シドニーの電車やバスに利用できるICカード「Opalカード」。シドニー観光には欠かせないアイテムですよね。今回は、シドニー空港でクレジットカードを使ったOpalカードの買い方について見ていこうと思います。
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Opalカードの運賃割引システム
Opalカードは、シドニーの電車やバスに乗る事が出来るICカード。東京のSuicaと同じ様に、予め運賃をチャージ(トップアップ)して使用し、シドニー市内の電車・バス・トラム・フェリーに利用出来ます。
Opalカードには割引システムがあって、オフピーク(平日7時~9時・16時~18時半以外、および週末・祝祭日)の利用で定価運賃の30%割引になる他、1日の上限($16.1)や1週間の上限($50)があって、それ以上課金される事がありません。※価格は社会情勢により随時変動します。
また凄いのは、日曜日には$2.8が上限になる事。この金額で電車やバス、フェリーに乗り放題です!観光であっちこっち周るなら、日曜日が絶対お得ですよね。(しかし最近まで$2.5や$2.6だったので、少し値上げされた様です…)
シドニー空港での購入場所
Opalカードの購入場所ですが、私はシドニー空港の電車乗り場にある窓口で購入しました。キオスク等でも買える様ですが、クレジットカードでトップアップすると手数料を取られるそうです。
シドニー空港の電車乗り場は地下。到着ロビーから案内表示に従って、エスカレーターで降りて行きます。
降りるとすぐに電車の改札口。その横にOpalの窓口がありました。
窓口では、Opalカードが欲しい旨と希望のトップアップ金額を告げると、その金額がチャージされたOpalカードを渡してくれます。カード自体は無料(デポジットはかかりません)、チャージ分はクレジットカードで決済出来、手数料もかかりませんでした。
カードは紙の冊子に入って渡されます。この様に簡単に購入出来、手数料もかからないシドニー空港のOpalカード窓口での購入はおススメです!
Tap onとTap off
Opalカードの使い方は、SuicaやPasmoと全く同じ。電車に乗る際に改札機のリーダーにタッチをして通過、降りる時も同じです。これは海外どこの国でもそうですが、日本のものよりも反応がやや鈍いので、しっかり確実にタッチする様にします。
注意しなければならないのが、トラムへの乗車時。トラムの車内にはOpalカードをかざす所が無いので、乗車の駅と降車の駅でそれぞれタップをする必要があります。
トラムの停留所にはこの様なリーダーが置かれているので、ここへOpalカードをタッチします。乗車時はTap on、降車時はTap offと呼び、これを忘れると次回乗車時に全区間分の割増運賃を取られてしまうので注意が必要です。
尚、チャージ(トップアップ)は電車の駅にある青い機械で行います。ここだとクレジットカードも使えて便利!トップアップは$10単位、私は4日間の滞在だったので$40チャージしましたが、日曜日の利用もあってか$10も余ってしまった…。
Webサイトで乗車履歴を見る
ところでOpalカードを購入後、OpalのWebサイトでカードを登録すると、これまでの利用履歴を確認する事が出来る様になります。
カード登録には氏名・住所・生年月日などの他、ユーザーネームやパスワードの作成も求められてちょっと面倒ですが、住所はダミーを入れても問題ありませんでした。またパスワードの他に“Pinコード”の作成を求められましたが、これも適当な数字4桁で大丈夫です。
登録が完了すると、個人のアカウントページが閲覧出来ます。“Opal activity”のタブをクリックすると、それまでの詳細な乗車記録が表示され、日付や乗降りした駅、運賃の詳細を見る事が出来ます。運賃は定価・割引額・差し引き適用額が細かく表示されるので、幾ら割引になったかも一目瞭然です。上の画像では、日曜日にフェリーや電車に乗った際、上限の$2.6を超えて差し引き無料になっている様が分かりますね。
“Opal”の読み方
このOpalカード、日本語版の案内冊子を見ると“オパールカード”と書いてあるのですが、どうやら英語では“オゥパル”と発音するらしい。私も実際に空港の窓口で購入する際に「オゥパルカード・プリーズ」と言ってスムーズに通じたので、間違っていないのだと思います(Opal専用の窓口なので通じて当たり前?)。
このOpalカードを購入後、そのカードを使ってすぐ横の改札口から電車に乗れば市内まですぐ行けるのですが、空港から電車に乗るとたった一駅でも$14.9の追加料金を取られてしまいます。
という事で、今回は別の方法を使って市内(Central駅)方面へ向かい、たった$3で済ませる事が出来ました。その方法は次回お伝えします→シドニー空港アクセスがたったの3ドル!お得なバス+電車の利用方法
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