サクララウンジで食事後、スカイビューラウンジ(サクララウンジ・スカイビュー)にやって来ました。ここはワンフロアのみの構造ですが、思っていた以上に広々としていて快適な空間です!その居心地がどんなものか、レポートしたいと思います。
ちょっと不便なサテライト
サクララウンジ・スカイビューがあるのは、国際線ターミナルのサテライトに近い側。近年新たに新設されたエリアです。
館内MAPを見るとそれ程でもありませんが、実際に歩くと結構かかりますね。保安検査場から実に300mくらい離れているので、仕方ありません。
ここにはキャセイパシフィック航空ラウンジもあるので、ラウンジのハシゴはし易いですね。でも同日に2度訪れると、ちょっと恥ずかしい…。
広々としたダイニング
スカイビューラウンジがあるのは5階。サクララウンジのAENX版なので、ワンワールド・サファイアのステータスで入室できます。
ここにはダイニングやラウンジスペースの他、シャワーや喫煙所、授乳室にマッサージチェアと一通り何でも揃っている様です。
中へ入るとすぐにあるのがダイニングエリア。なかなか雰囲気良さげですね。
そして結構広い!MAPで見るよりもずっと広々としています。カウンター席中心ですが、座席数も十分用意されている模様。
食事のメニューは、サクララウンジと同じものが用意されています。このビュッフェの感じ、あの人でごった返したサクララウンジのダイニングと比べると、こっちの方がずっとスタイリッシュですよね。
アルコール類もメインのサクララウンジと同じ銘柄が置いてあります。
リラクシングスペースも十分な広さ
ダイニング以外のスペースも充実!様々なエリアがワンフロアで繋がっているので、広く感じますね。2階層に分かれているサクララウンジよりも、この方がダイニングとの行き来がし易くて利便性にも優れている気がします。
一部エリアはFirst Class優先となっていました。サテライト方面から出発する便への搭乗客に配慮したものなのでしょう。
“スカイビュー”ネーミングの基となったエリアも。ここが一番人気かと思っていたのですが、意外にも人は殆どいませんでした。窓ガラスに室内が反射して夜景が見えないからなのかも?
その他、一人用のソファースペースも完備!このエリアも非常に空いていたのでゆっくり出来ました。
マッサージチェアの使い心地は?
ラウンジの一番奥には、マッサージチェアの置いてある部屋があります。ラウンジ巡りで疲れた体を癒すべく、ちょっと使ってみたいと思います。
中は証明を落とした空間。パーティションで区切られた小部屋があって、全部で8室。空港ラウンジのマッサージチェアの数としては、かなり多い方ではないでしょうか。
このマッサージチェアは「メディカルチェアー3S匠」という機種で、普通に買うと40万円くらいするものです。まぁこんな大きな物を買って置いておくなんて、屋敷みたいな広い家でない限り無理ですけどね。
尚、チェアーは壁を向いているので、寝顔を見られる心配はありません!
ハンガーや靴べらも用意されています。
コースの選択に加え、指圧の強さや細かい位置の調整などが出来る様です。ここでは「ストレス解消」コースを選択した所、15分程のマッサージが行われました。
動作音に関しては、昔のマッサージチェアに比べたら随分と静かになったものだと感心しましたが、それでも“プシュー”というエアーが膨らむ音やモーターの動作音は気になるものです。
また、腕やふくらはぎを包み込む様なマッサージもありますが、どうも機械に締め付けられている様で私は好きじゃありません…。時には少し痛いくらいに締め付けられて、このまま腕や足が抜けなくなってしまうのではないか、と心配になります。それでもまぁ座り心地は悪く無いイスですので、気休めにはなるかと思います。仮眠室が無いので、ここを一つ確保して30分くらい眠るのも良いかもしれませんね。
本館よりも断然良い!
今回、羽田空港国際線のワンワールド・サファイア向けラウンジを3つハシゴしてきましたが、2階層に分かれてせせこましいサクララウンジや、必要以上に多すぎる係員の視線が気になるキャセイパシフィック航空ラウンジと比べると、このスカイビューラウンジは最も寛げる空間であると感じました!
食事の内容はキャセイに軍配が上がりますが、広い空間と多機能な設備を見ると、このラウンジをメインに使っても良いのではないかと思うくらいです。
アクセスはちょっと不便ですが、長時間寛ぎたい場合は断然こっちの方がおススメ!わざわざ来る甲斐がある、そんなサクララウンジ・スカイビューのレポートでした!
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