「おばんざい」とは、彩り豊かな京野菜が幾つもの小鉢に入った京都の家庭料理を起源とする郷土料理の事。京都を旅行するなら是非とも一度は食べてみたいものですね。
高級な精進料理を思わせる様な見栄えもあって、ちょっと敷居が高いと思いがちですが、今回私が訪れた京都河原町駅近くの居酒屋「市場小路」で食べられるランチタイム限定メニュー「おばんざいプレート」は、彩り豊かな8種の小鉢にメイン料理、おかわり自由な五穀米や自家製豆腐まで付いて1,000円~というお手頃価格!
そんな京都の居酒屋で頂くお得なランチメニュー「おばんざい」をレポートしたいと思います。
目次
河原町駅のすぐ近く「市場小路 寺田本店」
おばんざいプレートのランチメニューを提供する居酒屋「市場小路 寺田本店」の場所はこちら。阪急の京都河原町駅から徒歩3分ほど、“寺町通り”というアーケード商店街の中にあります。
グレーのシックなファサードが目印。夜の営業では、鉄板で焼き上げる黒毛和牛のステーキがウリの店で、平均予算は7~8千円。まぁまぁの値段する居酒屋です。
ランチタイムのオープンは11:30、その10分後に行くと既に多くの客で賑わっていましたが、居酒屋とあって座席数に余裕がある為か、12時を過ぎても断られている客はいませんでした。
相席は恐らく無いと思われますが、1人で訪れる場合4人掛けテーブル席は避けた方が無難かもしれません。
1,000円から選べるランチメニュー「おばんざいプレート」
この店のランチメニュー「おばんざいプレート」ですが、8つの小鉢と五穀米、自家製豆腐、味噌汁のセットをベースに、ハラミステーキや海老チリ、サーモンのカルパッチョなどのメイン料理を1品選ぶというスタイル。
選択するメイン料理によって価格が異なり、最も安いのはチキン南蛮で908円+税、最も高いのはハラミステーキで1,463円+税となっています。
ランチメニューは店頭にサンプルが置かれているので、店内メニューよりこっちの方が見易いかもしれません。
店頭にコロナ対策の表示がありますが、特にマスク着用を求められる事はありませんでした。
美味しくて健康的!おススメは「生ふと湯葉」
私がチョイスしたのは「生ふと湯葉のおばんざいプレート」。お値段1,371円+税という上から2番目に高いメニューですが、生麩田楽と湯葉刺身といういかにも京都らしい料理に惹かれて選択しました!
メインのプレートは焼き魚を加えた3品ですが、この選択が大正解!キュッと締まった独特の歯応えの湯葉刺身と、モッチリした食感に味噌の香ばしい風味の生麩田楽、これはとっても美味しいです!
「おばんざい」の8種の小鉢は、これだけで20品目以上はあるという彩り豊かなプレート!こういう健康的な食事を毎日してみたいものですね。
尚、五穀米と自家製豆腐はおかわり自由!この自家製豆腐は特別風味豊かという訳ではないですが、テーブルにあるしょう油、又は塩で頂くとそれぞれ違った風味が楽しめます。
手軽に味わえる「おばんざい」ランチ
と言う訳で、本格的な京料理のおばんざいプレートが手軽な価格で味わえる「市場小路 寺町本店」、機会のある方は是非お為し下さい!
窯焼和牛ステーキと京のおばんざい 市場小路 寺町本店
- 住所:京都市中京区寺町通錦小路上ル円福寺前町283-B1F
- 営業時間:11:30~16:00、17:00~23:00(LOは各々閉店1時間前)