《Clube de Fado》予約から鑑賞まで!リスボンでファド・レストランを体験

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Fado(ファド)とは、ポルトガルの民族音楽の一つ。独特の形をしたギターを伴奏に、歌手がコブシを利かせた味わい深い歌を聴かせる情緒的な音楽ですが、リスボン市内には食事と共にファドが聴けるレストランが多数あって、観光客も気軽に訪れる事が出来ます。

今回は、観光客が入り易いという口コミの多い「Clube de fado」で、ファドを鑑賞してみました!予約方法からレストランの様子まで、詳しくお伝えしたいと思います。


予約は公式サイトから(日本語対応)

Clube de fadoでのファド鑑賞は、空席があれば当日飛び込みも可能ですが、人気の店なので事前の予約が必須!予約は公式HPで行えます。

clube-de-fado/HP

日本語のページもあるので、予約はとても簡単!トップページの“ご予約”から入り、日時を選択して氏名・メールアドレスを入力。予約が完了したら、後は当日店で予約名を告げるだけでOK!

時刻は20:00~23:30で指定出来ますが、ファドが始まるのは21:30。また22:00以前に予約すると食事のオーダーが必要になるので、ファドだけ聴きたい場合は22:30以降に予約すると1ドリンクだけで済ませる事が可能です。

Clube de fadoの場所

Clube de fadoの場所は、リスボン大聖堂のすぐ近く。私はメトロのTerreiro do Paço駅から向かいましたが、24時を過ぎても電車が動いているので、帰りに遅くなっても安心です。

clube-de-fado/エントランス

路面電車の走る通りから細い裏通りへ入り、階段を上った所に店があります。特段、治安の悪い所では無いですが、夜遅くで心配な方はタクシーを利用した方が良いかもしれません。

出入り口が2箇所あって、左側がエントランス。入口に居る店員に予約名を伝えると、中へ入れてもらえます。

エントランスホールで入場を待つ

clube-de-fado/エントランスホール

中へ入ると、赤を基調としたインテリアのエントランスホールがあって、予約の時間になるまでこのフロアで待たされる事に。1階にはBar、2階へ上がるとテーブル席を配したウェイティングルームがあります。

clube-de-fado/ウェイティングルーム

clube-de-fado/写真

clube-de-fado/絵画

壁には、ファドをモチーフにした絵画や過去の演奏者の写真が沢山!この雰囲気、スペインのタブラオ(フラメンコが観られるレストラン)にも似てますね。

レストランとメニュー

前の回の演奏が終わった段階で店員から声が掛かり、レストランフロアへと案内!

clube-de-fado/レストラン

レストランはアーチ状の屋根のある石造り感のある内装に、テーブル席が50席ほど。今回は22:30の予約でしたが、この時点でほぼ満席でした!やはり予約して正解でしたね。

clube-de-fado/メニュー

席へ案内されると、メニューを渡されます。観光客向けの店なので当然ながら英語メニューがあると思いきや、ポルトガル語のみなのでちょっと焦った…!

今回は22:30の会なので、メニューは食事では無くドリンクのみ。種類は豊富ですが、ポートワインが€8もするなどライブレストランならではの高値は否めません。

clube-de-fado/カクテル

今回は、ちょっと無難に「Alexander」という名前のカクテルにしてみました!価格は€9、ブランデーベースのココア味で後に苦味が残る大人の味。ちょっと府に落ちないテイストもありますが、洒落たグラスにシナモンも掛かっていて、こういう所にしてはキチンとしたカクテルだなと。

Fado1セッション15分(4曲)

clube-de-fado/演奏開始

レストランに入って30分後の23:00、照明が変わって漸く演奏が始まりました!明確なステージは無く、レストランの一番奥の壁際に立って演奏されます。

演奏者は女性歌手とコントラバスに加え、客に背を向けて座る2名のギタリスト。

clube-de-fado/女性歌手

この時初めてFadを聴きましたが、曲は殆どがト長調。しかし曲の前半が短調、後半が長調という20世紀初頭のアメリカ音楽にも精通する構成で興味深いです。女性歌手はちょっと太めなアルトの声で、スキャットの様なコブシを伴った独特の余韻を持たせる歌い方をします。

clube-de-fado/男性歌手

演奏は1回およそ15分で4曲披露。その後30分の休憩があり、23:40頃にまた別の男性歌手が出てきて歌を披露。この歌手の演奏も15分で終わってしまい、何だか思っていたよりもアッサリと終わってしまった…。

clube-de-fado/退店

また23時を過ぎると客が一気に減って、店内には私を含めて4グループのみに…。この閑散とした状況でも歌手はきちんと歌ってくれますが、余りにも拍手がまばらになるのでちょっと気まずかったです…。

活気のある中で聴きたいなら、あまり遅い時間に来ない方が良いかもしれません。

気軽に聴けるFado、でもちょっと物足りない…?

clube-de-fado/会計

今回のお会計は€19。ドリンクが€9、ミュージックチャージが€10という内訳です。

何セッション聴いてもチャージ額は変わりませんが、先述した通り22:00以前に入ると料理を頼まなくてはならなくなるので、手軽に聴きたい場合は22:30以降の予約がベター。

clube-de-fado/営業時間

ただ、それでも1セッションが15分しか無い上、間に30分も休憩が入ってしまうので、時間が掛かる割にあまり沢山聴けないというのが正直な感想。まぁこういう緩い感じがファドレストランの特徴でもあるので仕方ないですが…。

予約も簡単で気軽に入れる店なので、ファド初心者にはおススメの店です。

Clube de Fado

  • 住所:R. de São João da Praça 86, 1100-135 Lisboa
  • 営業時間:20:00~26:00
  • ホームページはコチラ(予約)