BOSE「QC15」使用レビュー!ノイズキャンセリングヘッドフォンの性能を確かめてみた

Amazonから2万円を切る価格でGetしたBOSEの旧式ノイズキャンセリングヘッドフォン「QuietComfort15」。今回はその消音効果と音質、そして付け心地を確かめてみたいと思います!

およそ2万円で買えるBOSEのQC15

2009年に発売された2世代前の型落ち品ながら、つい先日まで3万円近い価格がついていたQC15。しかし今年6月にシリーズ最新のQC35が発売されるとすぐに値を下げ、一時期1万円近く値を下げる時もありました。

Amazonで【日本正規流通品】が19,300円とあったので、ポチっと衝動買い!※価格は社会情勢により随時変動します。

現在の所1,000円ほど値上がりしている他、価格.comの価格推移を見ると値下がりも一旦底を打った感があるので、今が買い時かもしれません(→昨日の記事参照)

本当に【正規品】かどうか確かめる

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それではAmazonから届いたQC15の開封の儀へと参りましょう!昨日の記事の通り、商品の箱には【国内正規流通品】を示すシールが貼られていました。

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衝撃吸収の柔らかい素材で出来た内蓋、乾燥剤、そして空気穴付きの内装袋と、ここまでは順調です。

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内容物を確認します。本体にキャリングケース、iphone用およびGalaxy用の音声ケーブル、機内容アダプターの他、乾電池も付属していました。

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様々な口コミによると、日本の正規品には乾電池が必ず付いているそうなので、これで一安心!Fujitsu製の単四アルカリ電池です。

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次に、電池を入れる所の「+-」表記を確認します。これもバルク品だと表示が太字で荒く、一目で分かるのだとか。こちらも正規品と見て間違い無い様です。

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最後にハウジング部分、銀色の金具の部分をチェックします。偽物は金具部分が出っ張っていて触るとすぐに分かるのだそう。これは本体部分(つや消しのボディ)との段差が無く滑らかなので、本物と見て良いでしょう。

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その他、可動域への当て布など丁寧な梱包を見ると、正規品としての確信が出てきます。まぁこの内容であれば間違い無いでしょう。

デザインはイマイチか…

QC15のデザインに関して感想を述べると、QC25やQC35に見られるスマートさは少なく、やや野暮ったい印象を受けました。

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それはハウジング部分のデザインの違いに他ならず、QC15の特徴であるシルバーのパーツが、チープ感をかもし出している様に感じます。

これを無くしてツヤ消しのボディで統一すれば、もっと都会的な印象になったのではないかと、ちょっと残念に思います。

まぁだからこそ、この後継機であるQC25やQC35は現行の様なデザインに改められたのでしょう。7年も前の型落ち品だからこそ、ある程度は仕方が無いですよね。

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ちなみにQC25以降の機種にはあるイヤーパッド内側の「R・L」表示は、QC15にはありませんでした。

ノイズキャンセリングは防音室レベル!

世界一の性能と謳われたBOSE製ヘッドフォンのノイズキャンセリング。その性能は、発売から7年経った型落ち品QC15でも健在でした。

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これまで私はSONYのウォークマンに搭載されたノイズキャンセリング機能を使っていましたが、“スー”っというホワイトノイズがあからさまに聞こえていました。

しかしこのQC15は、ホワイトノイズが小さく聞こえるか聞こえないか程度。防音室で空調と切った時と同じように“キーン”という耳鳴りすら感じる事があるくらいです。

JALファーストクラスBOSEヘッドフォン (3)

ただ、ノイズキャンセリングのスイッチを入れてスッと周りの音が消える瞬間の感覚は、JAL機内で使用したQC25で感じた「無音の世界に引き込まれる感覚」と比較するとやや劣る感は否めません。

QC15では低音部は十分にカットされているものの、テレビから出る女声の高音や自宅のベルの音、PCのキーボードをカタカタ叩く音など、高周波の音はあまりカットされていない印象です。

勿論これはその他の音域がカットされているので余計に聞こえるだけであって、決して高音がカットされていない訳では無いのですが、QC25は女性CAの声すらかすかにしか聞こえなかったので、やはり性能の優劣はハッキリと表れている様です。

iphoneとウォークマンで視聴

次に音質について、手持ちのiphoneとウォークマンに挿してそれぞれ聴いてみました。

総じて感想を述べると、音の輪郭がハッキリするまでには至らないですが、普通に聴く分には十分な音質が得られていると思います。

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低音は若干弱いけど、ズコズコ響く音が嫌いな人には丁度良いかも。ただ、バスドラムの音が要領オーバーで音域カットされている感じは否めず、聴いていて欲求不満です。

優れたヘッドフォンは、楽器同士の距離感まで聴き取れるものですが、QC15は音に立体感が無く、二昔前のヘッドフォンで聴いている感じ。

やはりこれはノイズキャンセリングが主で、音質を求めるならBOSEの同価格帯で優秀な機種が沢山でていますから、そちらを選択するべきでしょうね。

仕様についてイマイチな点

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最後に、音質やノイズキャンセリング性能以外でイマイチだと思った点を挙げます。

  • 電池の残量が減ると左のスピーカーからチリチリとした雑音が鳴る
  • 電池を入れる所のフタの構造がヤワ

今の所この程度ですが、長期間使用するともっと出てくるかもしれません。まぁ1年の通常保障に加え、割安で上位機種(QC25)への切替も可能ですし、その辺は【国内正規品】としてのメリットでもあるので、心配は無いのですけどね。

選ぶべきはQC25 or QC35?それともQC15?

それにしても、このノイズキャンセリング機能、今後どの様に進化していくのでしょうか?外部の音を打ち消すという性能は、これ以上進化の伸びしろは少ない様にも思えます。

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と言うのも、私は自宅の防音室で経験しているのですが、空調を切って完全な無音状態になると、耳に違和感を覚えると共に耳鳴りが生じる場合があります。人間の耳は完全な無音状態には慣れていないので、これはあまり良い状態とは言えません。

そう考えると、超高性能なノイズキャンセリングで完全な無音状態を作るより、若干“空調”としての雑音を残しておいた方が耳に良いのかもしれません。

何はともあれ、BOSE製ノイズキャンセリングヘッドフォンの購入を検討されている方は、よりハイグレードなQC25 or QC35を選ぶか、値下がりしたQC15を在庫のある内に押さえるか、悩ましい限りかと思います。

※現在ではQC45も既に発売されています。

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