ポルトガルのリスボンからハンガリーのブダペストまでは、ANAのアワードで取ったTAPポルトガル航空ビジネスクラスに搭乗します!
日本への直行便が無い事もあってなかなか乗る機会の少ないTAPポルトガル航空ですが、機内食の味も良いですしCAの対応もGoog!熟成されたポートワインが飲める等ポルトガルの航空会社ならではのメニューもあって、とても満足のいくフライトとなりました!
目次
リスボン発TP1252便へ搭乗!
今回搭乗するのは、リスボン10:25発のTP1252便。欧州国内線と言えどもブダペストまではかなり距離があるので、所用時間は3時間40分にも及びます。
搭乗レーンは4つあって、ビジネスクラスと上級会員対照のPREMIUM BOARDINGのレーンとエコノミークラスのレーンが2つ、加えてスーツケースを持たない人の優先レーンがあって、これはPREMIUMの次に案内される模様。
今回は張り切って先頭に並んで搭乗したのですが、どういう訳かボーディングブリッジ手前にパーティションがあって進めず…。何かの間違いかと思って突破しようとしたら、係員が物凄い形相で飛んで来て怒られました(笑)!
その後5分程度この場所で待た挙句、漸く飛行機の方へ進む事が許されましたが、何とも不親切な優先搭乗…。こんな所で待たせるくらいなら、準備が出来ていない内に搭乗開始するなよって思うのですが…。
A319の3-3配列シート
この便の機材はA319。欧州国内線では最もスタンダードな小型機で、シート配列は3-3。
ビジネスクラスと言えども座席の仕様はエコノミーと全く一緒ですが、窓側と通路側だけに人が座って中央列は必ず空席となるシステムです。
私の席は先頭の1A。元々は2Aを選択していたのですが、どういう訳か勝手に変更となった模様。先頭席なので足元のスペースは広いものの、大型機材と比べると大分せせこましくて、あまり思う様に足を伸ばす事は出来ません。
座席の仕様はエコノミーと全く一緒。でも座席幅は目方で計って46cm程あって余裕があります。両サイドを折り曲げて使えるヘッドレストも付いていて、短距離向け機材としてはかなりレベルの高いシート!
テーブルは2つ折りの先頭列仕様。広げたらグラつきますが、2つ折りにすれば安定します。
尚、この便では前4列がビジネスクラスとして宛がわれましたが、乗客は私を含めて僅か5名と少なく、お陰でシートを1列独占で使えました!エアバスは窓側のスペースが狭いので、こうして中央の席に座って両側を物置として使えると快適です!
機内食メニューが配られる
さて、離陸後間もなくして機内サービス開始!今回はチーフと思われる男性CAが世話をしてくれましたが、ノリが良くてとても気持ちの良い対応!日本のエアラインでももっと男性CAを増やせば良いのに、といつも感じてしまいます。
初めに配られたのは、機内食メニューとお絞り。お絞りは簡易的な袋詰めのタイプながら、中身はしっかりした厚手の布製です。
機内食メニューを見てみると、三つ折りの中央が機内食、右側がドリンクのメニュー。
食事は前菜・メイン・デザートの3コース立てになっていて、メインは牛肉かベジタブルの2種類から選べる模様。“LUNCH DINNER”とあるので、恐らく朝食の時間帯以外は全て同じメニューになるのだと思います。10年物のポートワインが美味い!
アルコールのメニューは、ビールに加えて数種類のリキュール、それに別紙でワインセレクトのリストもある様です。残念ながらシャンパンは無いですが、代わりにあるのが10年物のTawnyポートワイン。
折角なのでこの「Graham’s」の10年Tawnyを頂いてみましたが、豊潤な味わいと長い余韻、やっぱ熟成物のポートワインはいつ飲んでも美味しいですね~!
ポルトガルの航空会社で飲むポートワイン、やはりこのセレクトは間違い無いです。
ちなみにこのグラハム10年、楽天でも3,000円台強で買えるので、コスパ的にもGood!下手に高いワインを買うよりずっとお得ですよ。※現在は5,000円程度に値上げされています
なかなかレベルの高い機内食!
ドリンクのサーブからおよそ20分後、お待ちかねの機内食が到着!見た目の彩りはやや地味ですが、ボリュームもしっかりあって、欧州線にしてはなかなか豪華な機内食です。
メインはビーフ(Veal, Barbecue and Topinambour Puree)を選択しましたが、味の程は上々!肉はしっかりとした良い感じの歯応えでプルンとした口当たりも良く、キクイモ(Topinambour)のピューレソースも美味しいです!
前菜はハタ(魚)を使った料理ですが、ライムの酸味が利いていて、こちらもなかなか良い味!
一方、デザートは2層になったチョコレートムース。エールフランスの極上スイーツには敵いませんが、甘さ控えめでクルミの風味が良いアクセントになっています。
尚、パンはバスケットから選べて種類は3種類。こちらもフランスのパンには及びませんが、どのパンもカリッとした食感が楽しめるのはGood!
サービスの良いTAPポルトガル航空
と言う訳で、なかなか満足のいくフライトが味わえたポルトガル航空のビジネスクラス!3時間40分の比較的長いフライトでしたが、美味しいポートワインに酔いしれながらボーっとしていたらアっと言う間でした!
リスボン空港のラウンジも良かったですし、TAPポルトガル航空のサービスの良さが光った今回のフライト!
しかし…、リスボン空港へ到着してから大変な事態に苛まれる事となってしまいました!それについては次回お伝えしたいと思います。
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