コロナ禍でも営業!京都「東寺」五重塔の夜間ライトアップ

すっかり春めいて来て、漸く自粛ムードも徐々に柔らいできましたね。今回は、京都の「東寺」で春・秋に行われる夜間営業ライトアップの訪問レポート!

京都にある世界遺産の一つ「東寺」は、真言宗の総本山としても知られる有名なお寺の一つですが、ここは毎年春と秋に期間限定で夜間営業が行われ、境内が美しくライトアップされます。

コロナ禍で京都のお寺の特別拝観などの中止が相次ぐ中、ここは昨年の秋も変わらず営業しており、今年の春も3/19~4/18の日程で開催。今回は、昨年の秋に訪れた時のレポートをお伝えしたいと思います。

アクセス・入場料・消毒・マスクなど

東寺の場所はこちら。JR京都駅から近鉄線で一駅「東寺駅」が最寄ですが、京都駅から歩いても15分強で着きます。

東寺の敷地には東西南北に門がありますが、夜間営業のエントランスは敷地の東側、大宮通りに面した慶賀門の所になります。案内板が出ているので、迷う事は無いでしょう。

今回は、夜間営業が始まる17:15の時刻を狙って訪れましたが、同じ事を考える人は多い様で、エントランスには数十名程度の行列が…。流石に入場待ちになる事はありませんでしたが、開園時刻を避けた方がスムーズに入れるかもしれません。

入場料は1,000円(かなり割高…!)。入場の際に容赦無くアルコールを手に拭き付けられます(笑)。こういう犯罪まがいな行為を良しとする風潮が早く無くなる事を祈るばかり…。

マスクは強要されませんでしたが、関所(チケットチェック)を通る際は、念のためアゴマスクくらいはしておいた方が平和的かもしれません。

ライトアップされた境内を散策

さて、東寺には250m四方の敷地があって、今回の夜間営業で入る事が出来るのは「講堂」「金堂」そして「五重塔」に囲まれた池のある園庭の部分。食堂や御影堂があるエリアはいつでも無料で入る事が出来ます。

一番の見所はエリアの一番奥にある五重塔ですが、そこへ行くまでの園庭も綺麗にライトアップされていてなかなか素敵!ベンチもあるので、座っての鑑賞も可能です。

園庭は結構広くて、隅々まで敷き詰められたライトが紅葉を照らしていました。恐らく春の時期は桜が相当綺麗だと思います。

「不二桜」という名の大きな枝垂桜の姿も。春は秋以上に美しい景色が見られるかもしれません。

尚、講堂と金堂には自由に入れますが、中は撮影禁止。これらは通常の昼営業でも公開されているので、時間が無ければ入らずに飛ばしても良いでしょう。

ライトアップされた五重塔

見学エリアの一番奥、五重塔の手前までやって来ました!高さ55m、日本で最も高い木造建築とあって、なかなか迫力がありますね。

照らされるライトは白一色。この時はまだトワイライトでしたが、辺りが真っ暗になるともっと白く輝いて見えます。

この五重塔の内部には入れませんが、年に何回か期間限定で公開される事もある(五重塔初層特別公開)ので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

ライトアップされた五重塔は単体でも綺麗ですが、写真を撮るなら周りのライトアップされた木々を含めたアングルの方が断然美しいです!塔の周りは人だかりが出来ていますし、少し遠くから眺めた方がゆっくり鑑賞出来て尚更良いかもしれません。

水面に映る五重塔が美しい!

私が園庭を散策した中で最も美しいと思ったのが、池を含めたアングル。ライトアップされた木々や五重塔が鏡の様に映って、とても幻想的です!

この池の存在はあまり知られていないのか、池の周りは殆ど誰もいませんでした。

有料エリア内にある池だけでなく、「宝蔵」横の小さな溜池からもこの様に水面に映る五重塔が見られるので、帰り際には必ずチェックする事をおススメします。

コロナ禍でも営業

と言う訳で、京都の象徴としても名高い五重塔で有名な「東寺」の夜間営業ライトアップのレポートでした!コロナ禍でも変わらず営業していますが、訪問の際は年の為HPをチェックしておく事をおススメします。

東寺(ライトアップと夜間特別営業)

  • 実施期間:3/19~4/18(2021年春)
  • 営業時間:17:15~21:30(21:00最終入場)
  • 東寺の年間計画はHPでチェック