グロッケンシュピールの仕掛け時計で有名なミュンヘンの新市庁舎ですが、ここの中庭にレストランがあるのをご存知ですか?歴史的な建物に囲まれた空間にテラス席があって、なかなか良い雰囲気を楽しむ事が出来ます!
今回は、こちらのレストラン「Ratskeller(ラーツケラー)München」でカフェタイムとディナーの2回利用しましたが、料理の味は如何ほどか?レポートしたいと思います。
目次
ミュンヘン市庁舎の中庭にあるレストラン
言わずと知れた、ドイツ・ミュンヘンの新市庁舎。旧市街の中心にあって、前回お伝えした仕掛け時計のパフォーマンスでも有名ですよね。
レストランRatskeller Münchenは、この新市庁舎の中庭にあります。中庭への入口はマリエン広場側の時計台の真下、ここから入ると中庭の方へ抜ける事が出来ます。
中へ入るとこの通り、パラソルの開いたテラス席がギッシリ!この中庭全体がRatskeller Münchenのレストランになっていて、席数もタップリ!4人掛けのテーブルが50近くはあったかと思います。
ここから見上げると、新市庁舎の歴史的な建物が目の前!仕掛け時計のある時計台の裏側も、間近で見る事が出来るのは良いですね。
今回、カフェタイムとディナーの2回訪れましたが、人が多い割に席数が多いので、必ずどこかは空いています。カフェスタイルの店なので、空いている席に勝手に着けば、やがて店員がオーダーを取りに来てくれます。
ちょっと割高なメニュー
渡されたメニューはドイツ語オンリーですが、写真付きなので問題なし!ドイツらしく、ソーセージやポテトを使った料理がズラリ。でもメイン料理の価格は€15~20程度と、ちょっと割高な感じがしますね。
フライドポテト等の軽食、デザートも一通り揃っています。
そしてドリンクメニューですが、アルコールはビールをはじめ各種リキュールの他、Digestif(食後酒)に凄まじいくらいのラインナップがあります。コーヒーは、エスプレッソが€2.9から用意されているので、カフェとしての利用なら手軽に来れますね。※価格は為替レート等により常に変化します。流石はドイツ、ビールの味は本物!
今回は折角ドイツへ来たのだからと、ドリンクはビール一択!ビールのメニューを見てみると、地元ミュンヘンに会社を構えるLöwenbräu(レーベンブロイ)のビールが幾つも揃っています。
どのビールにするか迷っていたら、店員にラガービールがおススメだと言われたので、それに従う事に。
恐らくメニュー表の一番上「Löwenbräu Bier」かと思われますが、飲んでみるととても深い味わいでGood!泡はすぐに無くなってしまいますが、最後の一口まで美味しいビールです。流石はドイツだけの事はありますね。
でも500mlのお値段は€5.1!地元だと安くて美味いビールが飲めると思っていたのですが、ちょっと甘かった…。
料理とケーキの味は…?
さて料理の味ですが、先ずはカフェタイムに利用した時に頂いたチーズケーキから!
見るからに甘そうなチョコレートとホイップの乗ったケーキですが、思いのほか甘さは控えめ。ウィーンで食べるケーキの様なしつこさも無く、日本人好みの味で普通に美味しく頂けます。
そしてコチラがディナーで注文したRisottoというメニュー。それほど混んでいなかったのに、30分も待たされました…。
食べてみると、味はスパイシーなトマトリゾット。後からじわっと辛さがやって来ます。チーズの糸引きが僅かにあって、米だけではなく複数の豆の食感、そして味わい。
皿が異様に激熱なので、若干レンジでチンした感も否めませんが、味はまぁまぁ美味しい方かと思います。大皿に入ってボリュームありますが、それほど重くはないです。
テラス席は夏季限定
と言う訳で、計2回利用したRatskeller Münchenですが、歴史的な建物に囲まれて雰囲気も良く、人の出入りもそれほど多くないので、なかなか落ち着けて良い所です!
ビールは観光客プライスですが、味は悪く無いですし来て損は無いかと。ミュンヘンの中心部で食事場所に迷った際は、是非利用してみて頂ければと思います。
尚、このRatskeller Münchenの店舗はコチラ。中庭の一角に入口がありますが、悪天候時、また冬季はテラス席が設置されないので、その点はお含み置きを。
Ratskeller München
- 営業時間:10:00~翌1:00(日曜日は24:00迄)
- 定休日:基本的になし
- HPはコチラ
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