♪やさしさに包まれたなら(ピアノ・ソロ)楽譜配信と演奏のポイント!

今回は、久々の楽譜ダウンロード配信のご紹介です!ユーミン(荒井由実/松任谷由実)さんの歌うジブリ映画「魔女の宅急便」主題曲≪やさしさに包まれたなら≫をピアノ・ソロに編曲し、楽譜の配信を開始しました!

この記事では、曲の紹介やダウンロードページへのリンク、演奏のポイントについてまとめています。

「やさしさに包まれたなら」ピアノ・ソロver.

言わずと知れたユーミンの名曲。軽やかにビートを刻むベースラインの上にアコースティックギターの細かな動きを乗せたカントリー風のリズムが特徴で、編曲にあたっては可能な限りオリジナルのサウンドを忠実に再現する様に心掛けました!

基本的に左手でベースラインと後打ちのリズムを刻み、右手は主旋律とアコースティックギターの部分を演奏、ハイレベルな演奏技術を要する上級者向けの編曲です。

この楽譜のダウンロードは「MUCOME(ミューカム)」および「Piascore」のサイトから行えます。それぞれ数万点にも及ぶJ-popや映画音楽などが投稿されていて、楽譜の売上金額の一部がJASRACへの著作権料支払いに充てられるシステムです。

演奏のポイント!

この曲を演奏する上では、主旋律を歌った上でいかにギター部分の16分音符をリズミカルに弾けるかがポイントとなります。

1の指でメロディラインを押さえながらその他の指で16分音符のアルペッジョを弾くという音型が連続するので、手が小さい方には弾き難い部分もありますが、その場合はペダルを併用してメロディラインを保続させると良いかもしれません。

カントリー風のリズム感を上手く出すコツとしては、左手による8分音符の刻みをしっかり意識する事。そうする事で全体のリズムが掴み易くなり、演奏の安定感にも繋がります。

またテンポは“四分音符=106”とAllegretto並みの速さですが、エチュードの様な音型が連続する事から、どうしても16分音符を弾くのに必死になって前のめりな演奏になってしまいがち。

その場合はリズムの刻みを一つ一つ確認しながら丁寧に弾くと同時に、やや遅いと感じるテンポで弾いてみると上手く行きます。

練習のポイント

練習のポイントとしては、しっかり腕の重さを乗せたゆっくりの練習をひたすら繰り返す事が重要。左手の演奏は特に難しいものではないので、右手だけの練習を重視するのも良い方法かもしれません。

ギターを表現した16分音符のパッセージは、大きなフレーズではなく細かい刻みを意識する方が弾き易いですし、カントリー風のリズムを表現する上でも有効です。

後は、ひたすらさらう事!私もこの動画を撮る際に何度も練習しましたが、まだまださらい足りない位…。

と言う訳で、今回は久々に「MUCOME」へ投稿した楽譜のご紹介でした!ユーミンの名曲≪やさしさに包まれたなら≫のピアノ・ソロバージョン、皆様のご利用をお待ちしております♪

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