リスボンで手軽に味わえるミシュランの味！カジュアルレストラン Cantinho do Avillez

ポルトガル･リスボンに到着後、最初のディナーに訪れたのがCantinho do Avillezというレストラン。ここはミシュランで星を獲得した事もあるJosé Avillezというシェフが経営する店ですが、ドレスコードも無く気軽に訪れられるとあって、予約無しでは入れない程の人気振り！

そんなミシュランの味がどの様なものか？レポートしたいと思います。

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ミシュラン星獲得シェフが経営するレストラン

今回訪れたレストランCantinho do Avillezがあるのはコチラ。サン･カルルシュ国立劇場の目と鼻の先にあって、地下鉄の最寄駅はBaixa-Chiado。また店のほぼ目の前に28番トラムの停留所があるので、繁華街からだとトラムの方が便利です。

トリップアドバイザーの高評価を頼りに訪れてみた今回のレストランですが、経営者であるJosé Avillezという人物は、このすぐ近くにあるBelcantoというミシュラン2つ星レストランも経営するシェフで、国際的にも高い評価を受けている人物なんだとか。

ここと同じ名前のレストランが、ポルトガル国内に計5店舗存在します。

店内は、4～5名掛けのテーブル席を中心に40席程を配置。特に飾り気も無くシンプルな内装の店内です。

この日は土曜日で昼～夜まで通し営業だったので18時頃に訪れたところ、店内には先客1名のみ。しかし18:30には席の半分が埋まり、19時前には満席に！やはり人気店は早めに来て正解ですね。

この店のメニューはコチラ。店頭に張り出されているので、入店前に確認できるのは有り難いところ！

肉料理から魚料理までポルトガル料理全般が揃っていますが、シェフオリジナルのアレンジに定評があるとの事。

一方、ワインリストはipadになっていて、ボトルの写真をタップすると銘柄の詳細が表示される仕組み。生産地やアルコール度数、ワインに合う料理まで英語で書かれているので選び易いです！

ドリンクは、折角なのでポルトガルのワインを注文してみました！「Quinta da Lagoalva Reserva 2016」というこちらの赤ワイン、解説によるとTouriga nacionalという高品質の葡萄を使用しいるそうですが、飲んでみるとファーストタッチはもの凄く強い渋み！

しかし何度も口にする内に徐々にワインに対する理解が深まり、深みのある味わいが感じられる様になります。長い余韻もあって、なかなか上質な味わいです！

ワインはちゃんとテイスティングさせてもらえるので、しっかり自分の口に合った物を選びたいところ。

尚、チェイサーで水を頼んだら750mlのボトルが出てきましたが、後からレシートを見たらしっかり€2.2取られていました！まぁ中にはチェイサーで€5も取るレストランもある中、ここはまだ良心的な方なのかもしれません。

注文から15分程、テーブルセッティングと共に最初の料理が運ばれてきました！今回は前菜とメインの2品オーダーしましたが、前菜と共にパンと付け合わせのサービス。

前菜は「Homemade tuna preserve with ginger and lime mayonnaise」というメニューですが、ツナはツルっとした舌触りと豊かな風味があって美味！やや酸味のあるソースと山椒の実も良いアクセントになっています。

パンは3種類。カリッとしたのものからしっとりしたものまで、色々な食感が楽しめる様になっています。付け合わせにあるオニオン風味のバターも美味！

メインは「Portobello mushrooms risotto」。マッシュルームとチーズの濃厚な風味があって、こちらもなかなか美味しいです！米の粒がしっかり立つ食感もGood！

真ん中に乗ってるのは、ポルトガルのソウルフードの一つ「タコ」ですが、しっかりした弾力があって舌触りも良！流石はタコの国ポルトガルですね～。

味も良いですがボリュームも満点！女性一人だとちょっと多すぎるかもしれません。

今回の会計は€36.4。テーブルチャージ€3.5が加算されているにも関わらずチップを求められたのはちょっと不本意ですが、それでもミシュラン星を獲得する程のシェフが作る料理が味わえてこの価格ならば満足です！※価格は為替レート等により常に変化します。

カジュアルレストランなので服装も気にしなくて良いですし、繁華街から程近いアクセスの良さも利点の一つ！リスボン滞在の際は、是非早めの来店か予約の上、利用してみて下さい！

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