オーストリア・ウィーン旧市街にあるAugustiner Keller(アウグスティナーケラー)というレストラン。ここは元々ワインセラーだった所を改装したレストランという事もあって、レンガ造りのお洒落な内装がGood!
ウィーンでお洒落なレストランと言えば、格式高い所で肩肘張ってナイフやフォークを扱う店を想像しがちですが、ここはとてもカジュアルで気兼ねせず、一人でも気楽に食事をする事が出来ました!
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アルベルティーナ美術館1階のレストラン
今回訪れたレストランAugustiner Kellerは、ウィーン国立オペラ座の裏手、アルベルティーナ広場にあります。
レストランはアルベルティーナ美術館の1階に当たり、美術館の入口へ向かうエスカレーターを上らずに、右手に周ると入口があります。入口が広場に向いているので、とても分かり易いですね。
営業時間は11:00~24:00で年中無休。店舗ホームページはありますが、開いてみたらかなり重くて表示が遅いので要注意→Augustiner Keller
雰囲気よし!レンガ造りの店内
入口を入ると、初めにBarカウンター、その横から奥へと繋がっています。このAugustiner Kellerは元々修道院のワインセラーとして使われていた所だそうですが、それを思い起こさせるステキな内装ですね!
店内はけっこう広く、ドーム型のレンガ造りの空間がどこまでも続いてゆきます。この時は14時を過ぎていた為か、席は半分ほど空いていました。
今回は広めのテーブル席に通されましたが、居酒屋の半個室の様な区切られた席も多く、少人数で利用するにも適していると思います。白熱灯の間接照明がレンガを照らし、なかなか良い雰囲気ですよね!でも子連れ客も結構多く、すごくカジュアルな感じ。この時はコンサートの帰りだったので正装していましたが、服装にはそこまで気を使わなくても良いと思います。
ウィーン料理メニューと豊富なワイン
料理のメニューを見てみると、グランドメニューの種類はあまり多くはないものの、数種類のスープやサラダがあって、メインは“シュニッツェル”を中心としたウィーン料理。その他、季節限定メニューがあって、秋はガチョウや鹿を使った料理などが楽しめる模様。
料理の他にもデザートが数種、またカフェメニューもある他、元ワインセラーらしくワインのメニューが大変充実している様です。グラスワインが€3~と手ごろな価格設定なのも嬉しい限り!詳しくは上記HPを参照。
尚、英語メニューはありませんが、ドイツ語の料理名の下に英語の説明が併記されています。
ドリンクはアップルジュースを選択。何てこと無いリンゴジュースかと思いきや、まるでアルコールが入っているかの様な口当たりの炭酸ジュース!€2.4と安い割に、なかなかパンチの利いたドリンクでした。
ターフェルシュピッツの味
今回はランチで訪れたので、注文した料理はこのワンプレートのみ。これはTafelspitz(ターフェルシュピッツ)というウィーン料理のメニューで、ロースとポテトとアップル風味のジュレソースが添えてあります。
ターフェルシュピッツは、牛肉の煮込み料理。食べてみると、多少繊維質を感じる部分があるものの、柔らかく歯応えのある肉。薄く切ってありますが、大きな2枚の肉は計200gを超えるほどで、なかなかボリュームがあります。
また、ターフェルシュピッツはこの様なリンゴ風味のソースが添えられているのが定番の様ですが、味はフルーティーながらアップルの様なマロンの様な、初めて味わうちょっと不思議な味です。でもあまったるさは全く無く、肉料理にとてもよく合う味だと思います。
そんな肉の味もさる事ながら、それよりもこの付け合せのポテトが美味!モチっとした食感で、中にはカリッと揚がったベーコン(?)や海老など具沢山で、付け合せとは思えないほどクォリティ高いです!
気軽に入れるオシャレな店!
お会計は€20.9。伝票を持って来た店員さんに、「チップは要らないよ!」と念を押されてしまいました。よほどチップを払う日本人が多いのでしょうか?※価格は為替レート等により常に変化します。
元ワインセラーの洒落た内装のAugustiner Kellerですが、気兼ねしない雰囲気の店内は、一人でも入りやすい店だと感じました。今回食べた限り料理の味も悪くないですし、豊富な種類のワインをお供にディナーで訪れるのも悪くないですね。
以上、レストランAugustiner Kellerについてお伝えしました!
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