マダムタッソー蝋人形館（香港）の見所をチェック！トランプ大統領には近づけない？

有名人の超リアルな蝋人形に見て触れる事が出来る「マダムタッソー蝋人形館」。世界の様々な都市にありますが、今回は香港のマダムタッソーに潜入！どんな芸能人に会えるのか？レポートしていきたいと思います。

ビクトリアピーク駅舎の中にある

香港のマダムタッソー蝋人形館、場所は香港島にあるビクトリアピークの山頂にあります。

ピークトラム（ケーブルカー）の駅舎の中にあるので、アクセスの良さは抜群！この船の様な形の建物の中にはピークトラムの乗り場やマダムタッソーの他、カフェやレストラン等の店舗、また屋上は展望台（有料）になっています。

マダムタッソー蝋人形館は、エントランスから一つ下の階（P1）にあります。

入口横にはニコールキッドマンの蝋人形が置いてあって、これに限っては無料で撮影可能。でもその割に、写真を撮ったり触れたりしている人が少ないですが、もう既にあまり人気が無いのか…？

入場チケットは、エントランス横のチケットブースで購入。整列用のパーティションが引かれていますが、この日は行列全くなし！昼の12時頃でしたが、この時間帯は空いているのかもしれません。

チケットは主に3種類（Basic、Standard、Ultimate）あって、入場のみの場合はBasic。StandardやUltimateは後述する別料金の写真撮影が可能になる等のオプションがついています。決済はクレジットカード対応。

チケットは公式HPでも購入する事が可能で、その場合は幾分割引になります。日本語対応で分かり易いですが、予め日付を指定する必要があるのはちょっと難点。

尚、一番安いBasicであっても立派なガイドブックが付いてくるのは嬉しいところ！今回はそのBasicチケットを購入しましたが、どういう訳か料金が大幅に割引されて＄263に…。※価格は為替レート等により常に変化します。

さて、中へ入ってみると早速蝋人形の芸能人達がお出まし！どこを歩いても感じる人の視線…、なんか不思議な感じがしますね。

前半はメタリックな内装の中、香港をはじめ中国や韓国の若手俳優が主に展示されていますが、日本人からすると普段あまり見かけない人物ばかりなので、この辺はすっ飛ばして見ても問題無いでしょう。

それにしても驚くのはこの質感。肌質から瞳の色、リップに至るまで本物ソックリ！これだけリアルだと、1メートル以内に近づいても本物と見分けがつかない程です。

蝋人形は写真撮影の他、触れる事もOK！周りの人を見ていると、肩を組んだり抱き付いている人もいました。

それこそ私も、女優の良からぬ所を触ってやろうと思いましたが、一人旅でそれをやるのはちょっと勇気要りますね…(笑)

中盤以降になってくると、漸く誰もが知る世界的な有名人が出てきます。スーツ姿のジョニーデップは、顎のヒゲまで超リアル！彼、意外と低身長なんですね。

スポーツのエリアでは、ベッカムやロナウド、テニスのシャラポアもいます。しかしここにベッカムが出てくる所を見ると、ちょっと世の中のトレンドからは遅れている様な気もしますが･･･

ど定番のマイケルジャクソン、そしてレディ･ガガがあるのは最終エリア。マイケルはかなり若い頃の姿ですが、それでもかなりリアルです。

俳優ばかりの蝋人形館ですが、中盤には各国の要人達が集う厳重な(？)エリアがあります。最初に見えてくるのは、時の米大統領オバマとトランプ大統領のツーショット！

その隣には習近平国家主席の姿もあって、かなりVIP感万歳のエリアです！ここには撮影待ちの整列用と思われるパーティションが引かれているので、ピーク時には相当混雑するのではないかと。

ただ、これら大統領に限ってはオプションとなっていて、近づいて触れたりするには別途＄150を支払って専用のカメラマンに写真を撮ってもらう必要があります。

でも最初からStandard以上のチケットを購入すれば、これが1回無料で利用できるので、大統領や国家主席と写真に写りたい場合はその方が断然割安です。

そんな大統領や国家主席の傍ら、すぐ横に居るエリザベス女王は撮影無料というこの格差･･･。背景や椅子の豪華さではこっちの方が上ですけどね～。

尚、この香港のマダムタッソーには日本人の有名人は殆どおらず、唯一確認できたのが草間彌生氏のみ。基本的には香港のメディアに登場する人物のみが展示されているのだと思います。

マダムタッソーは東京のお台場にもあるので、日本人の有名人に会いたければそちらへ行くのがベストです。

と言う訳で、なかなか見応えのあった香港のマダムタッソー蝋人形館。入場料はやや割高ですが、リアルな有名人に会いたい場合は是非！

★その他、香港に関する記事はこちらにまとめています→香港･マカオ