今回は、ポルトガル・リスボンにある「カンポ・デ・オウリケ市場(Mercado de Campo de Ourique)」をレポート!リスボンにある市場と言えば「リベイラ市場」が最も有名ですが、ここは観光客だけでなく地元民の利用も多く、手頃な値段で楽しめるフードコートが人気なんだそう。
市場の様子から食レポまで、詳しくお伝えします!
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目次
市場の場所と館内MAP
カンポ・デ・オウリケ市場の場所はココ。テージョ川からやや離れた内陸にあっりますが、28Eまたは25Eの路面電車がすぐ近くを走っています。
白く真新しい外壁の建物。創業から既に100年近く経っている市場だそうですが、改修されているのかキレイな建物ですね!夜は23時までやっていて、ここへ飲みに来る地元客も多いのだとか。
正面エントランスから入った所には、ATMが設置。この市場ではクレジットカードが使える店もありますが、一応現金も持っておいた方が安心かもしれません。
ここには館内MAPもありますが、公式HPにも同じものが掲載されていたので取っておきました!これによると、館内中央にフードコートがあって、その周りに市場があるという配置。
トイレも各所にあるので安心です!
市場を歩く。英語表記は少なめ…
それでは早速中へ!先ずは市場のゾーンを歩いてみましたが、周りはどこもフルーツを売る店ばかり。鮮魚や肉類の店も無くはないですが、果物店が圧倒的に多い印象です。
値札には1kgあたりの値段が表示されていて、大体どのフルーツも€3~€4前後。リンゴで例えるなら、1つおよそ300gとすると大体150円程度という事になりますね。品質にもよりますが、日本と比べてもまぁまぁ安いかなと。
その他、ワインを売る店等もありますが、店の数自体はあまり多くない模様。沢山の店から選びたい場合は、リベイラ市場へ行った方が良いかもしれません。
尚、館内の表記は一部英語の所もありますが、基本ポルトガル語オンリーなのでちょっと判り難いです…。まぁその分、地元客に密着した市場である証拠なんでしょうけど。
市場の中央にフードコート
さて、今回はランチタイムに訪れたので、ここでちょっと軽く食事をしてみたいと思います!
館内の中央には椅子とテーブルが設置されたエリアがあり、周囲の店でテイクアウトした食事をここで自由に食べる事が出来ます。日本のSAにあるフードコート等と同じシステムですが、食べ終わった食器はテーブルにそのまま残しておいて構わない模様。
注文すると、この様な電子ベルが渡されるのも日本と一緒。
コスパの良いサンドイッチの店
フードーコート内には計16の店がありますが、いずれもピンチョス等の軽食やファーストフードレベルの店が殆ど。あまり本格的な食事ができる店は見当たりませんでした。
そんな中、私が選んだのは「Verde」という店。主に野菜を使った多種多様なサンドイッチを提供している店です。店頭に写真付きメニューが掲げられているので、分かり易いのもGood!
メニューを見てみると、7種のサラダにサンドイッチ、チップスにタコス等のラインナップ。価格はサンドイッチは€5から、ドリンクは€2からとなかなかお手頃ですね!
今回は、5つのサンドイッチが楽しめる「Arepas Tasting」というメニューと、2つのタコスがセットになった「Shredded meat Taco」、それに「Roibos Berry」のドリンクをチョイス。
色々試そうと思ってちょっと欲張って注文してみたら、価格が€19にまで跳ね上がってしまった…。※価格は為替レート等により常に変化します。
でも、この5つのフレーバーのサンドイッチは、どれも米をベースにした香ばしい香りのバンズで、中身の具材もなかなかGood!豆を甘く煮詰めたものや、アボカド、シーチキン、またハムやチーズの鮮度も良くて、内容的にはとても満足!
タコスの方は、カリッとした外皮に噛めば噛むほどジューシーな味わいの具材が相成って、こちらもなかなかイケます!どちらも思った以上にボリュームがあって腹いっぱい…!軽めのランチなら、€5のサンドイッチ一つで十分でしょう。
13時を過ぎると満席に!早めのランチが吉
そんなフードコートも、13時を回る頃には満席に!やはりこういう時間制限も無く手軽に食事ができる所は人気がありますね~。夜も早い内から混むそうなので、食事をする場合は早めの来場が吉です!
Mercado de Campo de Ourique
- 住所:Rua Coelho da Rocha 1350-075 Lisboa
- 営業時間:10:00~23:00(金曜・土曜は25:00迄)
- 定休日:日曜日
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