昨日に引き続きUSENの話題です。
USEN（ユーセン）は主に店舗やレストランなどのBGMとして企業で契約する事が多いものですが、一般家庭用にもUSENの契約は存在します。私は4年程前に「家庭用USEN」の契約をしてこれまで使い続けてきましたが、ユーセンの音楽配信とはどの様なものなのか、これまで利用してきた感想などをレビューとしてご紹介出来ればと思います。
キャンペーン利用は初回2年縛り
家庭用USENの月額利用料は3,800円+税。これに加入料として12,000円がかかりますが、私が契約した時はキャンペーンで無料でした。
加えて初回は2年契約の縛りがあり、契約期間中の解約は違約金を取られます。この辺は大手ケータイ会社と同じ様なものですが、そこまで分かり難いシステムでは無かったです。
またこの当時は3つのコースから選べるキャンペーンが行われていました。その代わり加入料がかかってしまう様ですが…。でも契約時の費用を負担するというキャンペーンは大概どこの業者でもやっていますから、このキャンペーンの期限を過ぎても何かしらの特典はまた出て来ると思います。
アンテナ設置が面倒
またアンテナは南方向へ向ける必要があり、うちはたまたま南へ向いた部屋だったので都合良かったですが、そうでない場合はかなり苦労しそうです。
そしてこのアンテナを室内の受信機に繋げる必要があるのですが、その方法は2つ。一つはエアコンの排気ダクトに通すやり方ですが、うちの場合は防音用に特殊加工されたダクトの為、下手に触られたくなかったので却下。
もう一つは窓のサッシから通す方法。私はこの方法を取りましたが、これだと窓の開け閉めによって劣化が激しく、1～2年に1度は断線してしまい、何度か業者を呼ぶ羽目になりました。USENは各地域に支部があるので、呼べば2～3日中には来てくれるのですが（工事費は無料）、それなりに時間はかかるし面倒です。
受信機とチャンネル数
受信機の型番は契約時期によっても変わります。結構頻繁に新しいものが出ている様で、私の契約期間中にも一度新しいものに交換されました。
USENはご存知の通りA～Kまでのバンドと1～72までのチャンネルの組み合わせによって、視聴チャンネルを指定します。この数だけ掛け合わせると相当なチャンネル数になりますが、実際はAとE、BとF、CとGで殆ど同じチャンネルが被っているので、事実上500チャンネル程度です。
受信機の接続端子はこの様になっています。スピーカーを直接繋ぐ事も出来ますが、私はAVコードでアンプに繋ぎました。
本体裏側には一応滑り止めのゴムが付いているのですが、小さい上に端に寄っているので、乗せるものによってはあまり機能せず。しかしこの受信機をアンプの上に直接乗せると、電波受信の影響からなのか、どうもノイズが気になりました。その場合はインシュレーターを間に挟むと改善します。
キャンペーンで貰った防滴スピーカー
私が契約した時は、上記の通り加入料が無料になりましたが、その他にも防滴スピーカーがキャンペーンでプレゼントされました。これは送信機を音楽プレーヤーなど音源の発信元に取り付けて無線で電波を飛ばし、受信機で音楽を聴くというもの。
次回はUSENのチャンネルや音質、そして解約についてレポートします。→私がUSENを解約した理由…月額料金と手間が課題か
