前回お伝えしたロシア・イルクーツクの「130地区」ですが、今回はその中にあるロシア料理店Рассольник(Rassolnik-ラッソリニク)をレポートします!
歩き方ガイドブックにも載る様なベタなレストランですが、写真つきメニューで選び易く、味もなかなかGood!価格も手ごろですし、行って損は無いおススメのレストランです!
♪こちらも合わせてどうぞ→「イルクーツク」記事一覧と旅行ガイド
目次
130地区にあるレストラン
レストランRassolnikの場所は、イルクーツクの繁華街「130地区」の中。但し、入口はメインストリート沿いには無く、1本外側の幹線道路(3 Iyulya St.)の方へ周る必要があります。
茶色い丸太の外壁の建物の横に入口があって、階段を使って地下へと降りてゆきます。営業時間は12:00~24:00、週末は26:00まで営業。
インテリアは旧ソ連時代を彷彿
店内はなかなか広々!天井が高く、地下である事を感じさせない明るさがあります。ちょっと高級感漂う店内ですが、私服で全然OKですし他の客も超カジュアルスタイルなので心配は要りません。
店内のインテリアに目を向けると、古いカメラやラジオ、タイプライター等がディスプレイされていて、アンティークを演出。これはソ連時代を意識した内装になっているそうで、壁に設置された昔のテレビからは、古いコメディー映画も流れています。
英語併記メニュー
この店のメニューですが、コンセプトはロシアの家庭料理。地元シベリアの食材を使ったメニューもあるのだとか。
英語メニューがある他、一部の料理には写真がついているので選び易く、中国語も併記されているので、英語と併せて漢字を読むと解読し易いです。
ドリンクはビール等のアルコールもありますが、最も種類豊富なのはTeaメニュー。ジンジャーティーやラズベリー、さくらんぼの入ったTeaなど、様々なフレーバーティーが数多く揃っています。
ベリーのドリンクと美味しい“お通し”
「Strawberry and chokeberry drink」を試してみましたが、ベリーの風味が際立つホットティー。しかしガツンと来る程の甘さがあるので、ちょっと食事には向かないかも…。
くどい甘さじゃないので、食後の一服は良いかもしれません。
尚、“お通し”としてパンの他にペースト状の料理が提供されました。店員によると、これはベジタブルソースでパンに漬けて食べろとの事。
見た目はマスタードの様ですが、食べてみるとニンジンや玉ねぎなど様々な野菜の風味が引き立つおいしさ!冷製なので夏にはピッタリ、これはとても美味しかった!
手の込んだロシア料理
さて、今回注文した料理は2品。先ずは前菜として頼んだのは「ミモザサラダ」。日本で食べるサラダとはかなり見た目が異なりますが、ケーキの様にカットして取り分けるのがロシアスタイルなんだそう。
断面を見ると、ミルフィーユ状に4層にも重なっていて、とても手が込んでいます。味はサーモンフレークの様な風味が先行しますが、様々な食感が口の中で交差。これはなかなか日本では味わえない料理ですね。
そしてメインに選んだのは「Cherry and cinnamon dumplings」。揚げ餃子っぽい分厚い皮の中に、チェリーの実がギッシリ!多少しつこさの残る甘さがありますが、白いプレーンヨーグルトの様なクリームにつけて食べるとちょうど良い感じになります。
甘酸っぱくてベリー好きにはたまらない一品ですが、この甘さはちょっと食事には合わないかなと…。でもデザートとしては十分アリですし、是非渋みのあるお茶なんかと一緒に頂きたいものです。
観光地ながらお得なプライス!
お会計は805RUB(≠1,368円)。お通しやパンの料金も取られず、観光地のど真ん中にありながら、なかなかお得なプライスです!(クレジットカードOK)味も良いですしボリュームもしっかり、また店員は英語が堪能で対応も良く、とても気持ち良くランチタイムを過ごせました!
ガイドブックにも載っている有名店ですが、この内容なら文句なし!機会のある方は是非訪れてみて下さい!
Rassolnik
- 住所:Ulitsa 3 Iyulya, 3, Irkutsk, Irkutskaya oblast
- 営業時間:12:00~24:00(金土は26:00迄)
- ホームページはコチラ
「イルクーツク」記事一覧と旅行ガイドはこちら↓