ミュンヘンのトラム・地下鉄の乗り方と路線図/日本語対応で楽ちん!

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今回は、ドイツ・ミュンヘンの市内交通について、トラムや地下鉄の乗り方や切符の買い方などについて、詳しく見ていきたいと思います。

トラム(路面電車)に加え、S-BahnやU-Bahnなど様々な交通網が交錯するミュンヘンですが、乗り方はいたって簡単!日本語対応の券売機もあって、初めてでも安心して利用する事が出来ます。


ミュンヘンの路線MAP

ミュンヘンを走る市内交通は、主にトラム(Tram)と地下鉄(U-Bahn)、それに近郊鉄道(S-Bahn)の3つ。この内S-Bahnはかなり郊外の方まで行くので、ミュンヘン市内観光だけならまず利用する事は無いと思います。

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路線MAPはコチラ。ミュンヘンのトラムやU-BahnはMVVという会社が運営していて、これらを一つに纏めたMAPのPDFを公式HPからダウンロードする事が出来ます。

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その他にも、公式HPには多種多要なMAPが沢山あるので、使い易いものを選んでDLし、スマホに入れておくと便利です。

凄く広範囲に渡って記載されているMAPが多いですが、ミュンヘンの観光スポットは旧市街の狭い範囲に集中しているので、観光客が利用するのは旧市街を横断する19番トラムと、空港路線のS8くらいなものでしょう。

チケットの種類と運賃

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続いてチケットの種類と運賃について。ミュンヘン市内の運賃はゾーン制になっており、乗車したゾーンの数によって運賃が決まります。市内中心部はゾーン1(MAPの白い部分)、ミュンヘン空港はゾーン4(オレンジの部分)に該当します。

観光で使用する主なチケットの種類は、以下のとおり。何れも、ミュンヘン市内を走るあらゆる交通機関(トラム、U-Bahn、S-Bahn、バス)に利用する事が出来ます。

シングルチケット

  • 単一のゾーンを利用(制限時間は3時間)…€2.9
  • 2つのゾーンを利用(制限時間は4時間)…€5.8
  • 3つのゾーンを利用(制限時間は4時間)…€8.7
  • 4つのゾーンを利用(制限時間は4時間)…€11.6

指定されたゾーン内を、指定された制限時間内に同一方向への利用が可能なチケット。時間内であれば途中下車や乗継も自由ですが、後戻りはできません。

ショートトリップチケット

シングルチケットよりも更に安い価格で利用出来るのが、このショートトリップチケット。価格は€1.5で、U-BahnおよびS-Bahnは2駅区間、トラム、バスの場合は4駅区間に限って利用する事ができます。

制限時間は1時間となりますが、基本的にシングルチケットと同様のルールで使用できるので、同一方向への乗継も可能です。

シングルデイチケット

  • ゾーン1のみ…€6.7
  • ゾーン1~2のみ…€8.9
  • ゾーン2~4のみ…€6.7
  • 全てのゾーン(1~4)…€13

いわゆる1日券は4種類。ウィーンの様な24時間券ではなく、有効期限は翌日の朝6時迄となっている点には注意が必要です。

この他、ゾーン1のみ利用に限っては「3日券」もあって、運賃は€16.8。1日券を3枚買うより若干割安になります。

グループデイチケット

  • ゾーン1のみ…€12.8
  • ゾーン1~2のみ…€16.1
  • ゾーン2~4のみ…€12.8
  • 全てのゾーン(1~4)…€24.3
  • 3日券(ゾーン1のみ)…€29.6

デイチケットに限っては、複数人で利用すると割安になるグループデイチケットというものが存在します。これ1枚持っていれば、最大5名(14歳までの子供なら10名)まで一緒に利用できるというスグレもの!

大人2名以上であれば割安になるので、グループでの旅行ならば活用のし甲斐がありますね。

ストライプチケット(Stripe Ticket

10枚綴りの回数券ですが、使用方法がちょっと複雑。利用規約はシングルチケットに帰属しますが、単一ゾーンの利用では2枚、2つのゾーンなら4枚、3ゾーンで6枚、4ゾーンなら8枚を消費する形で使用します。

ショートトリップなら1枚消費で済みますが、10枚綴りの価格は€14もする為、シングルチケットと比べて殆ど安くならないのが難点…。これなら制限無く使える1日券の方が、ずっと便利です。

券売機は日本語にも対応!

