羽田空港国際線ターミナルにあるワンワールドアライアンス向けラウンジの一つ「キャセイパシフィック航空ラウンジ」。開設から2年余り、私も漸く利用する機会を得ました。名物となっているザ・ヌードルバーをはじめ、上質な料理とアルコールの数々に心浮かれます!今回はそんな食レポを中心にお伝えしようと思います。
※ラウンジのフードメニューは社会情勢により変わる可能性があります。
ランチメニューは8種類「ザ・ヌードルバー」
先ずはランチをする為に向かったヌードルバー(深夜発のシンガポール行きなのに(笑))。ラウンジのレセプションを抜けて、左側にあります。
ここはダイニングスペースになっています。時刻は14時過ぎ、出発便のピーク時間帯ではない為か、閑散としていました。木の材質を用いたテーブルやイスは、写真で見る様な高級感は無いです。その辺のファミレスやフードコートレベル。
先にカウンターで注文をし、番号札を受け取るシステム。ここにもカウンター席が10席ほどあります。
ここで注文できるメニューは8種類。名物の担担麺やフレンチトーストの他に、「チャーシューまん」や「海老マカロニグラタン」などもありました。
注文すると番号札を渡されます。最近この形のものをよく見かけますが、この後訪れたシンガポールのフードコートでも使われていました。これがバイブすると出来上がりのサイン。
噂の味は一級品!
私が注文したのは「担担麺」「ワンタン麺」「フレンチトースト」の3種類。まずはこのド定番の味を確かめてみたいと思います。
担担麺はピリ辛でコクのある胡麻ダレスープ。麺にスープがよく絡んでなかなかイケます。ズルズルっと音を立てられないのが辛いところ…。
続いてワンタン麺。シャキシャキのチンゲン菜にアッサリスープ、こちらの方が細麺で口当たりが良く、スープの仄かな甘みも加わって美味しいです。ワンタンも良い味しています。
そして一番のお目当てはこのフレンチトースト!ホテルオークラ仕様の逸品で、卵・牛乳・砂糖・バニラエッセンスに食パンを丸一日浸したものなんだとか。
これはもはや“トースト”の域を超えています!しっとり濃厚なスポンジケーキの様な食感、ジューシーでまろやか、そして味は卵風味が強いものの、甘いメイプルシロップと良く合います。これを目当てで来るというのも十分アリでしょう。やはりこのヌードルバーの凄さは噂通りでした!これが無料で食べ放題というから驚きですよね。
高級ウイスキーとワイン
続いて向かったのはBarカウンター。ラウンジを入って右手の奥にあります。キャセイラウンジはアルコールも充実していると聞いていたので、ここで幾つか試してみたいと思います。
カウンターの奥にズラッとならぶハードリカーの数々!ビールは「キリン一番搾り」となりますが、バーテンダーがサーバーから注いでくれます。
アルコールのメニューはコチラ。居酒屋顔負けのカクテルメニューに加え、ウイスキーの質の高さにも驚きです!サントリーの「山崎non age」に加え、ボトル5千円もする「マッカラン12年」が飲めるというのは凄いですね。一般的なビジネスクラスラウンジでは、せいぜい千円~2千円程度が常ですから。
ワインは5種類。赤・白がそれぞれ2種類に加え、オークラ仕様のスパークリングVin Mousseux Reminger Okuraがあります。
このスパークリングは市場価格3千円程度ですが、程よい甘さでなかなかGood!
この他にも、赤ワインのMERLOTを頂いてみました。コクのある美味さでこちらもGood!嫌な渋みが一切なく、おススメの銘柄です!
ちょっとオシャレな創作カクテル
このBarカウンターで飲めるカクテルは、メインメニューに記載の他にも羽田空港限定の創作カクテルが2種類。左の「スウィート羽田」はノンアルコールですが、右の「羽田ジェイド」は赤と緑のキャセイパシフィック・テーマカラーを表現した緑茶風味のカクテルです。
この「羽田ジェイド」を頂いてみます。赤と緑に上下分離した見た目は斬新、味は思ったよりも甘口ですが、緑茶の風味と香りによってスッキリしていてなかなか美味しいです。アルコールは殆ど感じないくらいなので、弱い人でも飲めると思います。
コーヒーや紅茶も充実!ティーパックで入れるのとは一味違う、本格的な味が楽しめそうです。
この様に上質な料理とアルコール、至れり尽くせりのサービスが受けられるキャセイパシフィック航空ラウンジですが、一方でラウンジ内ではちょっと首を傾げたくなる様な点も見受けられました。次回はその辺の話をしていきたいと思います。→料理は美味いが落ち着かない…羽田空港キャセイパシフィック航空ラウンジで感じた良い点と悪い点
♪こちらも合わせてどうぞ↓