マレーシア航空の受託手荷物と言えば、エコノミークラスでも30kgまでOKという懐の広さで有名でしたが、それを超えた場合に徴収される“超過料金”が2017年5月1日から変更され、かなり高額になってしまいました!
今回私はビジネスクラスに搭乗するので若干心配は和らぎますが、それでも1本1kgはするワインのボトルを数本持ち帰るつもりでいるので、超過料金についてはとても気になる所です。
マレーシア航空の受託手荷物
マレーシア航空のHPによると、現在の受託手荷物の料金は購入したチケットの運賃により異なり、最も安い部類の場合ビジネスクラスは40kgまで、エコノミークラスは20kgまでが無料。3辺の和はいずれも158cmです。
でも日本⇔マレーシア間のフライトに限っては優遇されていて、画像の中の2番目の表(オレンジの枠)が適用されるほか、ワンワールドサファイアやエメラルドのステータス保持者(赤の枠)は更に15kg、20kgの重量と個数が追加されるとの事。
受託手荷物に関する公式ページはコチラです(英語)。
超過料金がすごく高い!
しかし問題なのは超過料金!以前は上記の重量を超過した場合は3kg毎に超過料金が徴収されていましたが、これが1kg毎となって細かく細分化。しかもその超過料金がすごく高い…
一般的に90ℓの大型スーツケースを満杯にすると25kg~28kgですので、長期滞在時や土産物を沢山買って荷物が増えた時は超過の恐れがあるので注意が必要ですね。
JALはどうか?
因みに、同じワンワールドアライアンスのJALはというと、エコノミークラスは23kgが2個まで無料、3辺の和は203cmまで許容。ビジネスクラスや上級会員となると、個数が増えて尚且つ1個あたりの重量が32kgまでに緩和されるので、今回の私のケースですと32kgを3つまで無料で預かってくれる事になります。
流石に96kgの荷物を持って旅をする人間はいないでしょうが、これはある意味事実上の重量制限撤廃と言っても良いでしょう。マイレージ制度諸々、最近は改悪続きのJALですが、この受託手荷物の重量制限に関しては世界トップ級のサービスだと思います。
重量超過には要注意
それにしても“1kgごとに徴収”なんてホントけちですよね。LCCじゃないんだから常識的な範囲で多少は目をつぶってくれる、そんな期待もこれからは儚く砕け散る事になるでしょう。
時には人間を運ぶより物を運ぶ方が高額だなんて事も…なんだか可笑しな話です。












