今回は、那覇空港にあるカードラウンジ「華」をレポートします！マイレージ上級会員しか入れない航空会社のラウンジと比べると、内装も設備も貧相な場合が多いカードラウンジですが、この那覇空港のラウンジはなかなかの充実振り！
到着時にも使えるので利用価値は高いですが、その分混雑は必至です。
那覇空港到着ロビーの一番奥
那覇空港のカードラウンジ「華」があるのは、ターミナル1F到着ロビーの一番奥。到着口B（ANA側）の更に奥にあるので、JALの到着口からはかなり歩かされます。
営業時間は8:00～20:00。各種クレジットカードのゴールドカードと当日の搭乗券の提示で入場できます。アライバル（到着時）の利用も出来るのが嬉しい所！
中へ入ると右側にレセプション。出発便の案内表示もここにありますが、LCCは表示されないとの事なので要注意。
ちょっとお洒落な内装
レセプションから先へ進むと、艶やかな壁や床の廊下が奥の方まで続いていますが、何だかちょっとラグジュアリーな雰囲気！これまで入ったカードラウンジの中では、格段にオシャレな空間です。
回廊の袖にはメインフロアがあって、黒い個人用ソファーが30席弱、廊下側にはカウンター席が配置されています。落ち着いた雰囲気のラウンジですが、窓が無いので少し閉鎖的な感は否めませんが…。
廊下の反対側にも小部屋があって、ここにはちょっとタイプの異なるシートが十数席ほど。コンセントも付いていますが、全て向かい合った配置なので、満席時は目のやり場に困ってしまいそう…。
カードラウンジとしてはかなりの広さを誇りますが、それでも座席が足りないほど混雑する事もある様で、廊下には臨時のパイプ椅子が並べられています。こうなると、もはやラウンジで“寛ぐ”という目的からは掛け離れてしまうのではないかと…。
ソフトドリンクが充実！
廊下の中腹にはドリンクコーナーがあって、コーヒーやジュース等のサーバーが置かれています。このソフトドリンク飲み放題こそ、カードラウンジ最大の魅力と言っても過言では無いですね。
コーヒーマシンは2種類あって、色々な飲み方が可能。ジュースの種類も豊富していますし、カードラウンジとは思えない充実ぶり！
その他、冷蔵庫にはシークヮーサージュース等、沖縄のラウンジならではのドリンクもあります。
有料のアルコールメニュー
尚、アルコールは全て有料。ラインナップを見てみると、オリオンのグラスビールは324円、赤･白ワインのベビーボトルは648円、その他沖縄の泡盛が幾つかありますが、何れもミニボトル又はカップでの提供となっていて、価格は324円～540円。
いずれもお手頃価格ではありますが、市場価格を調べてみたら、容量あたりの値段は相場の1.5倍～2倍もします。それならターミナル2Fのお土産コーナーで買ってきて飲みたい所ですが、残念ながらラウンジ内への飲食物の持ち込みは禁止。
もう少し自由な使い方が出来れば良いのですが、まぁカードラウンジなので仕方ないでしょう…。
カードラウンジにしてはとても充実！
到着時にも使えるので、我々の様なマイレージ･ステータスホルダーであっても利用価値はあると思います。移動距離の長い那覇への到着時に、水分補給などここで一息ついてから街へ繰り出すという使い方には便利！
唯一の懸念は混雑。この一週間で3回ほど訪れてみましたが、夕方18時頃はいつも必ず混雑の旨の案内が出ていました。座席数が多いので満室になる事はそう無いと思いますが、あの分じゃちょっとリラックスは出来ないかな…。
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