ミュンヘントラム券売機

それでは次に、チケットの買い方を見ていきましょう!チケットの券売機はトラムの停留所、また地下鉄の出口付近に設置されている所もあります。

ミュンヘントラム券売機は日本語対応

券売機は8ヶ国語に対応していて、国旗のマークを押せば切り替える事が出来ますが、なんと日本語にも対応!有効期限なども表示されるので、安心して買う事が出来ます。

ミュンヘントラムチケット

クレジットカード(JALカード)も問題なく使え、発券完了!コインは€2~¢50までしか対応していないので、小額コインの消化には向いていませんね…。

munich-tram/車内の券売機

また、トラムの車内にも券売機が設置されていて、こちらも日本語切替対応!停留所で買えなかった場合には活用したいところ。

Sバーンの券売機/ミュンヘン

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尚、同じ券売機でもS-Bahn乗り場にあるDB(ドイツ鉄道)と共用の券売機では、日本語切替が出来ないのでご注意を。

トラムの乗り方

ミュンヘンのトラムの乗り方

それでは実際にトラムへ乗車!トラムの乗り方はウィーン等と全く同じです。トラムは全て各駅停車なので、乗車時に手を挙げる必要はありません。

ミュンヘントラムのドア

ドアを開けるのはセルフサービス。ドアのボタンを押して、自分で開ける必要があります(数秒後に自動で閉まります)。

ミュンヘントラムの打刻機

購入したチケットで初めて乗車する際は、必ずこの機械にチケットを差し込んで打刻を行います。これを忘れると罰金の対象になるので要注意!

検察員は滅多に来る事は無いですが、私は同システムのワルシャワで検察員に遭遇した経験があります→ワルシャワのトラムで“車内検札”に遭遇!!切符は絶対に正しく買うべき理由

ミュンヘントラムの車内

車内はこんな感じ。シートにクッションがついているなんて、海外にしては珍しいですよね。

ミュンヘントラムの案内表示

停車駅は掲示板で確認。フルカラー液晶なので分かり易いです。

地下鉄の乗り方

ミュンヘン/ミラベルプラッツ駅

一方、地下鉄の乗り方もウィーン等と全く一緒!ここではS-Bahnについて見ていきたいと思います。

ミュンヘン地下鉄駅構内

「U」や「S」の看板のある所から地下へ降りたら、目的の路線の表示に従って乗り場へ。U-BahnもS-Bahnも複数路線走っていますが、複数の路線が同一ホームから発着している場合もあります。

ミュンヘン地下鉄の改札

改札は無く、ホームへ降りる手前に青い打刻機があるので、トラムと同様に初めて乗る場合はここで打刻を行います。

ミュンヘンのSバーン

後は、ホームへ降りて列車に乗るだけ。東京の地下鉄と違って、どの路線も同じ車両が使われているので、行き先をよく確かめないと間違え易いです…。

ミュンヘンSバーンの車内

ミュンヘンSバーンのドア

S-Bahnは近郊列車という事もあって、車内はセミクロス式の配置。こちらも日本の鉄道と同じ様にクッションのついたシートになっています。扉を開けるのはセルフサービス。

1日券を買うか否か…

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と言う訳で、ミュンヘンのトラム・地下鉄の乗り方を見てきましたが、ミュンヘン市街は徒歩だけでも十分周れるくらいの広さしかないので、市内観光だけなら鉄道の利用はかなり限られるかと思います。

現に、私が3日間の滞在で利用したのは数回程度でしたから、果たして1日券を買う必要があったかどうか…。1、2回程度の利用なら、ショートトリップチケットを上手く活用するとお得になるので、常に2~3枚用意しておくと便利かもしれません。

以上、ドイツ・ミュンヘンのトラム・地下鉄についてお伝えしました!路線MAPのDLなど、MVVのHPはコチラ