ロストバゲッジ体験談!荷物はいつ届く?手続きと対応について

あ~最悪!!ポルトガルのリスボンからTAPポルトガル航空でハンガリーのブダペストに着いたのですが、なんとまさかのロストバゲッジ…。

果たして自分の荷物は戻ってくるのか…?今回は、ロストバゲッジにおける手続きの内容や対応について、私の体験を元にお伝えしたいと思います。

ブダペスト国際空港で遭遇…

ブダペスト・バゲッジクレーム

悲劇のロストバゲッジに遭遇したのは、ハンガリーのブダペスト(リスト.F)国際空港。リスボンから到着して荷物が出てくるのを待っていたのですが、待てど暮らせど出てこない…。

ブダペスト空港荷物受け取り

今回はTAPポルトガル航空のビジネスクラス搭乗でプライオリティタグがついているので、優先的に流れてくるはずなのですが、いつしかエコノミークラスの荷物が出てくる様になり、そして間もなくしてベルトコンベアーがストップ…。

遂に、私の荷物が出てくる事はありませんでした…。

Lost luggage」カウンターで手続き

ブダペスト空港ロストバゲッジカウンター

呆然としながらも、バゲッジクレーム内にある“Lost luggage”と書かれたカウンターへ行って「自分の荷物が出てこない」と言ってチケットを見せた所、担当のおばちゃんがPCをカタカタと操作。

やがて私の荷物の在り処が判明した様で、話によるとまだリスボン国際空港に残ったままになっているらしい…。

手荷物タグ

何故私が乗ってきた便に積み込まれなかったのか?係員に尋ねても原因は不明な様子…。次の便で届けられるとの事ですが、リスボン⇔ブダペストは1日1便しか飛んでいない為、荷物の到着は明日になってしまう様です。

lost-luggage/書類

荷物は到着次第、宿泊先のホテルに届けてくれるそうなので、渡された紙にホテルの住所や氏名・メールアドレス・電話番号・パスポート番号などを記入。

手続きが完了すると証明書が発行され、これを宿泊先のホテルに提示しろと言われました。

アメニティキットが貰える

lost-luggage/アメニティのポーチ

そして、書類と共に渡されたのがこちらのポーチ。係員曰く、これはロストバゲッジの客に配布しているアメニティキットだそうで、せめてものお詫びだとの事。

lost-luggage/アメニティの中身

男性用・女性用それぞれある様で、男性用の中身はハミガキセットに髭剃り、シェービングクリーム、シャンプー、デオドランドジェル、クシ、綿棒、それにTシャツまで入っていてなかなか充実していますが、洗顔石鹸や化粧水、乳液など肝心な物が入っておらず、結局殆ど使う事は無かった…。

スターアライアンスのポーチ

ただ、このポーチはサイズ的にも使い易いですし、水を弾く素材なので後の旅行にも便利!やや安っぽい仕様ですが、STAR ALLIANCEのロゴもカッコ良くて、なかなか使えそうです。

配送状況をネットで確認できる

lost-luggage/確認サイト

尚、係員から渡された書類にはURLが書かれていて、これにアクセスするとこの様なページが出てきました。これは「WorldTracer」と言って、世界中のロストバゲッジの荷物追跡調査が出来るサイト。

lost-luggage/WorldTracer

lost-luggage/バゲッジの種類

先ほどの書類に記載された荷物番号を入力すると、荷物が乗る予定のフライト名やバッグの特徴などが表示されます。

これによると、私の荷物は予定通り翌日のフライトで到着するとの事ですが、しかし翌日の夕方になってもこの表示のまま変わりませんでした。どうやらクロネコヤマトの様に、リアルタイムで追跡してくれるものでは無い様です…。

結局、荷物が届いたのは…

荷物

結局のところ、荷物が届いたのは二日後の朝。空港からのデリバリーが予想以上に時間が掛かって、予定の便がブダペストに到着してからほぼ丸一日経ってしまいましたが、まぁとにかく無事に届いたので良かった…!

lost-luggage/タグ

スーツケースを見ると、チェックインの際に貼られたプライオリティタグは外されていて、代わりにロストバゲッジ用の新たなタグが貼り付けられています。

その他、特段ぞんざいに扱われた様な跡は見られませんでしたが、巻きつけておいた赤いベルトは見事に紛失…。まぁ安物なので別に気にしませんが。

lost-luggage/下着を買う

また、荷物が無い状態で2晩過ごす羽目になってしまったので、下着やアメニティなど数千円分の出費を余儀なくされました!

こういった出費に関しては基本的に航空会社は保障してくれませんが、海外旅行保険ならオプションで付けられる場合も多いので、入っておくと安心かもしれません。

意外と起こりうるロストバゲッジ…

lost-luggage

と言う訳で、自身初のロストバゲッジ。こんな事、滅多に起こるもんじゃないと思っていましたが、やはりこういう形で遭遇すると、保険への加入や貴重品の管理など、いつでも備えは必要なんだなという事を改めて実感させられます。

今回はブダペストで数日滞在する日程だったからまだ良かったものの、これがもし1日で移動する様なタイトなスケジュールだったら、もっと大変な事になっていたかもしれません。

到着ロビー

それにしても、ビジネスクラス専用のチェックインカウンターで丁寧な手続きを受けたにも関わらずロストバゲッジだなんて、ほんと出発地のリスボン国際空港の対応の悪さには呆れますね。同空港は世界的に見ても対応の悪い空港として有名だそうですが、こういう事なのかと納得…。

利用する予定のある方は、くれぐれも注意して頂きたいと思います。