ファーストクラスラウンジが使えず、止むを得ず向かった羽田空港のサクララウンジ・スカイビュー。久しぶりにビュッフェのメニューを味わってみたのですが、以前に比べて味がだいぶ改善していました!
コスト削減が顕著だった最近のJALサクララウンジの料理、その現状をレポートしたいと思います。※この記事のメニューはコロナ騒動前のものです。ラウンジのメニューは随時変更されます。
目次
サクララウンジのビュッフェと言えば…
JAL日本航空のビジネスクラスラウンジとしてお馴染みのサクララウンジ。国際線のラウンジにはビュッフェがあって、無料で食べ放題(飲み放題)なのですが、どうも近年は料理の質の低下が著しいと感じていました。
昨年ディナータイムに利用した際に食べた料理は、何れも味気ないものばかり。無難な味はビーフカレーのみで、それ以外のアラカルトは全て期待はずれ!
また、成田空港のサクララウンジをランチタイムに利用した際は、ほんと心配になるくらいに萎びたサラダバーやパサパサのパン、悪い油を使った様な唐揚げ…。
品揃え・鮮度・味、どれをとっても不満ばかりのビュッフェで、ガッカリしていました。
羽田・国際線スカイビューラウンジへ
そんな過去の記憶が蘇る中、今回は羽田・国際線のサクララウンジ・スカイビューへ!現在私はJGCプレミアなので、本来ならばファーストクラスラウンジを利用できるハズですが、今回はエールフランス利用なので使えず、止むを得ずコチラを利用する事に…。
でもこのラウンジは一続きの広間で開放感があるので、デザイン的には嫌いじゃないです。オープン時間が限られているのは残念ですが、開いている時は迷わずこちらを利用するのがベターかと思います。
夕食メニューをチェック!
この日の夕食メニューですが、タンドリーチキンの入ったサラダラップや手まり寿司、黒豚入りのシュウマイなど、以前には無かった様なメニューが目白押し!
サラダバーを見ても、ベトナム風の海老春巻きなんかも置かれています。葉物野菜も、以前に比べたらかなり鮮度が良い(様に見えます)ですし、ディスプレイの彩りもGood!
ある意味、ここがサクララウンジである事を忘れてしまう程です(苦笑)。
デザートの種類は少なめですが、2種類のタイ焼きやマドレーヌ等。粉物ばかりなのはちょっと残念ですが…。
意外と美味しいメニューもあった!
これらのメニューを少しずつ食べてみましたが、海老春巻きはシャキッとしていて野菜の臭みも無く、サラダラップも具沢山でチキンもパサツキなし。どちらも万人向けの味付けですが、風味があってなかなか美味!
手まり寿司のアナゴも風味豊かですし、これはとても意外でした!
デザート類の中では、しっとりしてフルーティーな甘さのマドレーヌがなかなか美味!スコーンはボロボロでパサパサですが、元々そういうものなのかも?
タイ焼きはちょっと残念!トースターでチンして頂きますが、餡の味は悪く無いものの、餡の量が極端に少なく、また皮の質があまり良く無いです。これならスーパーで買える紅葉饅頭の方が断然美味しいかも。
コスパの良いスパークリング
その他、以前には見かけなかったスパークリングワイン「ヴァルフォルモサ・クラシック」。こちらを試してみました。
本格的なシャンパンの様な主張は無く大人しいですが、質の悪い嫌な甘さも無くすんなり飲める味。食前の一杯には良いかもしれません。
こちらの銘柄、ググってみると市場価格が千円強の超格安スパークリングです。特別美味しいものではないですが、料理の邪魔をせずコスパの良いスパークリングを求める場合には良いかもしれません。
ちょっと改善されたサクララウンジのビュッフェ
と言う訳で、およそ1年半振りに利用した国際線サクララウンジのビュッフェですが、以前に比べればだいぶ味は改善したと感じました。
まぁ以前のビュッフェがあまりにも酷かったので、そこからの改善に過ぎませんが…。恐らく、最近新設された羽田~ロンドンの深夜便で、普段ラウンジ入室権を持たない乗客でもサクララウンジを利用できる様になった事から、その時のビュッフェと少しでも差が出る様に工夫しているのかもしれません。
また、同じ羽田空港国際線ターミナルには、美食で知られるキャセイパシフィック航空ラウンジもあるので、JALも少なからず企業努力を迫られているのでしょう。何はともあれ、いつ行っても美味しいメニューが食べられるラウンジを目指してもらいたい所です。
♪こちらも合わせてどうぞ↓