに感じるビターチョコの苦味、しかしそれ以上にガツンと来る甘さがあって、渋いお茶が飲みたくなる程。下部のバニラアイスと混ぜると良い感じになりますが、チョコの層が厚いのでなかなかアイスまで辿りつかない…。
もう一つ、チョコレートタルトのダーク($6.3)を試してみましたが、こちらは冷蔵庫から直送の冷たいスイーツ!
口当たり滑らかでとても上品な味わい。甘さも控えめですし、これなら高級チョコレートとしても納得のいく味です。
甘党にはおススメだが…
と言う訳で、シンガポール発のチョコレートブランドChocolate Originのスイーツを試してみましたが、思っていた以上に“甘い”というのが正直な感想。こんな甘党の私ですら渋いお茶が恋しくなる程の甘さです。
悪い味ではないですが、まぁわざわざシンガポールへ来てまで食べに行く必要は無いかな…。ガツンと来る甘~いチョコレートスイーツが食べたいという方は、是非利用してみてはいかがでしょうか?
「シンガポール」記事一覧と旅行ガイド一覧はこちら↓