白い鳥は撮るな!ロシアの観光地で詐欺被害【犯人の顔写真付き】

ん~悔しい!! ロシア-サンクトペテルブルクのカザン大聖堂前の広場で白い鳥の写真を撮っていたところ、若い男に色々いちゃもんを付けられて、金を奪われてしまいました!

後々調べてみると、これはロシアの観光地で多発している詐欺被害なんだとか。まさか自分がこんな典型的なパターンの被害に遭うなんて思いもよらず、ただただ悔恨の念に駆られるばかり…。

今回は、そんなロシアで横行する被害の全容と対策について、私の体験を元にお伝えしたいと思います。

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白い鳥を撮影すると「金をよこせ」

カザン大聖堂前広場

今回私が被害に遭ったのは、サンクトペテルブルクにあるカザン大聖堂前の広場。ここは超が付くほど有名な観光地とあって、朝から夜まで多くの観光客で賑わいます。

午前9時半ごろ、私がカザン大聖堂に向かって歩いていた所、広場にある花壇の柵の上に止まっている白い鳥が目に留まりました。

撮ると詐欺に遭う白い鳥/ロシア

この周りには黒い鳩しか居ないのに、一際目立つこの鮮やかな色の鳥。珍しさから手元のカメラでこの鳥をパシャリと撮影した途端、すかさず若い男が駆け寄って来て英語で話かけてきました。

「この鳥は俺の大切な友達だ。お前は今この鳥を撮っただろ?だから金をよこせ」

あぁ~よくあるパターンだなと思いシカトして歩き出した所、この男の仲間と思しき別の男も駆け寄って来て同じ事を言います。挙句の果てに、その場から離れようとする私の進路を妨害するまでに。

暫く睨み合いが続き、私が警察を呼ぶぞと言っても「ノープロブラム」。このまま喧嘩する事も考えましたが、流石に若い男と2対1じゃ勝負は見えています。仕方なく要求通り1,000RUB札を片方の男に渡すと、もう一人の輩が「それぞれに1,000RUBだ、俺にもよこせ」

カザン大聖堂前にいる詐欺師

たまらず私が大きな声で「今払っただろ」と大声で何度か叫ぶと、少し面を食らった様に去って行きました。暴力を振るわれる事も無く(進路は妨害されたが…)、怪我もせずに済みましたが、結果的に1,000RUB(≠1,700円)を盗られてしまった…。

周りに日本人が居れば助けを求める事も出来ますが、この時は中国人しか居ませんでした…。

犯人は若い男2

Fraud-criminal-st-petersburg

サンクトペテルブルクの詐欺師

余りにも悔しかったので、犯人の男の姿を写しておきました!身長は水色の服の男が175cm程度でサングラス着用、青のジャンバーの男は165cm程度とやや小柄、どちらも痩せ型で年齢は20代くらいです。

これからサンクトペテルブルクへ訪れる予定のある方、この姿・顔をよく覚えておいて下さい。

Fraud-criminal-st-petersburg/Face

サンクトペテルブルクにいる詐欺師の顔

この2人の輩、私が鳥の写真を撮る前からこの広場をうろついていた様で、この5分程前にさりげなく広場を撮影した写真にも写りこんでいました。つまり奴らは常習犯!私以外にも被害に遭った人がいると思うと、いたたまれないですね…。

大声を出す事が有効!

この様なケースに遭遇した場合、どうすれば被害を防げるのか?やはり最も有効な手段は“大声を出す”事。今回の犯人達もそうでしたが、奴らは目立つ事を嫌がるので、大きな声を出して騒ぎ立てるのが一番有効な手段なのかもしれません。

Whistle

大きな声が出せるか自身が無い場合は、ホイッスルや防犯ブザーを携帯するのも手。とにかく大きな音を出して、周りから注目を浴びる様にすると良いかと思います。

まぁ頭では分かっていても、いざとなるとなかなか実行に移せないものですが、笛くらいは携帯しておくと役に立つかもしれません。

横行する詐欺被害、その他の事例は…?

白い鳥を扱う詐欺師/ロシア

今回被害に遭った“白い鳥”を使った詐欺ですが、このカザン大聖堂以外でも、血の上の救世主教会やロシア美術館前の公園などで同じ様な鳥を扱っている人間を見かけたので、よほど沢山横行しているのでしょう。

ちょっと珍しいなと思っても、白い鳥は絶対に撮っちゃダメです!

コスプレ衣装の詐欺師/ロシア

また鳥以外にも、この様にコスプレ衣装を身に纏った輩には要注意!奴らは観光客相手に写真を撮らせて、後から金を請求してくる詐欺師です。こちらからカメラを向けなくても、向こうから積極的に仕掛けて来るという悪質さ。

サンクトペテルブルクのコスプレ詐欺

私も経験があって、路上でアイスを食べていた所、貴族風のコスプレカップルが近寄って来ていきなり握手を求められました。私が大きな声でNo!と言って振り払った所すぐに去って行きましたが、ほんと油断も隙もあったもんじゃない…。

詐欺の手口/サンクトペテルブルク

彼らの動向を見ていると、中には金を取られずに済んでいる観光客も居ましたが、それは彼らが西洋人だから。言葉もロクに通じない東洋人は特に標的にされがちなので、彼らと一緒に考えない方が良いでしょう。

東洋人は特に狙われる!

今回私はサンクトペテルブルクに来て、観光初日の朝に被害に遭うという運の悪さ…。しかし同時に、極東やシベリア等の田舎とは違う“都会のロシア”における防犯の大切さを再認識するきっかけにもなりました。

リュックを前に抱える観光客

リュックを前に抱える西洋人

詐欺だけでなくスリも頻発していると言われるサンクトペテルブルク。周りの観光客を見ると、リュックを前に抱えている人の姿がほんと多いです。東アジアの人(日・中・韓)はほぼ全員そうですが、中には西洋人でも前に抱えている人が居るほど。

これは他のヨーロッパ諸国では見られなかった光景なので、よほどこの街は危ないという事なんでしょう。

サンクトペテルブルク

これからサンクトペテルブルクやモスクワ等ロシアの都会へ訪れる方は、最大限の注意を払って被害に遭う事の無い様にして頂きたいと思います。兎にも角にも、私から金を奪った犯人に罰が下る事を願って止みません…。

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