香港のレストランの中で高い人気を誇るのが、中環にある鼎點1968(Ding Dim)という店。行ってみると、飾らない雰囲気のローカル店ながら清潔な店内のレストランで、メニューは全て写真つき!言葉が分からなくても安心な、旅行者に嬉しいローカル店でした!
評価の高い口コミも多い人気店、そんな鼎點1968で食べる本格中華の味は如何ほどか?レポートしたいと思います。
中環にある人気のレストラン
今回訪れた鼎點1968の場所はコチラ。中環の駅からほど近い所にありますが、道が遠回りな上かなりきつい上り坂を登って行かなくてはなりません。
ローカル店だと聞いていましたが、“Ding Dim 1968”と書かれた看板がかなり真新しくて綺麗ですね。トリップアドバイザーの旗も掲げられている所を見ると、そうとう観光客が押し寄せてかなり潤っているのではないかと。
店内は小じんまりとしていて、座席数は30ほど。私が入った時はちょうどタイミングが良くて空いていましたが、この後5分も経たずに満席!既に午後3時を過ぎているのに、凄い人気ですよね。
一人客はもちろん相席必至ですが、運良く2人掛けのテーブル席に座る事ができれば回避される模様。
注文は簡単!リストにチェックするだけ
この鼎點1968のメニューですが、全てのメニューに写真が付いている上、メニューの解説には日本語も併記。ちょっと怪しい日本語もありますが、言葉の心配がないのが嬉しいところ!
また注文の仕方も簡単で、テーブルに置いてあるチェックシートに自分でチェックを入れて店員に渡すだけ。何も喋らずに注文できてしまいます!
各料理名には番号が付いているので、チェックシートとメニューを照らし合わせるのも便利!
まさに外国人観光客に向けたメニューですが、その代わり値段もやや割高で、1品おおよそ$30前後、エッグタルトもありますが$27もします。
本格派!中華の味は…?
今回は3品注文しましたが、先ずはコチラ116番のメニュー「沙嗲金錢肚(Bolden Beef Tripes in Satay Sauce)」。中華でお馴染み“ハチノス”に、大根やパプリカが入った一品です。
ハチノスはコリコリとした食感、やや甘口の味付けながら、ピリッとした辛味が後からやって来ます。アジア特有の臭みが若干あって、あまり日本人好みの味では無いですが、嫌な味では無く普通に食べられます。
まぁ日本のレストランではなかなか出てこない本格的な味である事は確か!
続いて206番の「米網齋春巻(Spring Rolls with Sauteed Muschrooms)」。ベトナム料理のチャー・ゾーに似た揚げ春巻きですが、中にジューシーな椎茸が入っていて、これはなかなか美味!
少々油っこいですが、まぁそれは中華ならではなのでお咎めなし。
もう一つ、210番の「香煎糖醋牛肉餅(Pan Fried Sweet & Sour Beef Patty)」は、普通の揚げ餃子といった感じの料理。中にはミートのパテがギッシリ入っていますが、まぁこれは味的にフツーかなと…。
$200以上でクレカ対応
今回のお会計は、3品で$101(≠1,400円)。美味しいメニューもありましたが、決してローカルとは言えない高値にちょっとビックリ…。※価格は為替レート等により常に変化します。
尚、この店はクレジットカードの支払いにも対応していますが、$200未満の会計は現金のみとなる様です。
味はそこそこ、値段は割高、でも写真付きメニューで間違いが無く、香港初心者にはおススメのレストランです!
鼎點1968(Ding Dim)
- 住所:59 Wyndham St., Central , HK.
- 営業時間:11:00~21:15 LO(金曜・土曜は22:15 LO)
- ホームページはコチラ
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